公務員の世界に『パワハラ上司が多い5つの理由』について解説!

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公務員の職場にパワハラ上司がとても多い理由について、5つ解説しています。
その理由は、公務員独特の職場環境にあると思っています。

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被害を受けても耐える人が多い

まず公務員の職場には、真面目な人が多いです。
そして、被害を受けても耐える人が多いように思います。

 

その理由は、次の2つです。

① パワハラを組織に訴えても、意味のないことを分かっているから

② 耐えていれば、自分かパワハラ上司のどちらかが異動するときが必ず来るから

公務員の職場には、人事異動があるので🍄
パワハラを訴えるよりも、耐えることのメリットの方が大きいのが現状だと思います。

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相談窓口が機能していない

相談窓口が機能していないことも、公務員にパワハラ上司が多い理由だと思います。
公務員の相談窓口の実態は、こちらの記事を参考にしてください。

パワハラをしても出世に響かない

公務員の場合は、パワハラをしても首になりません。
それどころか出世にすら響かないことが、パワハラ上司を加速させていると私は思います。

 

まず、公務員の処分は法律に則って決定されます。
そもそも、よほどのことをしない限りは懲戒解雇にはならないんです。

 

懲戒解雇になりうるのは、

◎ 飲酒運転
◎ 高額の横領
◎ 業者への不当な斡旋

などですね。

 

仮に証拠を突きつけられてパワハラを認定されたとしても、

◎ 口頭での厳重注意
◎ 良くて、減給処分
◎ 再発防止に努めます、で終わり。

がほとんどです。

 

そして、基本的にはパワハラ上司は野放しになることが多いです。
先ほども書きましたが、パワハラ被害を受けても問題を荒立てない人が多いからです。

 

自治体によれば、パワハラ上司は首にならないどころか、出世にすら響きません。
少なくても私の自治体では、多くのパワハラ上司が出世していきました。

 

その理由は簡単で、パワハラ上司は「所属長の評価が高い」ことが多いからです。

 

所属長は『自分の部署にパワハラ上司がいる』などと申し出ることはしません。
自分の管理責任を問われるだけなので🍄

 

人事部局の職員は、パワハラの噂がほぼ真実だと個人的に把握していたとしても、所属長の意見の方を尊重するでしょう。

 

公務員は、ある意味では割り切って仕事をしている人が多いです。
個人の基準で仕事をするわけにはいかないので、仕方のない部分もあると思います。

 

客観的に見ると、組織を守るために最大限パワハラを無視できるようによく作られた仕組みだなぁなんて思ってしまいます🍄

「公務員=負け組」の時代に採用された人が多い

私が見てきたパワハラ上司は、上の世代の人に多かったです。
具体的には、45歳~55歳くらいの年代です。

 

もちろん、中には普通に優しくて優秀な人もいましたよ。
ただ男女問わず、これくらいの年代の人には一部「歪んだ人」が混ざっていました。

 

その理由は「公務員=負け組」と言われている時代に採用された人だからだと思います。

 

今でこそ公務員は良く思われることが多いですが、昔は民間企業に比べてお給料もボーナスもかなり低かったらしいです。
公務員になるというと、「公務員にしかなれなかった」と思われる時代があったそうです。

 

そして、その時代の公務員試験は「筆記でほぼ決まる」ような採用試験でした。
つまり、人格的に問題があったとしても、筆記試験さえ通過することができれば採用されたということです。

 

「歪んだ人間」が混ざり込んでしまっても、当然なのかもしれません。
他人に対して怒鳴り散らす時点で、教養のかけらもないのは明らかですよね🍄

忙しい部署ほどパワハラ上司が多い

公務員の不思議なところなのですが、忙しい部署やいわゆる「ブラック部署」ほどパワハラ上司が多いです。

 

これは私の自治体もそうでしたが、友人達の自治体でも満場一致で同じ意見でした🍄

 

公務員の世界では

◎ 部署ガチャ
◎ 上司ガチャ

という言葉が使われることがあります。

 

配属部署がどこになるのかは、ほんとうにガチャガチャ(ガシャポン)のようなものです。
毎日深夜まで残業している部署もあれば、きっちり定時に帰れる部署もあります。

 

公務員の部署ごとの仕事量は、かなり極端なんです。
「適性に人員配置してよ」とは思うのですが、人員配置も色々な規定があって一朝一夕に行うことは難しいらしいです。

 

そして部署ガチャに外れると、高い確率で上司ガチャにも外れます。
いわゆるブラック部署には、高い確率でパワハラ上司がいました🍄

 

忙しい環境がパワハラ上司を生んでいるのか、パワハラ上司がいるから業務が滞っているのか...
「卵が先か、鶏が先か」みたいな話なのかもしれませんね。

 

ただでさえ業務が忙しい部署にどうして頭のおかしいパワハラ上司を配属するのか、私にはさっぱり分かりません。

 

あえて理由を考えるとすると、忙しい部署にはいわゆる「クレーマー」のようなややこしい住民さんが来客することがあります。
パワハラ上司は、怒鳴り込みにくるようなクレーマーさんの相手をすることは得意な人が多かったです。

 

まぁ自分と同じタイプの人間の相手なので、当然といえば当然のような気もしますが🍄

 

変な言い方をするとパワハラ上司はいわゆるブラック部署には適性があるということなのかもしれません。
こちらからすると迷惑でしかないですけどね←

 

しかも自治体にもよりますが、1番最初の部署ガチャに外れると、次も外れる可能性が高いです←
その理由は『現在の配属先の経験を生かして次の異動先を決めることもあるから』です

 

もちろん、全然関係のない部署に異動になることもあります🍄
でも最初の部署ガチャはとても大事だと、個人的には思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
よければ以下の関連記事も参考にしていただけると幸いです。

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