コップの水理論というのは、コップに水が半分入っているとき。
残っている水の量は同じでも、人によって捉え方が違うという考え方のことです。
私がこの考え方の重要性を知ったのは、いつもポジティブな友達に
◎ 人生で1番楽しかったこと
◎ 人生で1番最悪だったこと
について聞いてみたことがきっかけです。
この記事ではその時のお話と合わせて「コップの水理論」の本当の意味について解説しています!
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コップ理論とは?
まだ半分もある!と思う人もいれば♪
もう半分しかない...と思う人もいる...
小学校の教科書に書いてあった
私がこの考え方を知ったのは、小学生のときです。
たしか何かの教科書に、2匹の可愛らしいぶたのイラストが描かれていて。
2匹のぶたは、それぞれアメの入った瓶を持っていました。
瓶の中のアメの量は全く同じなのに、喜んでるぶたと残念そうなぶたが対照的に描かれていました。
そして『まだ半分もあると思うぶたもいれば、もう半分しかないと思うぶたもいる』という言葉が添えられていました🍄
先ほどの説明に使った文章は、この教科書のオマージュです。笑
大人になってからふと思い出した話
小学生のときにそのぶたの絵を見たとき、なんとなく『すごい!』という気持ちになり印象に残っていました。笑
大人になってから、あれは有名な考え方を分かりやすく絵に描いたものだったんだと知りました。
ただ印象に残っていたとはいえ、この考え方を実生活で生かすことは難しかったです。
私は、どちらかというとネガティブ思考の人間なので。笑
どう考えても『もう半分しかない...』と思ってしまうタイプの人間です。
でもそれはそれで仕方ないし、別に良いかなーと思っていました。
でも、あるときこの考え方の大切さを知る機会がありました🍄
友達に質問してみた話
『人生とくに楽しいことがないな』という気持ちになることはありませんか?🍄
私はあります。笑
たぶん誰にでもあると思うのですが、私の友達にめちゃくちゃポジティブな性格の子がいるんです。
その子は嫌なことがあっても、わりとすぐに立ち直ります。
人生楽しいことのほうが多そうに見える子だったので、あるときふと『人生で1番楽しかったことって何だと思う?』と質問してみたんです。
そしたら思いがけない答えが返ってきました🍄
人生で1番楽しかったことはなに?
楽しかったこと?
うーん...特にないわ!笑
今日もご飯美味しかったとか?笑笑
いや、ないんかーい!笑
まさかの、ないという答え!!笑
いや、何かあるでしょ!と言ったのですが『それなりに楽しかったことはあるけど、取り立てて1番!これが最高!みたいなの考えたら別にないかなーって感じ』と言われました。笑
1番最悪だったことは?
ということは、この友達は特に嫌な思い出がないからいつもポジティブでいられるのかなーと思った私は、次は逆の質問をしてみました!笑
じゃあ、今までで1番最悪だったことは?
幼稚園のとき運動会で転んだことかな~
いや、小学校のときいじめられたことかも!
あ!高校の部活で骨折したほうが最悪だったかも!!
なんだか可哀想...!
私から聞いたものの、普通に気の毒なんですけど!となりました。笑
それなのに、なんでそんなに毎日楽しそうなんですか...?(←かなり失礼。笑)
長年仲の良い友達なので、これもオブラートに包んで聞いてみました🍄
すると、友達から意外な反論を聞かされました。
友達の反論
えーでも、別に今なんにも困ってないよ?
骨折したけど、傷も残ってないからラッキーじゃない!?
それに地震とかさ、家が崩れるとか怖いじゃん!
私、大きい地震とか1回も経験したことないもん!
避難所で寝泊まりとか絶対つらいじゃん~
やっぱ平和が1番だよ☆
こう言われると『確かに...!』と思いました。
この話を聞いたときに、小学校のときのぶたの話を思い出しました。笑
アメが半分入った瓶を持って喜んでいるのは、まさに友達で。
その隣で残念そうにしているのは、まさに私だなと思いました🍄
プラスの感情が増えるほうから物事を見る
コップ理論は「何事も良いところを見たほうが得」という単純な話ではありません。
大事なのは、自分の中にプラスの感情が増える方向から、物事を見ることができるかどうかという話です🍄
これは、ほぼ無意識の領域だと思います。
人にはそれぞれ、生まれもった思考のクセのようなものがあるんだろうなぁと思います。
でも思考のクセというのは、実は簡単に変えることができるらしいです!
「自分の中にプラスの感情が増える方向から、物事を見る」という考え方を知っているかどうかが、大事だそうです。
脳は、ほぼ習慣に基づいて思考する性質があるそうです。
いつもマイナスの方向からばかり物事を見ていると、ありとあらゆる物事に対してマイナスの面から見ることが習慣になってしまいます。
逆に、自分の中にプラスの感情が増える方向から、物事を見ることを習慣にすると、だんだん考え方が変わってきます。
私もだいぶ自己中...自分を大切にできる視点から物事を考えられるようになりました🍄笑
今を生きることができる人
これはコップ理論とは少し違う話にはなりますが、私の友達は「今を生きることができている人なんだな」とぼんやりと思いました。
たとえ過去に嫌な思い出があったとしても、別に今なんにも困っていないなら、確かにもはやどうでもいいことですよね🍄
『人生とくに楽しいことがないなー』と思うときは、必要以上に過去を遡ったり、未来を空想しているんだと思います。
でも、私たちは今にしか存在することはできません。
結局「今」を楽しく生きられる人が、1番幸せなんだろうなと思います🍄
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まとめ
みんな『幸せになりたい』って思いますよね。
誰だって、不幸せよりも幸せでいたいです。
でも、いつも幸せな人なんて現実にはいないんだと思います。
例えていうなら、コップに幸せの水が満杯の状態で日常生活を送っている人なんて、ほぼいないでしょう。
幸せそうな人というのは、どんな状況でも「物事の良い面を見る」という習慣ができているんだと思います。
だからこそ嫌なことがあったときに立ち直ることも早いし、日常の小さな幸せを「幸せ」だと感じることができるんだと思います🍄
私は友達の話を聞いてから、物事は良い面から見る習慣をつけた方が絶対に得だなと思うようになりました。
自分がネガティブ思考になったときは『私は今、どっちのぶたになってる?』とたまに自分に問いかけたりしています。笑
そのぶたの絵は探したけど見つからなかったので、この記事の冒頭には猫とウサギを使っています。笑
私と同じようにもともとネガティブ思考の方は、まずは自分が『いつもマイナス面から物事を見ている』と自覚することから始めるのがおすすめです🍄
落ち込んだときは、『今、猫とウサギどっちになってる?』と試しに自分に問いかけてみてください。
これを繰り返すと、だんだんとプラス面から物事を見る脳に変わっていきますよ🍄
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!