【ピアノ独学】大人世代の初心者におすすめの教本5冊!バイエルが全部終わるとどれくらい弾けるようになる?🌷

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ピアノを独学で練習するときに、どの教本をどの順番で使えば良いのかについてまとめています!

ピアノ初心者で独学される方は、

  1.  バイエル
  2.  ハノン
  3.  ブルクミュラー
  4.  ソナチネ
  5.  ピアノ名曲110選

の順番に練習するのが1番おすすめの王道コースです!

 

私はコロナ禍に電子ピアノを購入しました♪
ピアノ教室に通うことは難しそうだったので、独学に最適な練習方法について調べました🎹

ピアノの教本に何を使うかは、音大生の方やプロの方それぞれで考え方が違うことが多いみたいです。
調べると色々な意見があって混乱することもあるので、この記事の内容が1つの参考になれば幸いです♪

 

ちなみに私は、独学に最適の『大人のための独習シリーズ』を選びました!

大人のための独習バイエル

ピアノ教本といえば、1番有名なのがバイエルです。
幼稚園の先生になりたい方は、ピアノの実技試験に備えてバイエルを全曲練習されるらしいです。

 

バイエルは、タイトルのない短い曲が1番~106番まで掲載されています。
まずは右手だけの演奏から始まって、少しずつ難しくなっていきます。

1番はとても簡単

バイエルはしばらく右手だけなので、1番はとても簡単な曲から始まります🍄

上巻の最後は46番

独習バイエルは、上下巻に分かれています。

  •  上巻は『1番から46番』
  •  下巻は『47番から106番』

が収録されています。

 

上巻の最後の曲は、こちらの46番になります。

難しそうに聞こえますが、よく見ていただくと右手は『ド~ソ』しか使っておらず、指のポジション替えもありません。

 

バイエルは曲数が多いので、1曲飛ばしで練習する方もいるみたいです。

 

私は1番から順番に練習しましたが、この46番が弾けそうな方は下巻からスタートするのがおすすめです🍄

 

普通のバイエルと『独習バイエル』の違い

バイエルの一般的な教則本は、こちらになります。


先ほどご紹介した『大人のための独習バイエル』と楽譜は全く同じです。
独習バイエルは、初心者が独学で練習しやすいように工夫して作られた本になります。

 

大きな違いは、次の3点です。

  •  楽譜が少し大きくて見やすい
  •  基本的な解説が書かれている
  •  バイエルの間に練習曲が含まれている

大人のための独習バイエルでは『♯・♭・pp・ff・スラー』などの、基本的なピアノ用語の解説が書かれているので練習がしやすいです。

 

またピアノの先生が言ってくれそうな解説を1曲ごとに書いてくれているので、ひとりでも問題なく練習できました🍄

 

そして、10曲ごとくらいで聞いたことのある練習曲を挟んでくれています。

 

有名な曲を弾けると嬉しいので、普通のバイエルを淡々とすすめていくよりも楽しく練習できました!
ちなみに1番最後の練習曲は『エリーゼのために』の序盤の楽譜になります♪

 

バイエルを全て終えるとどうなる?

私はバイエルは、106番まで全て終わりました!
106番は音階の練習のような少し地味な曲なので、先に105番をご紹介します。笑

バイエルを順番に練習すれば、この曲も必ず弾けるようになりますよ!

 

また、バイエルを終えると楽譜が読めるようになりました!
私は『右手のド~ファ』くらいしか読めなくて、最初は下から数えて音符を読んでいました。

 

バイエルでは、使われる音符が少しずつ増えていきます。
106番まで練習すると、自然と楽譜が読めるようになりました🍄

 

バイエルは古い?

ちなみにバイエルは、一部では教本としては古いと言われているみたいです。
子どもたちが楽しく練習できるように、最近のピアノ教室ではあえて使わない方針のところもあるそうです。

 

でも私は、断然バイエルがおすすめです!
知っている曲で練習するほうが楽しいかもしれませんが、1番から106番まで順番に進めていくのって、なんだかレベル上げみたいで楽しかったです。

 

私は他の教本を使うよりも、誰もが知っている『バイエル』を1から順番にクリアしていくことに達成感を感じました🍄笑

 

それに全て終わってから思ったのですが、実際バイエルはとてもよくできていると思いました。
曲名はついていないけれど、とても弾きやすくて耳なじみの良い練習曲が揃っています。

 

何より「バイエルが名前の通った教則本である」という事実は、今後も変わりません。

 

いわば『バイエルを106番まで終わった!』ということは1つの目安にもなるし、共通の話題になりますよ🍄

 

大人からはじめるハノン

バイエルが終わった後は、ハノンを弾き始めました!
こちらも、バイエルとならぶ有名な教本です。

 

ハノンは指の体操なので、バイエルと並行して始める方が多いみたいです🍄
1冊を終えるというよりは、練習の始めにハノンを準備運動として弾く習慣をつけるのが良いそうです。

 

ハノンを弾くと『右手の小指』や『左手の薬指』など、動きにくい指が動きやすくなるのでおすすめです♪

 

ちなみにこちらも、一般的な教則本を独学者向けに編集しなおしてくれている『大人のための独習シリーズ』がおすすめです!

 

楽譜が少し大きくて見やすいし、解説が書かれているので独学者には最適です♪
また練習しやすいように、1曲が「見開き1ページ」に綺麗に収まるように少し短くなっています。

 

ハノンは、次の動画のような感じで順番に鍵盤を上がっていきます。

『独習ハノン』は上がる音階の数を減らすことで、趣味としてピアノを楽しむ方にとって練習がしやすい楽譜になっています🍄

 

大人のための独習ブルクミュラー

バイエル・ハノンが終わったら、次はブルクミュラー(全25曲)が王道の練習コースです!

 

ブルクミュラーは1曲ずつタイトルがついていて、バイエルよりも弾いていて楽しい曲が多いです♪

 

実際に、どこかで聞いたことのある曲が多いと思います。
こちらの曲もブルグミュラーの1曲です🍄

ちなみに本当の王道コースは、バイエルの次に『ツェルニー』という教本を使います。ただし、ツェルニーは全部で100曲以上あります🍄

 

かなり根気がある方をのぞいては、バイエル106曲とハノンが終わったら、次はブルクミュラーに進む方が良いかなと思います。

 

ブルクミュラーとバイエルの違いは、曲らしい綺麗な曲が多いことです!
『ピアノを曲として美しく弾く』という楽しさを感じることのできる教則本になります♪

 

大人のための独習ソナチネ

ブルグミュラーが終わったら、次はソナチネ(全20曲)に進みましょう!

 

一般的なソナチネは、全部で60曲あります。
『独習ソナチネ』では、効率的に練習できるように独学での練習に最適な曲だけを厳選してくれています。

ちなみにソナチネには、こんな感じの曲が収録されています♪

ブルクミュラーよりも、少し長い練習曲が掲載されています♪

 

ピアノ名曲110選

ソナチネまで終わると『基本教則本は完了!』となります!
ここから先は、自分が好きな楽譜を購入して、色々な曲を練習すると良いそうです♪

 

たとえばショパンの曲が好きな方は『ショパン全集』を購入して、練習を始めたりなどですね。

 

『どれを購入すれば良いか分からない!』という方は、ピアノ名曲110選という楽譜がおすすめです! 

 

ピアノ名曲110選は、レベルがA~Bまであります。
ソナチネまで終えられた方は、Bから始めるとちょうど良いそうです!

 

「月光」や「トルコ行進曲」など有名な曲が収録されているので、楽しく練習できると思います♪

ちなみにこちらの楽譜も、30年以上も売れ続けている歴史ある楽譜の1つです♪

 

基本の教本から始めたほうが良い理由!

ピアノを独学で始める方は、名のある教則本から始めたほうが絶対に良いと思います!
その理由は、次の3つです🍄

楽譜が読めるようになる

私は独学でピアノを始めるとき、最初はいわゆる「初級の楽譜」を探しました。
やっぱり、知っているポップス曲が弾けたら楽しいだろうな~と思ったので🍄

 

ただ、市販されているポップス曲で構成されている初級の楽譜は「音階フリガナつき」の楽譜がほどんどでした。
ピアノは五線譜を見るだけで、どの音をどの長さ弾けば良いかが一目で分かるようになっています。

 

楽譜の上に『ド』とフリガナが振られていたところで、どの高さの『ド』なのか分からないし、どれくらいの長さを弾けば良いのかも分からないんです。

 

それに、フリガナつきの楽譜を使っていたら、いつまで経っても楽譜を読めるようになりません。
フリガナ付きの楽譜を使っていても、根本的にピアノは上達しないような気がするので、とても勿体ないように思います🍄

 

初心者はポップスのほうが難しい

ピアノを始めてから気付いたのですが、初心者はポップスのほうが弾くのが難しいように思います🍄

 

よく『クラシックの中級の楽譜が弾けるようになれば、ポップスは上級の楽譜が弾ける』と聞くのですが、それは本当にガチでピアノが上手な人の場合の話みたいです。笑

 

クラシックの楽譜とポップスの楽譜の大きな違いは、『音の飛び方』だと思います。
一概には言えませんが、クラシックの基本的な曲は音がつながっていることも多いです。

 

ピアノって『ソラシドレ』とか音を順番に繋ぐだけでも綺麗ですよね🍄
クラシック曲は、こういう綺麗な音のつなぎ方を好んで使っているように思います。

 

一方ポップス曲は、音が飛ぶことが多いです。
バイエルが終わった後に、めちゃくちゃ初級のポップス系の楽譜を1冊買ったのですが、音があちこちに飛ぶのでとても弾きにくかったです🍄

 

やっぱりポップスはもう少し弾けるようになってからチャレンジしようかなと思い直し、王道の練習コースを調べてブルクミュラーに進みました。笑

 

弾きやすい指使いが身につく

基本の教則本、特にバイエルは徐々に曲の中で使う音が増えていきます。
1番最後の106番は音階練習みたいな曲ですが、こんな感じで鍵盤を広く使います🍄

一見難しく見えますが、私は105番のほうが難しかったです。
ピアノは、弾きやすい指使いがある程度は決まっています。

 

教則本には指番号が振ってあるので、自然と弾きやすい指使いが身につきます。
今後はポップス曲を弾きたい方も、まずは教本で『基本的な指使い』を身につけておくと良いかと思います🍄

 

まとめ【趣味でも基礎を固めるのがおすすめ♬】

やっぱり、何事も基礎から固めるのが最速の上達方法だと個人的には思います🍄

 

冒頭にも書きましたが、ピアノの教本をどの順番で進めるかは、本当にプロの方の間でも意見が違うことが多いみたいです。

 

ネットで調べてみると『バイエルは挫折するからやらない方が良い』という意見も見かけました。
でも今は、時代が変わってYouTubeがあります!

 

特にバイエルはピアノ教則本の代表なので、色々な方が1番から106番まで実際に弾いた動画を出してくれています。

 

あまり知られていない教則本を一人でやるよりも『YouTubeで演奏動画を見ながら、解説つきのバイエルを順番にすすめる方が挫折しにくいんじゃないかな?』と個人的には思います🍄

 

また、実際に代表的な教則本を終えると達成感がありますよ!
ピアノを習ったことのある友達に『バイエル終わった!』と話しても必ず通じるので、少し嬉しいです。笑

 

代表的な教本は、年代を問わずにみんなが知っているし、実績もあります。
そして、YouTubeの模範演奏もすぐに出てきます!

 

独学でピアノを練習される方は、YouTubeも使いながらこの記事の教本で練習するのがおすすめです🍄

 

この記事でご紹介した王道の練習コースは、次の5つです!

  1.  バイエル
  2.  ハノン
  3.  ブルクミュラー
  4.  ソナチネ
  5.  ピアノ名曲110選

参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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