【公務員を退職する理由】辞める人と辞めない人の違い!公務員を辞めた後は何をする?🌻

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元公務員の実体験をもとに「公務員を辞める人はどんな理由で辞めることが多いのか」について、まとめています。

ネットで検索すると「仕事がつまらないから辞める人が多い」という意見もありますが、私はそのような理由で退職した人は見たことがありません。

 

多くの人は、公務員の仕事内容を大体分かった上で入庁しています。
部署によっては休日出勤と残業が普通に多いことも、今どきみんな知っています。

公務員を退職する人は、次のどちらかの場合が多いと思います。

 本当にやりたいことができた人

 今の自治体から離れたい人

共通点は、『辞めようと思っている』と口に出さないことです🍄
本当に辞める人は、年度末にさらっと退職していくことが多いです。

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「退職する」と言葉に出す人は、まず辞めない

公務員の職場は『辞めたい』という人がとても多いです。

Twitterのアカウントも「公務員 辞めたい」で検索すると、山ほどヒットするのをご存知でしょうか?

 

ただし「辞めると言いながらほぼ辞めない」というのが特徴です🍄

特にリアルの世界で辞めると口に出している人は、まず辞めません。

 

私も実際に『数年以内に辞める』と言っている先輩や同僚に、何人か遭遇したことがあります。
でも結局は全員が、私が退職するときも残留されていました。

 

その理由は、数年待てば人事異動があるからだと思います。
結局『退職しようと思ってる』などと口に出して言える人は、メンタルも強いんだと思います。
それを言葉にして口から出すことで、自分のストレスを調整しているんだと思います🍄

 

本音は今の部署に不満があるから一時的にそう思ってるだけで、「異動できたら辞めるのを辞める人」がほとんどでした。

資格が取れたら辞める?

『資格が取れたら、公務員を辞める』と言って、実際に昼休みなどに勉強をしている方は意外と多かったです。
私は、以下の資格の取得を目指している方を実際に見たことがあります🍄

◎ 公認会計士
◎ 社労士
◎ 中小企業診断士
◎ イラストレーター

 

公務員を退職する場合は、就職に直結している資格を取得する必要があります。
公認会計士と社労士は、資格を取得すればどこかの事務所で必ず雇ってもらえると思います。
イラストレーターは、うまくいけばフリーランスとして稼げるみたいですね🍄

 

ただし、公認会計士や社労士などは、数年かけて勉強しないと取得することができない資格になります。
ほとんどの人は、資格を取得するまでに人事異動が来てしまうのが現実かなと思います。

 

本気で転職したい人は、先に公務員を辞めて勉強に集中します。
公務員の職場で働きながら資格取得を目指している方は、「いざとなれば公務員を辞められる状況をつくる」ことが目的の人が多いように思います🍄

 

公務員をただ続けていても、本当に市場価値はゼロのままです。
人生何があるか分からないので、一生公務員を続ける気持ちがある方も何らかの自己研鑽に励んでおいたほうが安心かなとは思います🍄

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前職に戻る?

『来年異動できなかったら、前職に戻る』と言っている方も、お見かけしたことがあります。
公務員は、民間から転職される方もとても多いです。

 

実際に、本当に前職に戻られる方はいます。
例えば営業の経験がある方は、わりとすぐに転職先が見つかるみたいで羨ましいです🍄

 

ただ、前職に戻る方は、退職日まで無難に働く人がほとんどです。
不思議なのですが『辞める』と口に出している人ほど、本当に辞めません。笑

 

株で儲かったから辞める?

これも意外と多かったです。
公務員は、副業が全面的に禁止されています。

 

認められているのは、少額の家賃収入や株・FXでの収入です。
『車を買えるくらい株で儲かった!』と自慢している方は、たまにいました🍄
これも羨ましいです。笑

 

『株で儲かってるから、もう辞めてもいいかなー』と言っている人もいましたが、そういう方が辞めたという話も不思議と聞いたことがありません。

 

先ほどと同じですが、本当に儲かっている人は「株で稼いでいる自慢」をすることなく、年度末にさらっと辞めていくんです。笑

 

子どもが大学を卒業したら辞める?

『子どもの学費がかからなくなったら、辞める』と言っている方もいました。
その方も、実際にお子さんが大学を卒業した後も普通に働いていました。

 

やっぱり『〇〇したら、辞める』と言っている人は、まず辞めないんだと思います。
だって、何年も経てば家庭の状況も変わるし、人事異動で担当業務も変わりますから🍄

 

また、本当に公務員を辞めようと思っている方は、心の中に多少の後ろめたさが生じるのではないかなと思います。
特に職場では本音って、言いづらいですよね🍄

 

『辞めたい』ならみんな言いますけど、『辞める』は本音なら言いにくい言葉になります。
口に出して言うことに後ろめたさを感じないということは、そこまで本気で辞めるつもりがないということなんじゃないかなと個人的には思います。笑

本当に辞める人は突然辞めることが多い

ただし、公務員を辞めていく人も何人か見てきました。
共通して言えることは、辞める人は年度末もしくは年末まで全く辞めると思われていない人だったということです。

 

本気で辞める人は『この人辞める気なんじゃ...』と思われるような言動はとらないものなんだと思います🍄

 

他の自治体へ転出した人

他の自治体に転職した人は、何人かいます。

◎ 県庁から市役所
◎ 市役所から県庁
◎ 地元の市役所への転職

は意外と多いです🍄

地元の会社へ転職した人

地元の会社に転職した人も、1人いました。
その方は大学のある場所で公務員になったけど、地元に帰ることにしたと言っていました。

 

隠れて転職活動をしていたそうで、大変だったと言っていました🍄

会社を起業した人

なんと会社を起業した人も、2人見たことがあります。
他部署の人でしたが、1人は普通の会社を起業、もう1人はネットビジネスで成功した人でした。

 

普通の会社を起業した方は、民間企業から転職して公務員になった人でした。
なんというか見るからにバリバリ働いてそうな雰囲気の人で、前職に関係のある会社を自分で起業したそうです🍄

 

なんとなくですが、肩書に「公務員」って入ると安心しますよね。
本当に頭の良さそうな人だったので、計画的に数年間だけ公務員を経験したのかなと、なんとなく思いました。笑

 

ネットビジネスを成功させた人は、公務員をしながら副業でネットビジネスをしていたそうです。
海外向けに日本商品を売るネットビジネスらしいですが、1年で500万円くらいの収入になったそうです。

 

公務員は副業禁止でばれると大変なので、バレる前に退職したと聞きました。笑

 

夢を追い掛けることにした人

夢を追いかけるために公務員を退職した人も、何人かいました。

◎ 公務員を辞めて、資格試験に集中する人
◎ 絵のコンクールで入選して、再び頑張ることにした人

を見たことがあります。

 

公務員は安定はしているけど、副業が一切認められていません。
他にやりたいことがあるけど、公務員を続ける以上は挑戦できないこともあります。

 

そのため、ある程度の貯金ができたら、思い切って退職する方も結構います。
そういう方も、他の方には勘付かれることなく、退職するまでは普通に働いていましたね🍄

 

疲れて退職した人

これも、意外と多いと思います。
長時間労働やパワハラ上司などが原因の1つとなり、退職や転職するという選択肢を選んだ人も、年度末にさらっと退職していきました。

 

ちなみに、私もその1人です🍄笑

 

でも、先ほど例に出した転職した人や、夢を追いかけることにした人。
そのなかにも、本当は『今の職場の環境に疲れたから』というのも理由の1つになった人もいるんじゃないかなと思います。

 

公務員は、なるよりも辞めるほうが難しいと私は思います。
周りからは『勿体ない』と言われるし、働きながらの転職活動はとても大変です。

 

今の職場に何らかの不満がない限り、そのハードルを越えて転職に踏み切る決断ができないようにも思います🍄

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まとめ【心の中は見えない人が多い】

ここからは余談になります🍄
少し話がそれてしまうのですが、会社ではなくて、この世界から去るという辛い選択をされる方もたまにいらっしゃるかもしれません。
その方々も、周りの人に勘付かれることなく、突然去ってしまうことが多いように思います。

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それは心の病気などとは関係なくて。
自分の中のマイナスの感情を、自分の中に押し込めてしまう性格の方が、そういう選択を選びやすいのかなとなんとなく思います。

 

自分の中に悲しい気持ちがあったとしても、それを表に出すことなく、相手に合わせて笑顔をつくってしまうことってありませんか?

 

それが自分の場合なら、これから辞めれば良いだけの話なのですが🍄
問題は、自分の周りの人がそういうタイプの方なのかどうかは本当に分からないということだと思います。

 

相手が笑っていたとしても、本当は何かに傷ついているかもしれないし。
相手が元気そうに見えても、本当は疲れて落ち込んでいるかもしれないし。

 

考えても分からないし、聞いたとしてもそういう方は『大丈夫だよ!』と言うので、正直本当に分からないと思います。

 

なので私は、大事な人には『私にとって、あなたは大切です』と何らかの方法で伝えることにしています🍄
友達なら『●●ちゃんと話してたら本当に楽しい!』と直球で伝えたりとか。笑

 

家族なら、何でもない日に美味しいお菓子をプレゼントしたりとか。
お世話になった先輩には、異動のタイミングで職場で使えるマグカップをプレゼントしたこともあります。

 

これは何のためかというと、もちろん自己満足もあるのは否定しません。笑
でも、私自身が辛い時期があったので分かるのですが、そういうときは『自分の存在している意味はどこにあるんだろう』とか意味不明な思考回路に日常的に陥るんです🍄

 

存在意義なんて大層なもの、実際は持ってる人のほうが少ないですよね。
失礼ですが歴史上の偉人だって、今となっては存在意義があったかどうか分からない人も絶対たくさんいると思います。笑

 

自分の存在意義なんて、考えれば考えるほど闇に落ちるだけです。
そうなると、頭の中には暗い考えがどんどん広がったりするんです。

 

でもそういうときって、誰かのふとした言葉や言動に救われることも結構ありませんか?🍄
私は、自分が落ち込んでいるときほど、誰かの何気ない優しさが心に響きました。
たとえ相手に深い意図がなくても、誰かの優しさで心が少し浮上することって誰にでもあるんじゃないかなと思います。

 

もし知り合えてよかったと思える友人や同僚がいる場合は、自分がそう思っているということをちゃんと伝えたほうが良いと思います🍄

 

『伝わってるでしょ!』と思っていても、あなたの友人は毎日残業で疲れ切っていて、自分の存在意義について自問自答を繰り返しているかもしれません。笑

 

特に今の日本の職場には「本当は疲れているけど、口には出せない人」がとても多いと思います。
そんなときにあなたから優しい感情が伝わってきたら、めちゃくちゃ心に響くかもしれません。

 

また、公務員の職場にストレスを感じていてこの記事に辿り着いた方。
辞めるか辞めないかはまた別の話として、自分の中のマイナスの感情を、自分の中に押し込めてしまうことはないように気をつけてほしいなと思います🍄

 

言ったら申し訳ないのですが、たかが職場です←
公務員だって、それは同じだと思います。

 

少なくても、自分が嫌なことを言われたときに無理に笑顔をつくる必要なんてありません。
そのパワーは、自分にとって大切な人に『大切だよ』と自分なりの方法で伝えるパワーに変えてください🍄

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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