「Kindleスクライブ」と電子ノート「クアデルノ」について、次の7項目を分かりやすく比較しています!
① 価格
② 重さ
③ 読書端末としての性能
④ 電子ノートとしての性能
⑤ 電池持ち
⑥ PDFの取り込み方法
⑦ それぞれのメリット・デメリット
私は両方とも持っているので『それぞれの書き心地』についても詳しくレビューしています♪
どちらを買おうか迷っている方はぜひ参考にしてください!
ちなみに純粋な電子ノートである「クアデルノ」にはKindleアプリをダウンロードすることはできません。
そのため、
読書端末と電子ノートを1台で兼ねたい!
という方には迷わず「Kindle Scribe」をおすすめします♪
- 値段
- 重さ
- 読書端末としての性能
- ノート端末としての性能
- 電池持ち
- どうやってPDFを取り込む?
- 【結論】Kindleスクライブとクアデルノはどっちがいい?
- 【まとめ】両方買ってみた正直な感想について
値段
◆ Kindleスクライブ:55,000円 ※16GB
◆ クアデルノA5:44,000円 ※32GB
まずは気になるお値段です!
「Kindleスクライブ」と「クアデルノ」の実質的なお値段の差は1万円くらいです。
クアデルノは、A5サイズがちょうどKindleスクライブと同じ大きさになります。
また、Kindleスクライブには2種類あります。
① 新型Kindleスクライブ : 5.5万円~
② 初代Kindleスクライブ: 5万円~
新型と旧型の違いは『購入した本に直接書き込みができるかどうか』です。
PDFへの書き込みは両方とも可能なので、機能的には2022年度版で充分かなと思います。
ただしKindleスクライブは『最安値の8G』だと漫画を読みたい人には容量が足りません。
どちらを買おうか迷っている方は、
のどちらかで検討するのがおすすめです!
重さ
◆ Kindleスクライブ:433グラム
◆ 👑クアデルノ👑 :251グラム
次は重さです!
重さについては、クアデルノのほうが圧倒的に軽いです!!
そしてこの2つを日常的に使ってみると『重さの差』はかなり実感します。
写真では少し分かりづらいのですが、クアデルノはかなり薄いです。
そのため、たとえば鞄に入れて持ち歩いても全く気になりません。
私は転職活動をしていたときは、履歴書などのデータを全てクアデルノに入れて持ち歩いていました。
一方でKindleスクライブは、体感としては重く感じます。
たとえば通勤のお供に鞄に入れていこうとは、まず思いません。
自宅で漫画や雑誌をゆっくり読みたい♪
というニーズに合わせたKindleなのだと思います。
そのため、
気軽に持ち歩ける電子ノート
を探している方には「クアデルノ」のほうがおすすめです!
読書端末としての性能
◆ Kindleスクライブ👑
◆ クアデルノ △
一方で読書端末としては「Kindleスクライブ」の圧勝です!
クアデルノは『純粋な電子ノート』なので、Kindleアプリのダウンロードができません。
もちろんSNSなどを含めて他のアプリのダウンロードもできないので、
目に優しい大きな画面で読書を楽しみたい♪
という方には迷わず『Kindleスクライブ』をおすすめします!
ノート端末としての性能
◆ Kindleスクライブ◎
◆ クアデルノ👑
次にノート端末としての性能ですが、こちらはやはり純粋な電子ノートである「クアデルノ」に軍配が上がります。
意外と違うのが『書き心地』です。
Kindleスクライブも『紙に近い書き心地』が実現されているのですが、本当に紙と同じレベルなのはクアデルノです。
クアデルノは、次の2点が特徴です。
① 書いたときに画面がかすかに凹む
② 画面と筆先の距離感がゼロ
ちなみに画面が凹むといっても、目で見て分かるレベルではありません。
ただこれらの細かい工夫によって『本当に紙と同じ書き心地』が実現されています。
またKindleスクライブには、画面と筆先にわずかに距離感があります。
分かりやすくいうと、
さっき書いた文字の真上を綺麗になぞること
はKindleスクライブのほうが難しいです。
一方でクアデルノは『ほぼ紙と同じ』なので、これが簡単にできます。
実体験としては、資格試験の勉強など長時間使うなら、迷わずクアデルノを選びます。
ただし、これはあくまでも『書き比べをしてみたら』のお話です。
Kindleスクライブの書き心地も、普通にメモをとったり、日記をつけたりするくらいなら快適です♪
実際に友達にKindleスクライブに書き込みをしてもらったところ、
普通に書ける!!すごーい!!
と感動していました。笑
電池持ち
◆ Kindleスクライブ👑
◆ クアデルノ
電池持ちについては、どちらも充分持ちます!
1日1時間くらいの使用なら、
Kindleなら1ヶ月
クアデルノなら3週間
くらいは充電不要で使えます。
ただし電池持ちが気になる人にとっては、Kindleスクライブのほうが楽だと思います。
「クアデルノ」はスリープモードにしていると、朝起きたときに電池が結構減ってしまいます。
そのため寝る前は、ちゃんと本体の電源を切るようにしています。
一方でKindleスクライブは、スリープモードのままでも電池がほとんど減りません。
Kindleは『さっと起動してさっと読む』ということができるのが便利だなと思います♪
どうやってPDFを取り込む?
Kindleスクライブとクアデルノは『PDFデータのダウンロード方法』が違います。
これは好みもあると思いますが、私はクアデルノのほうが簡単だと感じるので参考までにご紹介させていただきます♪
Kindleスクライブ
① Kindleスクライブのアドレスを取得
② 送りたいPDFデータをメールで送る
Kindleスクライブの場合は、まずはAmazonのマイページから『端末に届くメールアドレス』を取得します。
後はスマホかパソコンから、そのアドレスにメールを送るだけでPDFが届きます!
とっても簡単なんだね~
クアデルノはパソコンがないと使いにくい商品ですが、KindleスクライブはスマホだけでOKなのも便利ですよね♪
クアデルノ
① パソコンで『クアデルノに印刷』を選択する
② パソコンとクアデルノを同期する
クアデルノの場合は、イメージとしてはパソコンに『クアデルノ専用のフォルダ』を最初に作成します。
フォルダを作成すると、印刷用画面に『Print to Quaderno』という選択肢がでてきます。
そのまま印刷ボタンを押せば、クアデルノ専用フォルダに送られます。
もちろんパソコン本体に保存されているデータを、クアデルノフォルダにコピーしてもOKです。
最後にパソコンとクアデルノをケーブルでつなげば、フォルダの内容がクアデルノ本体と同期されます。
文字で読むと、
なんかクアデルノのほうが面倒じゃない?
と思うかもしれませんが、実際にやってみるととっても楽ですよ。
ネットからPDFをダウンロードするときは、いちいちデスクトップに保存する必要もありません。
ひたすら『クアデルノに印刷』を繰り返すだけで、全部クアデルノに届きます。
私と同じように、
パソコンは持っているけどプリンターを持っていない人
はクアデルノがあれば本当に便利ですよ!
私はお給料明細とかも、全てクアデルノに保存しています♪
【結論】Kindleスクライブとクアデルノはどっちがいい?
最後に『結局どっちがいいの?』という疑問にお答えしていきます!
Kindleスクライブとクアデルノは、それぞれ違う強みをもっている商品です。
それぞれのメリットとデメリットをまとめた上で、どちらがおすすめかご紹介させていただきます♪
Kindleスクライブがおすすめな人!
◆ パソコンを持っていない
◆ 基本的には自宅で使う
◆ 漫画や雑誌を大画面で読みたい
◆ 電子ノートと読書端末を1台でまとめたい
◆ 電子ノートは日記やアイデアの書き出しに使いたい
これらに1つでも当てはまる方は、迷わず「Kindleスクライブ」を購入しましょう!
Kindleスクライブは、本当に万能な端末です。
唯一のデメリットは、次の2つです。
① 持ち運ぶには少し重い
② 長時間の勉強には少しストレスがかかる
このデメリットが気にならない方には、Kindleスクライブをおすすめします♪
クアデルノがおすすめな人!
◆ 資格試験の勉強用に使いたい
◆ 気軽に持ち運べる電子ノートがほしい
◆ 漫画や雑誌を読める端末ではなくてもい
◆ 仕事用のPDFデータを気軽にダウンロードしたい
これらに1つでも当てはまる方には「クアデルノ」のほうがおすすめです!
私は、次の2つにクアデルノが本当に大活躍でした♪
① 資格試験の勉強
② 転職活動
クアデルノは軽いし、机の上に置いて使うと本当に紙と同じです!
1日8時間使っても、ストレスフリーで目も疲れません。
もちろんカフェに持っていったり、電車の中で使ったりすることも普通にできます。
唯一のデメリットは『Kindleなどのアプリが入れられないこと』ですが、長時間使いたい人にとっては気が散らないのでぴったりです。
勉強用の電子ノートを探している人は『画面と筆先の距離感がゼロ』のクアデルノを圧倒的におすすめします♪
【まとめ】両方買ってみた正直な感想について
そもそもどうして両方持ってるの?
ちなみに私は、次の理由で2台とも持っています♪
① 簿記2級を取得したかった
② クアデルノを買ったときはKindleスクライブはまだ未発売だった
③ 漫画用に大きい画面の電子端末が欲しくなった
「Kindleスクライブ」と「クアデルノ」は、似ているようで全く別の商品です。
どちらも長く使えるので、両方買うというのも選択肢としてはありかなと個人的には思います。
最後に両方買ってみた正直な感想についてまとめていきます♪
電子ノートは軽いほうが書きやすい
◆ Kindleスクライブは『読書端末』
◆ クアデルノは『電子ノート』
まず、電子ノート機能を重視されている方は『本体の重さ』も重視することをおすすめします。
紙のノートで想像すると分かりやすいと思うのですが、ノート本体は薄いほうが書きやすいですよね。
Kindleスクライブは読書ができることが大前提にあるので、どうしても重くなるし、その分お値段も上がります。
一方でクアデルノは、機能を最小限にすることで『軽さ』と『紙と同じ書き心地』が実現されています。
厚みがあって、重さもあるKindleスクライブは、
◆ 長時間の利用
◆ 外出先での利用
には少し不便かなという印象です。
初代Kindleスクライブはおそらく廃盤になる?
ちなみに「Kindleスクライブ2022」は、おそらくそのうち廃盤になると思われます。
新型Kindleスクライブは、機能的には初代とほとんど変わりません。
ダウンロードした書籍に書き込みができる
という機能が追加されただけで、お値段が+5,000円くらいになっています。
さらに初代スクライブはこれから定期的にセールがあるので、お値段の差はもっと広がるでしょう。
私は、
大画面のKindleで漫画を読みたい♪
と思ったので初代Kindleスクライブを購入しました!
大きいサイズのKindleが欲しい方は、初代スクライブがあるうちに購入しておくほうが結果的にお得だと思います。
Kindleスクライブは漫画を読むのに最適♪
Kindleスクライブの使い心地はどうなの?
この記事では『クアデルノとの違い』を中心に解説したので、
ノート機能を求めているならクアデルノのほうが良い!
という結論になります。
ただ私と同じように『漫画用の端末』を探している方には、Kindleスクライブはめちゃくちゃおすすめです!!
おそらく世界が変わります!!!
私はクアデルノを持っているので、Kindleスクライブの購入を実は1年以上迷っていました。笑
でも実際に使ってみて、本当に買って良かったと思っています♪
スクライブで漫画を開くと、漫画以上の大きさです。
めちゃくちゃ読みやすいです!!
実際に画面を見てみると、想像よりも大きいと感じると思います。
たとえば漫画ワンピースとかだと見開きの画面が多いんですけど、スクライブなら横向きにしても普通に読めます♪
「クアデルノ」を持っている私は、Kindleスクライブのノート機能はあんまり使っていません。
それでも充分満足しています♪
読書とノートが1台にまとまっているKindleスクライブは、やっぱりとても便利な商品だと思います♪
特に大画面で読書を楽しみたい人には「Kindleスクライブ」をおすすめします♪
Kindleスクライブとクアデルノそれぞれの詳しいレビューは次の記事にまとめているので、合わせて参考にしてください!
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪
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