【公務員のパワーハラスメント】加害者に文句を言いたい!被害者の身内が怒鳴り込むとどうなる?🌷

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この記事では、公務員の職場でパワハラが原因で退職する結果になったときに『第三者が文句を言いに乗り込んだらどうなるのか』について、実体験を元にまとめています。

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「被害者の親」が職場に怒鳴り込むこともある!?

私の自治体では、パワハラ上司が原因で「休職・退職」に追い込まれた人が一定数いました。
そして被害に合う人は若い方が多いように思います。

 

自分の子どもが公務員になると、ほとんどの親は喜びますよね🍄
経済的には安定しているし、転勤の可能性もほぼありません。

 

にもかかわず、パワハラ被害を受けて公務員を退職に追い込まれるくらい、精神的に落ち込んでしまったとしたら。
非常識と言われるかもしれませんが、怒鳴り込みたくなる気持ち、私は分かります。

 

「親が怒鳴り込む」なんて、あまりないことのように思いますよね。
でも私自身も聞いたことがあったし、友人の勤務している自治体でも同じようなことはあったそうです。

 

私は大学時代に、公務員の予備校に通っていました。
そのため、近隣自治体に勤務する友人が何人かいます。

 

もしかしたら、私の周りの自治体が特別ブラックなだけかもしれませんが🍄
実際に怒鳴り込むとどうなるのかについて、友人の意見も交えてまとめているので、参考にしてください。

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「パワハラ加害者」に怒鳴り込むとどうなる?

まずは、加害者となるパワハラ上司本人に直接、怒鳴り込んだ場合です。
いきなり人事部局に怒鳴り込む人もいますが、まずは直接加害者に文句を言ってやりたいですよね。

 

怒鳴り込むというよりも、「どうして自分の子どもにそんなにひどく当たったのか」を私なら問いただしたいです。

 

しかし、公務員にいるパワハラ上司の場合は、こんなことくらいでビビったりしません。
親がよほど力のある人ではない限り、「これも仕事のひとつ」として割り切って対応する人が多いです。

 

そして、パワハラ上司には「パワハラではない」と言い切れる自信があります。
仮に怒鳴り込まれたとしても、何とでも対応できる自信があるんです。

 

実際は、このように対応されることが多いと思います。

◎ パワハラ上司と所属長が2人で対応
◎ パワハラではなく、あくまでも指導の一環
◎ 所属長から見ても、パワハラでなかったと認識している

などと言われます。

 

所属長は、パワハラを認めたら管理責任を問われます。
そのため、全面的にパワハラ上司の味方をします。

 

こう言われたときに、パワハラの音声があると強いとは思います。
ただ、実際にパワハラの音声を録音するって結構難しいですよね。

 

音声がない状況でこのように言われた場合、どう反論しますか?🍄
実際、難しいだろうなと思います。

 

「子どもから聞いた話とは違う。」
「なんてことをしてくれたんだ!」
と感情的になってしまっては、相手の思うツボです。

 

ここで、冷静な方なら「人事部局に直接話をさせてもらう」と言うと思います。

「人事部局」に乗り込むとどうなる?

では、人事部局に直談判しに行った場合はどうなるか🍄
おそらく「所属部署に事実確認をさせていただきます」と言われるでしょう。

 

そして、人事部局の担当者は、所属長に対して事実確認を行います。
所属長は、先ほどと同じく「パワハラがあったとは認識していない」と答えるでしょう。

 

さっきと同じですね。
ちなみにここで所属長が、「パワハラがあった」と申し出てくれることはないと思います。

 

そうなると「所属部署の管理ができていなかったのか!?」と、自分が怒られるだけなので🍄
この段階で申し出るなら、もっと早くにパワハラ上司に注意してくれているはずです。

 

そして、人事部局の担当者からは「現段階では、パワハラの事実確認はできなかった」と報告されるでしょう。
多分ですが、高い確率で「現段階では」ってつけてくると思いますよ🍄

 

公務員は、「組織を守ること」を最優先にします。
保険も最大限かけるんです。

◎ パワハラは認めない
◎ でも断言は避ける

これが公務員という組織の定石です←

 

現段階で、証拠がないことは事実です。
一職員ができることは、現実的にはここまでです🍄

 

音声があれば違う対応もあるかもしれませんが、「音声を落ち込まれた例」は私も友人も聞いたことがありませんでした。

 

公務員は、やはり真面目な人が多いです。
もしも復職するのなら、音声を持ち込んで騒ぎを大きくすることは避けるでしょう。

 

そして退職したのなら、元自治体と積極的に関わることはほとんどの人がしません。
時間の無駄でしかありませんから🍄

どこに怒鳴り込んでも意味がない理由

結局、公務員のパワハラはどこに怒鳴り込んでも意味がありません。
なぜなら、パワハラがあったかなかったかの判断を1番最初に委ねられるのは、「所属長」だからです。

 

人事部局に怒鳴り混んだところで、結局はまずは「所属長」に事実確認を行うだけなんです。
少なくても、私のいた自治体ではの話ですが🍄

 

ここで、「所属長以外にも事実確認はしてくれないの?」と疑問に思うと思います。
そこはポイントの1つです。

 

先ほどの人事部局の回答を思い出してください。
「現段階では、パワハラの事実確認はできなかった」です。
どこまで調査したかは、こちらから尋ねないといけないんです。

 

公務員は、組織を守るために「煙に巻く」ような話し方がとても上手です🍄
厚労省の会見とかを見ると、勉強になりますよ。笑

 

ほとんどの人は「これ以上聞いても無駄だし、回答は聞けたような気がするからもういいや」となるような伝え方を、わざとしてくるんです。笑

 

どうせ怒鳴り込むのなら、「誰にどう確認した結果なのか」を具体的に聞いた方が良いと思います。
しかし実際に聞いたところで、人事部局の担当者の仕事を増やすことに成功するだけで、結果はあまり変わらないとは思います🍄

 

言うなれば現段階で、所属長から「パワハラはなかった」に1票入っている状況なんです。
ここで他の人から「パワハラはあった」と回答があったとしても、まとめて1票扱いです←

 

「所属長」と「所属長以外」で1票ずつということです。

 

そうなった場合の人事部局の回答は、きっとこうです。
「現段階では、明確にパワハラが合ったと断言することはできませんでした」

 

まぁ、嘘じゃないですけどね。
「黒っ!!」と思うけど、私のいた自治体はまぁこんな感じでした。

 

この後も調査結果を開示請求したりとか、「担当者の仕事を増やす」方法ならいくらでもあります。
でも結果的に、得られるものは何もありません。
お金と時間の無駄でしかないんです🍄

 

現役公務員の人は、「得られるものは何もない」ことをよく分かっているからこそ、行動に移さないんだと思います。
私も、パワハラ上司には関わらないのが1番有益だと思っています。

怒鳴り込みに行くときのアドバイス

元公務員としてアドバイスをするならですが、まずは目的をはっきりと決めると良いと思います。
何か得たいものがあるのか、それとも一言文句を言いたいだけなのか、ですね。

 

まず、お金を得るのは無理です。
裁判で勝っても、数十万円しか得られません。

 

パワハラ上司に社会的な制裁を与えるのも、無理です。
苦労して証拠を集めてパワハラが認定されたところで、減給処分にしかなりません。

 

もしも私が誰かのために乗り込むのなら、パワハラ上司にストレスを与えることを目的にします🍄←

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パワハラ上司に最大限のストレスを与える

可能であれば、地元の議員と一緒に行くと良いかと思います
ただ、公務員のパワハラ問題に同行までしてくれる議員は、ほぼいないでしょう。

 

第2の手段として、友達に「週刊誌の記者」を装ってもらって偽の名刺でも出してもらうといいと思います。(この名刺は見せるだけで、渡す必要はありません)

 

パワハラ上司と所属長の名刺は、きっちり最初にいただきましょう🍄
そして、「録音しますね」といって机の上にボイスレコーダーを置きます。

 

ちなみにパワハラ上司側が録音を申し出ても、拒否します←
「仕事で対応しているそちらと違って、こちらはプライベートで来ている。一体何の権限があって録音するんですか?」とでも言えばいいと思います←

 

これは、相手を牽制するためです。

 

公務員の世界のパワハラ上司は、メンツが大事なんです🍄
ある程度は相手を品定めして、自分の態度を変えてきます。

 

謝ることは絶対にしませんが、下手に出て機嫌をとる方が得になると思ったら、簡単に下手にでます。
逆になめられると、加害者の立場でも平気で偉そうにできるのがパワハラ上司の特徴なんです。

 

ちなみにこのアドバイスは、パワハラを認めてもらうためではありません。
パワハラ上司にストレスという名の、制裁を与えることです🍄

 

私は元公務員なので思うのですが、公務員のパワハラは

◎ 集団で人事部局に訴える
◎ 裁判を起こす

以外に認めてもらえることはないと思っています。

 

人事部局だって、一職員の集団に過ぎません。
裁判で認定でもされるか、裁判で認定されうる証拠を突きつけられない限り、認めるということはできない立場にあると思います。

 

そのため、このアドバイスどおりにしてもパワハラは認めてくれないと思います。
ただ、「個人的に、今後まずいことになるかもしれない」というストレスを与えることができると思います。

 

現実的にできるのは、この程度かなと私は思っています。
つまり、ただの嫌がらせです←
実行される方は、自己責任でお願いします🍄←

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
よければ以下の関連記事も読んでいただけると嬉しいです🍄

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