【簿記2級】1ヶ月間の独学で合格しました!勉強方法とおすすめのテキストについて|独学のコツと勉強スケジュールを公開🌻

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簿記2級に1ヶ月間の独学で、無事に合格することができました!

 実際に使った参考書

 簿記試験におすすめの電卓

 1ヶ月で合格するための勉強方法
 1ヶ月間の具体的な勉強スケジュール

について詳しくまとめています!

資格試験は勉強前の情報収集がとても大切です。

短期間の勉強で簿記2級を取得するために知っておくべき3つのポイントも解説しているので、ぜひ参考にしてください!

電卓は、簿記試験では定番のSHARP早打ち機能つき12桁電卓を購入しました!

1ヶ月で合格するために知っておくべき3つのポイント

勉強を始める前に、次の3つのポイントを必ず頭の片隅に入れておきましょう!

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勉強の軸は『動画』に置かない

1ヶ月で簿記2級に合格するためには『書籍』を中心に勉強することが鉄則です。

 

ネットを検索すると『YouTubeなどの無料簿記講座のおかげで合格できた!』という声もたくさんあります。

 

しかし簿記2級の基礎知識を全て動画で習得しようと思うと、かなりの時間が必要になってしまうんです。

 

1ヶ月で合格までたどり着きたい人は『勉強の主軸はあくまでもテキストに置くこと』が大切です。

 

テキストでの学習を順番に進めて『どうしても分からない分野のみYouTubeの動画で補足する』という流れを心掛けましょう🍄

私が使った参考書はこちら

① スッキリわかる商業簿記
② スッキリわかる工業簿記

試験概要を把握する【難問は第2問】

勉強を始める前に、試験概要を大体でいいので把握しておきましょう!

 

第1問から第5問まで、それぞれ異なる分野が出題されます。

第1問:商業簿記の仕訳5問
第2問:連結会計など
第3問:B/S、P/Lの作成
第4問:工業簿記の仕訳+α
第5問:標準原価計算など(シュラッター図の作成とか)

試験時間は90分間です!

工業簿記は難しくない

簿記2級では、全部で5つの大問が出題されます。

 第1問~第3問が商業簿記

 第4問~第5問が工業簿記

テキストを読み始めたときは『工業簿記のほうが難しい!』と思うかもしれません。

 

でも本番の試験では、工業簿記のほうが簡単ということは頭の片隅に入れておきましょう。

 

工業簿記の問題は、応用を問われることがほぼありません。
本番の問題は、予想問題集に載っている問題と似たような問題が出題されることが多いです。

 

そのため、極端に苦手意識を持つ必要はありません。
次の項目でおすすめしている予想問題集を9回分ちゃんと解けるようになれば、本番の問題は簡単に感じると思います🍄

 

私が使った参考書と電卓はこちら

私は次の3冊を購入しました!
簿記2級に最短で合格するためには、何冊も使って勉強するよりもこの3冊に集中して取り組むほうが確実だと思います。

① スッキリわかる商業簿記

 

② スッキリわかる工業簿記

 

③ スッキリうかる予想問題集

 

電卓は、色々と調べた結果『SHARP製 学校用電卓』を購入しました!

 

この電卓は、公認会計士の方々の間で『1番使いやすい』と評判の電卓です。
試験会場や普段の職場で『多くの人とお揃いになってしまう』ということが唯一のデメリットらしいです。笑

 

実際に使って見たところ、大きさもちょうど良くて私はとても使いやすかったです。

 

特に簿記の試験をテストセンターで受験する予定の方は、大きすぎる電卓を使うと机が狭くなってしまいます。

 

この電卓は長方形のため、机の上にも省スペースで置くことができます。

 

もちろん早打ち機能つきでボタンも押しやすいので、特にこだわりがない方はこちらの電卓を選んでおくと間違いないと思います。

 

合格するための勉強方法

では具体的な勉強方法について、解説していきます!

 

1ヶ月という短い期間で合格するコツは、参考書での学習は『勉強の下地をつくる』程度に留めておき、メインの学習は予想問題集で行うことです。

 

テキストは、あくまでも次の目的のために1周します。

① 知識を体系的に頭に入れるため
② 予想問題集の『解説』を理解できる状態にするため

『予想問題集を解ける状態にするため』ではないため、テキストを使った勉強には時間をかけすぎないことが大事です。

 

私は次のスケジュールで勉強を行い、1ヶ月で無事に合格することができました🍄

1週間目

 5日間で『商業簿記』のテキストを読む
 2日間で巻末問題を
復習する

2週間目

 5日間で『工業簿記』のテキストを読む

 2日間で巻末問題を復習する

残り3週間

 予想問題集を『分野ごと』に解く

 

勉強は『商業簿記のテキスト』から始める

 商業簿記のほうが、分かりやすい
◆ 商業簿記のほうが、本番の試験の難易度が高い

以上の理由から、勉強は商業簿記から開始することがおすすめです🍄

 

簿記2級では、工業簿記が新しく出題範囲に加わります。
3級でも出題される商業簿記のほうが、1から勉強しなければいけない工業簿記に比べると勉強がスムーズに進むと思います。

 

また本番の試験での難易度は、商業簿記>工業簿記と感じる人が多いです。
これは工業簿記では、応用的な問題があまり出題されないからです。

 

商業簿記と比べると、工業簿記はテキストで見たことあるような問題が多いんです。

 

そのため1ヶ月間という短期での合格を実現するためには、商業簿記から勉強を開始し、全体的な学習期間においては商業簿記を長く確保することが重要になります。

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『商業簿記』の勉強スケジュール

① テキストを1日100ページずつ読む
② 読んだ分野の巻末問題を解く
③ ラスト2日間で巻末問題を全て復習する

商業簿記のテキストは、全部で約500ページです。
5日間でテキストを1周することを目標に、1日につき100ページずつ読みましょう。

 

テキストの内容は『なんとなく分かった』くらいで大丈夫です🍄

 

そしてテキストを読んだ後は、その日のうちに読んだ範囲の巻末問題を解きましょう。
ポイントは、分からなかったら速攻で答えを見ることです。

 

本格的な勉強は、後で予想問題集を使って行います。
テキストの段階では、解き方を考えるよりも問題を知ることが大事なんです。

 

私は『通勤時間にテキストを読む⇒家に帰ってから巻末問題を勉強する』という流れで毎日勉強していました。

 

この流れで勉強すると、5日間で商業簿記のテキストを1周した状態になります。
残りの2日間で『テキストの巻末問題』を改めて解きまくりましょう。

 

この2日間は、仕事や学校が休みの日に来るように調整するのがおすすめです🍄

おすすめのテキスト

 

『工業簿記』の勉強スケジュール

① テキストを1日100ページずつ読む
② 読んだ分野の巻末問題を解く
③ ラスト2日間で巻末問題を復習する
④ 1日1回『商業簿記のテキスト』を開く

商業簿記のテキストが1周できたら、次は工業簿記の勉強を開始しましょう!
勉強の流れは、先ほどの商業簿記と同じです。

 

そして工業簿記を勉強している間は、10分だけでもいいので、商業簿記のテキストを毎日開くようにしましょう。

 

1日10分でも開いておくと、記憶の定着率が全然違うのでおすすめです🍄

 

おすすめの復習分野は、固定資産の減価償却です。
この分野はとても大事なので、復習時間がとれない方はこの分野に絞って復習しておきましょう。

おすすめのテキスト

 

自信がなくても『予想問題集』の勉強に移る

商業簿記と工業簿記のテキストを1周した後は、予想問題集を使った勉強に移りましょう!

 

このときですが『テキストの巻末問題』を自信をもって全て解ける状態になっていなかったとしても、予想問題集を使った勉強を始めたほうが良いです。

 

その理由は実際に出題される問題参考書の巻末問題は、問題形式が全く違うからです。
時間をかけて巻末問題を何度も解いたとしても、合格点に到達することは難しいんです。

 

簿記2級に合格するためには『予想問題集を解きながら、分からない部分をテキストで補足していく』という流れが大切です🍄

 

おすすめの予想問題集

 

予想問題集は『大問ごと』に勉強する

予想問題集を使った勉強は、大問ごとに勉強を進めていくことがポイントです。

 

試験形式で時間を図ってまとめて解くのは、実はとても効率が悪いんです。
これを行うと、勉強時間が3倍はかかってしまいます。

 

その理由は、簿記の問題は問題文の理解にかなり時間がかかるからです。

 

◆問題を1問解く ⇒ 答え合わせをする◆
この流れで勉強すると、答え合わせのときに問題文を改めて読む時間を節約することができます。

 

予想問題集には、全部で9回分の模擬試験が収録されています。
具体的には、次の流れで勉強をすすめると効率が良いですよ🍄

① 『第1回模擬試験』の第1問だけを解く

② 答え合わせをする
③ 『第2回模擬試験』の第1問だけを解く
④ 答え合わせをする



これを『第9回模擬試験』まで繰り返す

第2問~第5問も、同じ流れで進めましょう!

 

実際にやってみると分かりますが、1日に同じ分野の問題を繰り返し勉強するとより理解が深まりますよ!

 

おすすめの電卓

 

ネット模擬試験は仕訳問題だけやる

★ 勉強はテキスト9回分のみで充分!

予想問題集には、9回分の予想問題集に加えて5回分のネット試験模擬プログラムが収録されています。

 

しかしネット模擬面接は、解説もネット上にしか表示されないんです。
1度やってみると分かりますが、繰り返しの学習にはあまり向いていないように思います。

 

簿記2級に合格するためには『同じ問題を繰り返し解く』という作業がとても大切なんです。

 

そのため同じ時間を使うなら、テキストの問題を繰り返し解くほうが合格率が上がります。

 

私はネット模擬試験は、第1問と第4問の仕訳問題のみ全問を解きました🍄

 

ちなみに実際のネット試験では、テキストの問題よりも少し易しめの問題が出題されます。
そのため勉強するのは、テキストに載っている9回分の予想問題集のみで充分かなと思います。

 

『第1問』は満点を狙わない

★ 5問中3問とれたら充分!

第1問では、商業簿記の仕訳問題が5問出題されます。
この仕訳問題は、一般的には満点をとるのは難しいと言われています。

 

1問から2問は、難しい問題が出題されることが多いそうです。
テキストにも、そのように書かれていました。

 

そのため本番では『仕訳問題だから満点をとらないと!』と時間をかけすぎないように気をつけてください。

 

『5問中3問とれたら充分』という気持ちで、分からない仕訳問題が出た場合は焦らずに、落ちついて次の問題に移るようにしましょう🍄

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第2問の対策について(難問対策)

簿記2級は、第2問が難しいです。
多くの受験者が、この第2問で苦戦することになります。

 

1ヶ月で合格するための第2問の攻略法について、具体的に解説します🍄

『連結会計』は理解することを諦める

簿記2級を1ヶ月で取得したい人は、連結会計は理解することを諦めたほうが良いと思います。
『連結会計を完璧に理解したい!』という方は、1ヶ月ではまず無理です。

 

よほど頭のいい方を除いては、選択肢は次のどちらかしかないのが現実です🍄

 連結会計の本質の理解を諦めて、1ヶ月で合格点に到達する

 1ヶ月で合格するのを諦めて、連結会計をしっかり理解する

ただし『理解するのを諦めて、時間をかけて丸暗記しよう』という意味ではありません。

 

『連結会計』は解説を読むと難しそうに見えますが、

◎ 仕訳の流れ

◎ 連結会計の解き方の手順

が実は決まっているので、問題を解くことはそんなに難しくないんです。

 

難しいのは『なぜその仕訳をするのか』という、本質的な理解の部分です。
そして、そこに拘っていると時間だけが過ぎていきます。

 

連結会計の勉強方法

予想問題集の細かい解説を理解することは、とりあえず諦めましょう←
連結会計は、次の記事でご紹介している2本の動画を見てから予想問題集を解くことで、ちゃんと得点できるようになります。

 

※動画リンクをたくさん載せると画面が重くなってしまうため、他の分野も含めてこちらの記事にまとめています。


私は『連結会計は意味不明』の状態でしたが、上の記事で紹介している動画のおかげで本番では16点/20点を獲得できました!

 

連結会計を捨てる選択肢はあり?

『連結会計は捨てようかな』と私も思っていました。笑

 

しかし、第2問はほぼ連結会計が出題されると思っておいたほうが良いです。
私の周りの人達も『連結会計が出題された』と話している人ばかりでした。

 

ただ配点だけを考えると『連結会計以外で満点をとれるくらい勉強しておけば、合格できる可能性はある』とは思います。

 

ただですね、先ほどおすすめしたYouTube動画を見ると、連結会計は想像以上にちゃんと得点できるようになります。

 

他の分野を頑張って極めるよりも、動画を見て『連結会計をとりあえず解けるようにしておく』ほうが絶対に早いし確実だと思います🍄

試験本番の解く順番

私は次の順番で解きました!

 第1問

 第4問
 第5問
 第3問
 第2問

これは、一般的に言われている『時間がかからない問題順』になります。
調べたところ、この順番で解いている人はとても多かったです。

 

簿記の問題は、分からない問題に時間をかける結果になりがちです。
そのため、解きやすい問題から確実に解いていくことがおすすめです🍄

 

試験形式の練習は必要?

個人的な考えですが、簿記の試験においては試験形式の練習を行うよりも、ひたすら問題を解くほうが結果的に早く問題を解けるようになると思います。

 

私はネット試験の模擬試験を1度だけ、90分間を通して解きました。
しかし、その後の答え合わせ解き直しに結構な時間がかかったんです。

 

理由は先ほども書きましたが『改めて問題文を読むのに時間がかかるから』です。
時間が勿体ないなと思ったので、その後はひたすら大問ごとの勉強を繰り返しました。

 

『今日は第5問だけをひたすら解く!』みたいな感じで、第5問だけを9回分勉強したりしていました。

 

簿記2級の出題範囲は広いけど、本番の試験は予想問題集と似たような問題しか出題されないという特徴があります。

 

そのため大問ごとに繰り返し学習していると『またこの問題か』という問題を繰り返し解くことになります。
解説も似たような内容を繰り返し読むことになるので、嫌でも記憶に残ります🍄

 

パソコン操作に不安がある方を除いては、試験直前まで『1問解いてすぐに答え合わせ』を繰り返すことが個人的にはおすすめです。

 

まとめ【クアデルノが大活躍だった話】

あと簿記2級の勉強にはクアデルノという電子ノートがめちゃくちゃ便利でした!
クアデルノはPDFをダウンロードして、そのPDFに直接書き込みができる電子ノートです。

 

書き込みの消去もワンタッチでできます。
そのため『簿記の解答用紙をダウンロードして、何回も同じ問題を解きなおす』ということがとても簡単にできます。

 

正直『クアデルノを持っていない人はどうやって簿記の勉強をしているんだろう?』と思ったくらい、とても快適に勉強を続けられました。笑

 

調べたところ、クアデルノもしくはiPadを使って勉強している人がとても多かったです。
やっぱり簿記の勉強をするときは、PDFに直接書き込みできるデバイスを何か使ったほうが効率的に勉強を進められると思います🍄

 

クアデルノのレビューもこちらの記事まとめているので、よかったら参考にしてください!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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