
2週間の独学で、簿記3級に合格しました!
短期間で簿記3級に合格するためには、
① 最初に『仕訳の知識』を固めること
② 勉強のメインは『過去問演習』に使うこと
③ 使うテキストを間違えないこと
がポイントになります!
この記事では実体験を元に、
◆ 実際に使った参考書
◆ 2週間で合格するための勉強方法
◆ 具体的な勉強スケジュール
ついて公開しているので、ぜひ参考にしてください♪
私が使った参考書はこちら
私は、こちらの2冊を使いました!
こちらの2冊以外は、使わなくても大丈夫です!
私と同じく、はじめて簿記を勉強する人は、
① 最初に『基礎知識』を頭に入れる
② ひたすら過去問演習を行う
この流れで勉強することが、合格への近道です!
2週間で合格するための勉強スケジュール
では具体的な勉強スケジュールについて、解説していきます!
短期合格するためのポイントは、次の2つです。
① 最初に『仕訳の基礎知識』を固めておく
② 予想問題集は大問ごとに勉強する
2日間で参考書を一気に読む
まずは「スッキリわかる日商簿記3級」を2日間でざっと読みましょう。
こちらの参考書は、全部で約300ページあります。
読んでみると分かりますが挿絵がかなり多いので、想像以上にサクサクと読み進めることができます。
目的は、
① 簿記の知識を体系的に頭に入れること
② 次に勉強する『予想問題集』の解説を理解できるようにすること
です。
そのためまずはざっくりで良いので、2日間かけて参考書を一読するようにしてください!
2日間『仕訳問題アプリ』だけを解く
「スッキリわかる日商簿記3級」には、スマホで使える仕訳アプリが付属しています。
参考書をざっくりと読んだら、次は仕訳アプリで演習を行いましょう。
ポイントは、
2日間、ひたすらスマホアプリで仕訳問題だけを解きまくること
です。
簿記3級は、第1問で『仕訳問題』を問われます。
問題数は約15問で、配点は45点もあります。
仕訳は『簿記の基本』です。
仕訳の知識が不完全な状態で、第2問や第3問の勉強を進めても効率が悪いだけです。
大問3の勉強を早くはじめたほうが良くない?
と不安に思うかもしれませんが『まずは仕訳』です。
簿記3級の最短合格を実現したい人は、
勉強初期に『仕訳問題』をしつこいくらい解いておくこと
が合否を左右するということを、決して忘れないようにしてください。
2日間で予想問題集『大問1』の演習
2日間で仕訳アプリを解きまくったら、次は予想問題集「スッキリうかる日商簿記3級」の勉強にうつりましょう。
ここでもまずは、仕訳問題である『第1問だけ』を集中的に解きまくりましょう。
具体的には、過去問は全部で9回分収録されているので、第1問だけを9回連続で解いてください。
予想問題集の勉強にうつったら、
最初の2日間は、時間の許す限り『大問1だけ』をひたすら解く!
これが簿記3級の最短合格の鍵になります。
そのため1日目に何回も間違えた問題には、付箋を貼っておきましょう。
2日目は、付箋を貼った問題に絞って解き直すと効率が良いのでおすすめです。
もう仕訳問題に飽きたんだけど...
とおそらくなりますが、飽きるくらいに仕訳問題を解いた状態で、大問2~3の対策をはじめることに意味があるので、もう少し頑張りましょう!
3日間で予想問題集『大問2』の演習
次は、予想問題集「スッキリうかる日商簿記3級」の大問2だけをひたすら解きまくりましょう。
先ほどと同じで、第2問だけに絞って、過去問9回分をひたすら解いてください。
ポイントは、
必ず1問ごとに答え合わせをすること
です。
こうすることで、問題分を改めて理解する時間を節約することができます。
3日間はひたすら『大問2』だけを、飽きるくらい繰り返し解いてみてください。
3日間で予想問題集『大問3』の演習
大問2を3日間かけて解きまくったら、次は大問3です。
こちらも次のポイントを守って、予想問題集「スッキリうかる日商簿記3級」をひたすら勉強してみてください。
① 第3問だけを9回分解く
② 必ず1問ごとに答え合わせをする
③ 間違った問題に付箋を貼って、翌日に優先的に解き直す
おそらく最初の1日目は、難しく感じると思います。
そのため、大問3は『1日で9回分解くこと』はおそらく難しいです。
1日3問ずつ解きながら覚える!
で全然大丈夫です。
大問3は問題数をこなすことではなくて、
1問の解き方をしっかりと理解すること
を重視して勉強することがポイントになります。
残り2日間で復習
残りの2日間は、
予想問題集の『大問2』『大問3』で苦手意識のある問題
に絞って、繰り返し解き直しましょう。
ここでも重視するのは『全ての問題を解けるようにすること』ではなくて、
1問の解き方をしっかりと理解すること
です。
簿記3級の合格点は、7割です。
満点合格する必要はないので、
仕訳の基礎をしっかりと固めてから、大問2~大問3を集中的に勉強する
この勉強方法で、2週間でちゃんと合格ラインに到達します!
余裕のある方は、ラスト2日でネット試験の模擬プログラムも学習しておきましょう。
ちなみに私は、ネット模擬試験は全く使わずに学習しましたが、88点で合格しました♪
時間的な余裕がない人は、予想問題集「スッキリうかる日商簿記3級」9回分を繰り返し学習することをおすすめします!
おすすめの電卓について
ちなみに電卓ですが、簿記2級まで受験する可能性のある方には「シャープ EL-G37」をおすすめします!
2級になると、桁数の多い計算が増えるので「早打ち機能つきの電卓」が必須になるからです。
早打ち機能がついていない電卓だと、最後の一桁が打ち込めてないことに気が付かないまま、計算を進めてしまうというミスが起こります。
「シャープ EL-G37」は早打ち機能もついているし、形が長方形で机の上に省スペースで置くことができます。
簿記3級をテストセンターで受験する予定の方にも、机を広く使えるのでおすすめです!
まとめ【動画学習をおすすめしない理由とは?】
簿記3級の勉強方法には『YouTubeの無料動画を使う』という方法もよく紹介されています。
個人的には、簿記3級の最短合格を目指したい方には、動画学習はおすすめしません。
その理由は、
簿記3級は、テキスト学習のみで確実に2週間で合格できる試験だから
です。
簿記2級では、試験範囲に『連結会計』や『商業簿記』など、難しい分野が追加になります。
しかし簿記3級で問われる知識は、本当に基礎の基礎です。
動画学習を並行するよりも、
この2冊に絞って勉強するほうが、絶対に早いし確実です!
ぜひ2週間で簿記3級の合格を手に入れてください♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
▼関連記事▼