【パワハラ上司へ反論した結末】大人しい人間がキレたらどうなった?

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実は私、一度だけパワハラ上司にキレ返したことがあるんです。
たぶん半分壊れかけていた時期のお話です。笑

私は、いわゆる『大人しそうに見える人間』です。

 ”反論しなさそうな人”と舐められてる

 パワハラ上司が怒鳴ってきたら、1度怒鳴り返してみるべき

という意見も、ネットではたまに見ますよね。

今回の記事では、自他共に認める『大人しそうに見える』私が、パワハラ上司にキレた結末についてまとめています。
大人しそうに見える人間がキレた一例として、どなたかの参考になれば幸いです🍄

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パワハラ上司にキレた経緯

まずは、私がキレた経緯について説明します。
私はとある上司から、数年間に渡り『長時間怒鳴りつけられる』などのパワハラ被害を受けていました。
パワハラ上司に声を荒げてキレ返したのは、人生でこの1度だけです。

 

私は、とある会議を担当していました。
その会議は、外部の方もいらっしゃる大きな会議でした。

 

そのためプレゼン資料(決定稿)は、会議の1週間前にパワハラ上司に手渡しました。
ところが会議の前日になって、パワハラ上司から資料の修正を命じられたんです。

 

そんなことはよくあることなので、修正するしかありません。
しかし会議の前日、私には1日出張に行く予定が入っていました。
ちなみに、その出張を命じたのもパワハラ上司です。

 

出張から戻ってきたのは、17時過ぎ。
その後、会議の資料を急いで修正して、18時にはパワハラ上司に渡しました。

 

すると、パワハラ上司はいつもどおりぶちギレです。

修正を命じたのは今朝なのに、もう18時じゃないか!
どうして計画的に業務を行わないんだ!
次からはもっと段取りを考えろ!!

などと、時間もないのに文句ばっかり←

 

私が『申し訳ございません』と言っても、修正された資料を確認する気配は一切ありませんでした。

 

そのときいつもなら謝り続けるのですがその日は体調も悪く、早く帰りたかった私はつい反論してしまいました。

段取りを考えて、1週間前には資料のチェックをお願いしました。
今日は1日出張を命じられていたので、これ以上早く修正をするのは難しかったです。


このときは冷静なトーンで反論しましたが、珍しく私から反論されたパワハラ上司はさらに怒りだしました。

上司に向かって、なんだその言い方は!
君は大丈夫か!?
常識としてどうなんだ!?

私は、おそらく「常識」というワードに引っ掛かってしまったんだと思います。

 

毎日怒鳴られても、私はこの日まで1回も怒鳴り返したことがありません。
それなのに、普通に反論しただけで『常識のない社員などと言われないといけないのか?』と。

 

私の頭のなかで、ぷつんと糸が切れました。

段取り考えるのは、◯◯上司の方じゃないですか!
私は、1週間も前に資料を手渡したはずです!!
そもそも今日の出張も、会議の前日だと分かっていて私に指示したのは◯◯上司でしょ!?

と、パワハラ上司と同じくらいの口調で怒鳴り返してしまいました←

 

『もういい!!!』とパワハラ上司は憤慨しました。

私は「もういい」と言われたので『じゃあこの資料で印刷します。』と言って、明日の会議の資料の準備に取り掛かりました🍄

翌日、係長に注意された話

翌日、係長からわざわざ会議室によびだされました。
序列は、私<係長<パワハラ上司です。

 
そして『上司に対して、あぁいう口の聞き方はよくない』と注意されました。
ちなみにこの係長は、昨日の残業時間中は私とパワハラ上司の口論を黙って聞いていただけです。

 

おそらくパワハラ上司の差し金もあったのでしょう。
ただ、係長は「とりあえず」で私を注意したわけではありません。

どんな理由があったとしても、上司に非常識な言い方はしてはいけない。
昨日のあなたの言い方は、常識で考えて、上司への話し方ではなかった。
どこの組織でも、上司への口調というものがある。

などと、本気で注意されました。

 

正直思い出すだけで腹が立つんですけど、偉そうに正論を振りかざすこういうタイプが1番嫌いです←

私は反省したのか?

はてさて、係長のありがたーいお話の後、私は反省したのかというと、、、

全く反省していません。笑
正直、今でもこの係長は「あり得ないな」と思っています。

 

「上司に、非常識な口の聞き方はしてはいけない。」
ここだけ切り取ると、正論です。

 

でも、それ以前に「部下に対して、日常的に大声で怒鳴ってはいけない。」と、上司に進言するべきだと私は思います。

 

私は、係長の前でも、パワハラ上司から何度も怒鳴りつけられました。
係長は、毎日「見て見ぬふり」をするだけでした。
仲裁に入ってくれたことも、後から上司を注意してくれたことも、数年間の間に1度たりともありません。

 

にもかかわらず、私がたったの1回、パワハラ上司と同じトーンで言い返したことに対して、わざわざ私を個室に呼び出して注意する。

 

私は、その人間性を軽蔑してしまいました。
反論する気もおきないくらい、軽蔑しました←

 

パワハラ上司の暴言には目を瞑り続け、部下が1回反論しただけで意気揚々と注意しにくる。
そんな人が係長だから、私の元職場は休職者が多かったのかもしれません🍄

 

ちなみに日本の職場って、世界一ギスギスしているらしいですよ。
こんな本が話題になっているくらいなので、私の元職場の話も実際にはよくあることなのかもしれません。
読んでみたら私の元会社の状況にあてはまっていることも多くて、少し笑ってしまいました。笑

 

おすすめの本

 

大人しい人は、「常識がある人」

これは、友人の見解です。
友人いわく「職場にいる大人しそうな人は、ほとんどが常識的な人」だそうです。

 

◎ 他人と、言い争いをしたくない
◎ 相手と同じ土俵に立っても、意味がない
◎ トラブルは面倒


この3つに共感できる方は、いたって常識的な方だと思います。
そして自分の意見を強く主張しないことから、周りからは「大人しい人」と思われているかもしれません。

 

友人に上に書いた一件を相談したところ、
「常識のある人が非常識な人に怒鳴り返したところで、恐怖心を与えないから効果がないんだよ。」と言われました。

ネットでよく書かれている「一度怒鳴り返してみるべき」という意見は、あくまでも常識に欠ける人が怒鳴り返してくるから、「怖い」「面倒だ」と思われるんだそうです。

 

私は、友人の話がなんとなく理解できました。

普段は大人しい人が、キレると怖い。
それは、「大人しそうに見えてたけど、実際は何をするか分からない人だったんだな」と思われたときだと思います。

極論ですが、 大人しそうに見える部下が、怒鳴られた途端に鞄からカッターナイフを取り出したら、とっても怖いですよね。笑

 

結局「根は、常識的な人」が怒鳴り返したところで、パワハラをするような非常識な人からするとは別に怖くもないし、「面倒な人」という印象を与えることもできないんだと思います。

 

実際、当時の私の係長は、部下がパワハラ上司からどれだけ怒鳴られてても見て見ぬふりをしていました。
その理由の1つは、面倒だからだと思います。

でも、私に注意するのは面倒じゃなかった。
私が、その場で係長を怒鳴り付けたり、物を投げつけたりしないって分かってたんですね。

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まとめ

結論としては「大人しそうな人が、キレる」は、大きな効果はありません。
辞めときましょう。笑

 

効果があるのは「大人しそうに見えるけど、実は非常識な人」がキレたときだけです。
正確にはキレたことで、危険性のある人物だと明らかになったときですね。

 

「常識のある人」は、安心感を与えます。
その結果、非常識な人からは舐められやすくなります。

 

「常識のない人」になれば、何をするか分からないという恐怖心を与えます。
「面倒な人」だと思われ、あなたに何かを言ってくる人は少なくなるでしょう。笑

 

じゃあ「非常識な人だと思われるくらいキレてやる!」という人もいるかもしれませんが、それはおすすめしません🍄
もともと常識のある人が完全に非常識な人だと思われることは、想像以上に難しいからです。

 

根底にある「根は常識的だろう」という考えを覆すレベルでキレ返さない限り、無理だと思います。
そんなこと、病気になるまで追い詰められない限りできません。笑

 

こういう上司に遭遇してしまったら、「耐える」か「逃げる」しか方法はないように思います。
私は逃げました🍄

 

この記事を読んでくださっている方で、同じようにパワハラ上司に苦しめられている方もいらっしゃると思います。
パワハラ被害を受ける方は、大人しそう、優しそうに見える方が多いです。
そして、実際に優しく常識がある方だからこそ、舐められてしまうように思います。

 

パワハラ上司のせいで、もともと持っている"優しさ"や"真面目さ"を失くしてしまっては勿体ないです。
病気になるまで追い詰められる前に、「逃げる」という選択肢を考えてみてほしいと思います🍄

 

ちなみに私はdodaを利用しました。
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パワハラに合わないように自衛する方法については、以下の記事にまとめているので参考にしてください。

 


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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