この記事では、私が実践したITパスポートの勉強方法についてまとめています!
私はもともとパソコン関係が苦手なため、この資格を取得することにしました。
独学でも、2週間で無事に合格することができました。
この試験はシステム関係の試験の中では、1番簡単な試験と言われています。
しかし、完全に初心者の私にとっては想像以上に難しかったです。
この試験を最短で合格する秘訣は、勉強方法です。
勉強方法さえ間違わなければ、誰でも2週間で取得することができます。
ぜひこの記事を参考に、最短で合格を勝ち取ってください!
ちなみに私は、参考書は使わずに『見るだけIT用語図鑑』で基本知識を頭に入れてから勉強を開始しました!
- おすすめの参考書
- ITパスポートは「簡単に取得できる」と知っておく!
- ITパスポートは”4択”の試験であることの意味!
- 勉強は「過去問道場」のみで充分!
- 過去3年分の過去問を「模擬試験」形式で学習する
- まずは、最新の過去問1回分を解く
- 1日に50問ずつ勉強する
- 「最新シラバスの重要単語」を確認しておく
- 【勉強のコツ】計算問題は飛ばしました!
- 試験本番の時間配分
- まとめ【試験結果】
おすすめの参考書
結論から言うと、資格を取得したいだけの場合は参考書は必要ありません。
特に私と同じく『完全にIT初心者の人』は、参考書はむしろ使わない方が良いです。
私は、最初に参考書を読んだ方が良いと考え購入しました。
しかし、初心者にとっては『全くもって意味不明』でした🍄笑
参考書には、知らない専門用語が大量に並んでいました。
こんなの覚えられるわけがないし、参考書を読むだけで膨大な時間がかかると思い、1度挫折しかけました。笑
初心者の場合は、ITパスポートの参考書を使って勉強をすると、試験が想像以上に難しいと誤解してしまいます。
時間もかかるし、勉強に対するモチベーションも下がってしまいます。
そのため、参考書で勉強するのは辞めておきましょう🍄
私は『ITの基本用語をざっと頭に入れてから、過去問演習を行う』という勉強方法にシフトしました。
使ったのは『見るだけIT用語図鑑』という本です。
こちらはイラストが多くてとても分かりやすく、試験が終わってからも辞書代わりとして長く使えるとても便利な1冊です。
ITパスポートは基礎知識の確認なので、この本と範囲ががっつり被っています。
『過去問演習を行う⇒知らない用語が出てきたらこの本で調べる』という流れが効率が良いのでおすすめです🍄
ITパスポートは「簡単に取得できる」と知っておく!
勉強を始める前に、ITパスポートは『想像よりも簡単に取得できる』と頭に入れておくことをおすすめします。
勉強を始めると、全く知らない専門用語がたくさん出てきます。
一般的には簡単な試験と聞いていたのに、難しいじゃん.....という気持ちになるかもしれません。
しかし、それは知らないから難しく感じるだけです。
ITパスポートは、出題範囲が広いようで実は狭いんです。
これから過去問を中心とした勉強方法を詳しくご紹介しますが、2週間の勉強で合格基準点に充分到達できます。
その理由は、何回も出題される頻出問題がとても多いためです。
おまけに試験は4択で、合格基準点は6割以上とそれほど高くありません。
知らない用語を覚えるのは大変ですが『覚える数と知識の定着度』は低くても合格できる試験なんです。
ちなみにITパスポートは、システム関係の国家試験の中で1番簡単な試験に分類されています。
【画像引用元】IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
覚える知識は一見難しそうでも、ひっかけ問題もなく、ある程度の勉強をすれば4択で6割はとれように作られています。
ぱっと見の難しさに騙されて挫折してしまうことなく、とりあえず2週間勉強を続けてみることをおすすめします。
ITパスポートは”4択”の試験であることの意味!
さらに2点予備知識として頭に入れておくべきことがあります。
1点目は、ITパスポートは『暗記するだけで合格できる試験』であるということです。
この試験では、1割程度ですが計算問題も出題されます。
しかし実際は、「計算方法を暗記しているかどうか」を確認するための問題です。
数学のように、思考力を必要とするような問題は出題されません。
2点目は『4択の試験である』ということです。
これが、この試験を2週間で合格できる1番大きな理由です。
4択ということは、知識を完全に暗記する必要がないということです。
つまり『答えを見たときに、思い出せる程度の記憶の定着力』で良いんです。
人間の脳は「0から答えを導き出す」のと「答えを選ぶ」のとでは、労力が全く違います。
これは、英単語のテストを想像すると分かりやすいです。
仮に、10問の英単語テストがあったとします。
4択のテストと、自分で日本語訳を記述するテスト。
この場合、個人差はありますが、4択のテストの方が正答率が3倍は上がるそうです。
英単語のアプリとかで実験してみると、よく分かります。
4択のときには正解を選べたのに、その単語を見ても日本語訳を思い出せないという現象が起きます。
でも、大丈夫です。
ITパスポートは全て4択の試験ですから🍄
正確な答えを、100%暗記する必要はありません。
答えを選べる程度に、知識を定着させるだけで充分です。
そのため、参考書での学習は必要ありません。
試験に合格するだけなら、知識を完璧に暗記する必要はないんです。
合格基準点も6割以上とあまり高くないので、過去問を主軸として勉強を進めるのが1番効率が良いかと思います。
勉強は「過去問道場」のみで充分!
過去問演習も、書籍を購入する必要はありません。
勉強は『過去問道場』というサイトのみで充分です。
こちらのサイトでは、実際のITパスポートの過去問を模擬試験形式で学習することができます。
◎ 実際に問題を解く⇒すぐに解説を読む⇒暗記する
という流れで勉強することができます。
ITパスポートの試験は、このサイトを利用した過去問題の暗記で充分合格できます。
先ほども言いましたが、その理由の1つはこの試験が4択だからです。
参考書での勉強は、必要ありません。
ITパスポートの試験勉強は、ただの暗記作業になります。
暗記作業は、実際の問題形式ですることが1番効率が良いです。
特にこの試験は過去問と似たような問題が頻出なので、次の手順で勉強を開始してください。
利用者登録をする
まずは、利用者登録をすることをおすすめします。
特に個人情報の入力などは不要で、登録することができます。
一定時間が経つと自動的に登録が削除されるので、合格後の解除も不要です。
登録しておくと、自分が過去にどの問題を勉強したかを記録してくれます。
間違った問題を後で復習することもできるため、最初に登録しておくと便利かと思います。
過去3年分の過去問を「模擬試験」形式で学習する
過去問道場には、ITパスポートが公表している過去問題が全て記載されています。
実際に学習するのは、過去3年分で充分です。
ITパスポートは、2時間で100問に解答する試験です。
過去問は、1年につき2回分公表されています。
過去問3年分を学習すると、100問×6回分=600問になります。
この600問を、試験当日までに2回解くことが目標です。
まずは、最新の過去問1回分を解く
勉強の1番最初に、最新の過去問を1回分を解いてみてください。
時間の計測は不要です。
分からない問題は、すぐに解説を読みましょう。
計算問題も、面倒でモチベーションが下がりそうならすぐに解説を読んで大丈夫です。
このとき必ず、解説を読みながら100問全て解くようにしてください。
最初なので分からない問題ばかりでとても疲れると思いますが、なんとか頑張ってください。
100問全てを解くと、システム関係が初心者の方にとっても常識的な問題がいくつか含まれていることが分かると思います。
全く分からない問題もあれば、自分がもともと知っている知識の問題もあったかもしれません。
ITパスポートの合格基準は、以下のとおりです。
◎ 全体の60%以上
◎ 各分野で30%以上
全体の正答率はこれから上がっていくので、あまり気にしなくても大丈夫です。
ただし全体の60%以上正解していても、30%を下回っている分野があれば不合格になるということは、頭に入れておきましょう。
これから過去問を解くたびに「全体の正答率」と「各分野の正答率」を確認するようにしてください。
1日に50問ずつ勉強する
初日に100問解いたことで、試験の全体像が把握できたかと思います。
これ以降は、1日に50問ずつ勉強することをおすすめします。
大事なことは、解説を暗記するよう意識しながら読むことです。
50問の解説を平均2分で読んだとしても、100分=約2時間かかります。
ITパスポートの試験には、頻出問題があります。
過去問を合計6回分すれば、似たような問題が何回も出題されていることに気付きます。
回数を重ねれば初めて読む解説も減っていくので、1回の勉強にかかる時間も減っていくと思います。
ただし、最初の段階では時間がかかると思うので、「1日50問」をおすすめします。
「最新シラバスの重要単語」を確認しておく
初日に100問解き、その後に1日50問ずつ解いた場合、11日間で過去問3年分を2周した状態になります。
この時点で、最初よりも点数がとれている状態かと思います。
私の場合は、この時点で7割~8割とれるようになっていました。
後の3日間は、今まで間違った問題を復習することをおすすめします。
そして「最新のシラバスの重要単語」については必ず確認しておきましょう。
過去問道場のサイトでは、最新の重要語句についてもまとめてくれています。
掲載されている用語の数がとても多いですが、確認するのは最新の語句だけで充分です。
時間的に余裕がある方は、重要語句全てを確認すると万全かと思います。
ちなみに私は、最新の語句だけ確認しました🍄
【勉強のコツ】計算問題は飛ばしました!
私の場合ですが、勉強は主に通勤時間と、自宅で寝転がりながらタブレットでしていました。笑
そのため計算問題は、全て飛ばして過去問を解きました。
ただし、解説は必ず読んで、計算方法を暗記しました。
例えば「経常利益の計算方法」などです。
これらの頻出で出題される計算問題は、必ず暗記しておくことをおすすめします。
試験本番の時間配分
試験本番は、2時間で100問を解きます。
本番は疲れますが、時間は余る方が多いと思います。
私は、計算問題は全て後回しにしました。
途中疲れたので、少し休憩を挟みながら解答しました。笑
しかし、計算問題を10問残して最後まで解いた段階で、残り50分は残っていました。
ITパスポートの計算問題は、落ち着いて考えれば、時間はかかっても解答を導き出すことができる問題も多いです。
計算問題が苦手な方は、計算問題は全て後回しにして、それ以外の問題を先にゆっくり解くことをおすすめします。
まとめ【試験結果】
ITパスポートの試験結果は、その場でパソコンの画面に表示されます。
試験監督の方に結果を知られることもないので、安心です。笑
ちなみに私の場合は、700点ちょっとでした。
600点で合格なのであまり良い成績ではないですね。笑
ただ、この記事の方法で2週間勉強しましたが、見たことのある問題が多かったです。
もちろん、聞いたことない問題も出題されました。
しかし、その場合でもITパスポートは4択なので🍄
その場合は、逆に聞いたことのある用語は答えじゃないな、と推測することができました。
ちなみに、最初に購入したITパスポート対策用の参考書は結局1回も読みませんでした。
『見るだけIT用語図鑑』を片手に過去問を暗記しただけで試験には充分合格できたので、参考になれば幸いです。
過去問3年分で8割程度、正解できるようになれば合格する確率が高いと思います。
ただし余談にはなりますが、ITに関する知識が身についたかと言われれば.....という感じでした。笑
特に計算問題が多い分野については、おそらく合格後に参考書を読んでもあまり理解できないと思います。笑
私の場合は履歴書に書ける資格を増やしたかっただけなので、それで良かったのですが。笑
もし『仕事などでITパスポートの知識が必要で、ついでにこの資格を取得する』という方の場合は、2週間で最短合格を狙うのではなくて、しっかり参考書で勉強した方が良いかなと思います。
あくまでも最短で資格を取得したいという方は、参考にしてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。