電子ノート『クアデルノ』について、実際に使った感想を詳しくまとめています!
① 使い心地
② メリットとデメリット
③ 『フリーノ』などの他の商品との違い
について詳しくレビューしているので、購入を迷われている方は参考にしてください♪
クアデルノは値段が高いので、他の電子ノートとしっかり比較してから購入を決めました。
私は既に1年以上も愛用していますが、本当に買って良かったと思っています!
資格試験の勉強ノートや日記帳としても、とても使い勝手が良いですよ♪
なにより『絶対に誰にも見られない』という安心感は、他にはありません。
紙と同じ感覚で書けて、きちんとロック機能がついている電子ノート
をお探しの方には、ぴったり商品だと思います!
クアデルノとは?
① タブレットよりも薄くて軽い
② 紙のノートと同じ書き心地
③ 目に優しいEインク画面を使っている
電子ノート『クアデルノ』の大きな特徴は、上の3つです!
本体の中に、何冊もノートを保存できるようなイメージです。
紙のように画面にすらすらと文字が書けて、書いたノートは本体にきちんと記録されます♪
電池も長持ちするし、パソコンに繋いで充電すると自動でバックアップもしてくれます。
画面には、Kindle端末と同じ『Eインク』が使われています。
画面から直接光を発光しないため、毎日使っても目が疲れにくく、睡眠にも悪影響を与えません。
私は資格試験の勉強にも使いたかったので、
長時間使っても目が疲れないデバイスが欲しい!
というのもクアデルノを購入した理由の1つです♪
メリット
① カレンダー機能が便利
② 2画面表示ができる
③ ロック機能がある
④ 電池が長持ちする
⑤ 本体の充電方法がスマホと同じ
⑤ ペンの充電は不要
⑦ 小さい字でも綺麗に書ける
実際に使ってみて感じるメリットについて、7つご紹介します!
ちなみに私は最安値のAmazonで購入しました♪
カレンダーがとても便利
クアデルノは、公式がスケジュール帳のフォーマットを配布してくれています!
次の3つのカレンダーが全てリンクしているので、とても便利です。
① 月間カレンダー
② 週間カレンダー
③ 1日ごとのデイリーカレンダー
こちらの動画が分かりやすいです!
動画では『月カレンダ ⇒ 1日カレンダー』へのリンクだけ紹介されていますが、左端をタップすれば『月カレンダ ⇒ ウィークリーカレンダー』へもちゃんと切り替えができます。
右端のタブは紙の手帳と同じようなデザインになっていて、マンスリーカレンダーを自由に移動できます。
紙の手帳と同じような使い方ができるので、このスケジュール機能はとても便利です!
ちなみに1日カレンダーを左へスライドすると、翌日の1日カレンダーが表示されます。
私はこのスケジュール帳を日記としても使っています♪
2画面表示ができる
★ 好きな画面を2画面で表示できる!
こちらの方の動画が分かりやすいです!
クアデルノを買ったので、是非卒論抱えている大学生に、いや、全員にオススメしたい。特に本を自炊する人。
— 夢見心地な午後 (@kakekakekake03) 2019年8月22日
今、卒論のために使ってるけど、左にpdf化した文献いれて、その隣にノートにメモしてるんだけど、本当便利だから。ポメラとクアデルノは卒論前に、いや、今すぐにでも購入すべき#クアデルノ pic.twitter.com/66IE0mRaZE
たとえば、
① 右側にノート
② 左側にPDF
を表示させて、右側のPDFだけをめくりながら読むという使い方もできます。
ちなみに私は、
① 右にマンスリーカレンダー
② 左にその次のやることリスト
を表示させています。
するとクアデルノを紙のスケジュール帳と同じ雰囲気で使えるので、とても便利なんです。
ちなみに私が購入したのはA5サイズですが、2画面表示にしても書き込みは快適にできますよ♪
ロック機能あり
★ 英数字の4~8桁の暗証番号を設定できる!
クアデルノには、スマホやパソコンと同じレベルのロック機能がついています。
ちなみに暗証番号を忘れてしまった場合は、スマホと同じで初期化するしか方法がなくなります。笑
① 仕事のノートもクアデルノで管理したい人
② 日記帳としても使いたい人
にとっては安心して使えますよ♪
電池が長持ちする
① 1週間は充電が不要
② 本体はスマホと同じように充電できる
クアデルノは、充電がかなり長持ちします!
毎日30分以内の使用時間なら、1週間は充電が要りません。
資格試験の勉強のときに1日8時間くらい書き込みを続けましたが、それでも充電は2日に1回で大丈夫でした。
またスマホと同じタイプCの充電ケーブルで、直接コンセントから充電することができます♪
ペンの充電が不要
★ 新型クアデルノはペンの充電が不要!
クアデルノは、2世代まで発売されています。
旧モデルはペンの充電が必要でしたが、新型モデルはペンの充電が要りません。
私は、スマホやタブレット、パソコン、音楽デバイスなど、日常生活で充電しなければいけないものが増えるのが嫌だったので、新型を買いました。
やっぱり充電を気にしなくても良いのは、とても快適です♪
小さい字も簡単に書ける
★ 小さい字でも綺麗に書き込みができる♪
クアデルノは、小さい字でもストレスなく書くことができます。
こちらの方のお写真が分かりやすいです!
そういえば某フリマアプリでの売上の一部がクアデルノになってしまった…
— マキハタヤマ ネコ 𓃠 (@necotocoffeeee) 2021年7月11日
iPadで賄えると思っていた時代を覆す電子ペーパー。
A5だけど拡大無しでもこのサイズの字が書けた。
専用ノート作るの大好きマンだから机の上散らかるのすごく嫌だったけど解消出来そう。
日記は続かないけど書きたい時に書く。 pic.twitter.com/4KWHLQibfC
普通に書いてもこれくらい書けるし、もっと小さい字で書いてもちゃんと認識してくれますよ🍄
デメリット
次は、実際に使ってみて感じるデメリットについて3つご紹介します!
文字の遅延
◆ 1番のデメリットは『Eインク画面』ならではの文字の遅延
こちらの方の動画が分かりやすいです。
新しいクアデルノ、LAMYスタイラスペンで。めちゃ書き心地が気持ち良い!
— りんぽん (@rinponconure) 2021年7月8日
#クアデルノ pic.twitter.com/CjwjFmEFAF
客観的に見ると、そこまで分からないと思います。
ただ実際に自分で書いてみると、さっと走り書きすると少し遅れて文字がついてくる感覚があります。
また書き終わってから少し色が濃くなるというか、読みやすいように補正してくれるときがあります。
このあたりの『自分の書いた文字との認識のずれ』が、気になる方は気になるだろうなと思いました。
ちなみに私は、どちらかといえば神経質なタイプです。笑
しかも文字を書くのが早いので、気になるといえば気になりますね。
ただ本当に紙と同じ感覚で書けるからこそ、気になるのかなとも思います🍄
実際の感想としては、
◎ タブレットほどのレスポンスではない
◎ 客観的に見ると、意識的に観察しないと分からない程度
◎ 自分で書くと微妙に遅れているけど、まぁ許容範囲かな
という印象です。
ページの切り替え
★ Kindleの画面とほぼ同じ
ページの切り替えは、Kindleと似ています。
タブレットとは違って、Eインク画面は一瞬反転するような状態になります。
こちらも気になる方は、気になるかなと思います。
私は普段からKindleも使っているので、すぐに慣れました🍄
もしPDF資料を読むだけなら、タブレットのほうが快適かなとは思います。
ちなみにクアデルノは、
① パソコンからPDF資料をダウンロードする
② 保存したPDFに直接書き込みをする
という使い方ができます!
多くの資格試験の勉強では『PDFの解答用紙』をダウンロードすることができます。
クアデルノを持っていると、そこに直接書き込んだり、書き込みだけを削除することも簡単にできるのでとても便利ですよ♪
ペンは消耗品(充電は不要)
★ペン先が少しずつ凹んでいく
クアデルノは紙と同じような書き心地を実現するために、ペン先がフェルトになっています。
ペンの充電は不要なのですが、芯が削れるというか凹んでいく使用になっています。
このフェルトのペン先が最初は尖っているのですが、だんだんと鉛筆のように丸くなるんです。
丸くなると書きにくくなるので、交換しないといけません🍄
確かに書き心地は良いし疲れにくいとは思うのですが、私は少し固くても良いので、凹まないペン先にしてほしかったです。笑
ちなみに、公式では3ヶ月おきの交換が推奨されています。
実体験としては、半年に1回交換すれば充分かなという感じです。
A5とA4どっちがいい?
◆ A5は、書くスペースがA5
◆ A4は、本体のサイズがA4
A5サイズは『書くスペースがA5』になっているので本体のサイズは『一回り大きいB6』になります。
A4サイズは『本体のサイズがA4』なので、書くスペースは一回り小さくなっています。
印象としては、A5サイズは意外と大きいと感じる人が多いみたいです。
全体のサイズがB6なので、ちょうど大学ノートと同じ大きさになります。
お値段の差が2万円くらいあるので、私はA5サイズを購入しました。
実際に届くと、充分な大きさだなと思いました。
2画面表示にしたときに『A4ならもっと快適なんだろうな~』と思うくらいで、特に小さいとは感じません。
PDF資料を頻繁に使う人や、予算がもう少しある方はA4サイズもおすすめです。
旧モデルと新モデルどちらがいい?
◆ 新モデルは、ペンの充電が不要
◆ 新モデルは、書き心地が良くなっている
◆ 旧モデルは、1万円くらい安くなっている
実際の書き心地は、新モデルのほうがかなり改良されているそうです。
旧モデルは『画面の端には文字を書きにくい』という意見が多いです。
新モデルは、画面のめちゃくちゃ隅にも綺麗に文字を書くことができます。
先ほども書きましたが、クアデルノの1番のデメリットはレスポンスの遅延が気になる人は気になる、ということだと思います。
よりレスポンスが気になる方は、新型モデル。
安いほうが良い方は、旧型モデルがおすすめです。
私はレスポンスが良いものを長く使いたいと思ったので、新型モデルを購入しました!
迷った類似商品
ここからは、
① 私が迷った3つの類似商品
② クアデルノを選んだ理由
についてまとめています!
フリーノ
① サイズが小さい
② ロック機能がない
私はフリーノと1番迷いました!
フリーノの定価は46,000円なので、クアデルノとほぼ同価格です。
しかし廃盤が決まっているので、現在はAmazonで28,000円で買えるんです。
ちなみに以前はもっと値下がりしていたんですけど、在庫が減るたびに少しずつ値上がりしているみたいです。
紙の手帳でできることは全て、フリーノでもできます。
スケジュールのリンク機能も、クアデルノと同じ使い方ができます。
クアデルノと同じくペンの充電は要らないし、書き心地も良いみたいです。
さらにフリーノは、スリープ画面をマンスリーカレンダーに設定できます。
私はロック機能がついていたら、フリーノも買ったと思います。笑
① ロック機能が必須ではない人
② 手帳サイズの電子ノートが欲しい人
は、お手頃価格に値下げされているフリーノもおすすめです!
SONY『デジタルペーパー』
① クアデルノより高い
② 使い心地はほぼ一緒
③ スケジュール機能がない
デジタルペーパーは、クアデルノとほぼ一緒です。笑
違いをまとめてくれている動画なども見たのですが、実際に使った印象としてはほぼ同じなんじゃないかなと思いました。
大きな違いは、デジタルペーパーにはスケジュール機能が入っていないことです。
クアデルノには初期状態で『スケジュール』というボタンが入っています。
カレンダー機能をメインに使いたい方は、クアデルノのほうが向いているんじゃないかなと思います。
ただAmazonでは、時期によってはクアデルノの旧モデルよりも値下がりしているみたいです。
SHARP『電子ノート』
① 4桁のパスワードつき
② スケジュール機能は最低限の印象
③ フリーノと同じ手持ちサイズ
こちらは『機能が少なめのスケジュール帳に、ロック機能が追加された電子ノート』です。
調べた印象としては、書き心地などはフリーノより良さそうでした。
ただし個人的には、スケジュール帳として使うならフリーノのほうが便利だと思いました。
フリーノにはないロック機能がついていますが、4桁の数字のパスワードになります。
私は『その気になれば開けられるかも』という点が少し心配かなと思いました。笑
価格は、Amazonで18,000円くらいに値下がりしています。
手持ちサイズの電子ノートが欲しい方には、ちょうど使いやすい商品かと思います。
私が「クアデルノ」の購入を決めた理由!
電子ノートについて色々と調べた結果、私は『買うならクアデルノが欲しい!』と思いました。
クアデルノはA5サイズでも、類似商品より画面が大きいです。
全体のサイズは、大学ノートと同じB6なのでバッグにも綺麗に収まります。
職場で使っても違和感が全くないスマートな見た目にも惹かれました♪
でも、クアデルノは本当に高いです。
買った私が言うのも変な話ですが、高すぎます!!笑
せめて3万円くらいにしてほしい。笑
でも、クアデルノは次の要望を全て兼ね備えてくれています。
- 紙と同じ感覚で書ける
- ブルーライトカットメガネをかけなくてもいい
- ペンの充電は不要
- 本体も、頻繁に充電しなくてもいい
- 2画面表示ができる
- 誰かに読まれる心配がない
- デザインも綺麗
それでも私には高すぎるので、とても迷いました🍄
刺さる人には刺さる商品
でもクアデルノは、刺さる人には本当に刺さる商品みたいです。
Twitterで画像検索すると、使っている方のお写真が結構たくさん見つかります。
「文房具」と呼べるガジェットを買いました。電子ペーパーのクアデルノ(富士通)です。手書きすると、脳が元気になる気がする♪昔、何故かワープロ機能に特化したポメラっねありましたね。あれも好きだった。 pic.twitter.com/2ytRjfcFW5
— 飯田有抄 (@arisaiida) 2021年11月4日
クアデルノは、リピーターもとても多い商品です。
やっぱり刺さる方には刺さる商品なんだなぁと思います🍄
E-インクは高くても仕方ないのかも
色々と考えたんですけど、Kindleとかも意外と高いですよね。
なんとなく『タブレットよりもKindleとかのほうが安く作れそう!』と個人的には思ってしまうのですが。
詳しくはわからないんですけど、Eインクという目に優しい画面。
この画面を使って快適に文字を書いて、かつそれを保存できるデバイスとなると、これくらいの値段はするのかなと、調べているうちに思ってきました。笑
またタブレットよりも需要が少ないのなら、採算をとるためにも多少は値段が高くなるのかなとも思います。
メルカリで売れる
私は、もし飽きた場合にはメルカリで売れるということが決め手のひとつになりました。笑
購入する前にメルカリでクアデルノを検索したのですが、結構な高値で取引が成立していました。
クアデルノは電子機器のため、寿命は使い方次第だと思います。
中古品を購入するリスクが大きい商品だと個人的には思うので意外でした🍄
たぶん『ちょっと使ってみたい』と思う人も多い商品なんだと思います。
まとめ【クアデルノがおすすめな人】
クアデルノは、手書きのノートをデジタルで残したい人や、普段からノートを持ち運びたい人に特におすすめの商品です。
◆ モーニングノートを書きたい人
◆ 資格試験の勉強をする人
◆ 日記を手書きで書きたい人
◆ 気軽にお絵かきしたい人
◆ 授業でノートをとる学生さん
◆ 手書きで頭の中を整理したい人
◆ 仕事でPDF資料の添削をしたい人
にはとても便利な商品だと思います。
フリック入力も便利だけど「手書きで文字を書く」のと「指先でフリック入力をする」のとでは、脳の使っている領域が変わるそうです。
タブレットと違って他のアプリに気をとられたり、目が疲れたりすることなく自分の思考を整理することができるのも良いところだと思います。
ちなみに私はクアデルノの購入を迷っているとき、ネットの記事やYouTube、Twitterをそれぞれ検索して、色々な方の意見を調べてから購入しました。
このときに必要な情報を探すのに少し苦労したので、自分で記事にまとめてみました。笑
電子ノートの購入を迷われている方の参考になれば、とても嬉しく思います🍄
またクアデルノのカバーやiPadとの比較、3ヶ月使ってみた感想などについては、以下の記事を参考にしてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!