簿記2級の合否の鍵となる出題分野は、次の3つです!
① 固定資産の減価償却
② 工業簿記
③ 連結会計
本試験までに『この3つは得意!』と言える状態にできた人は、本番に強いと思います。
私は、試験の直前はこの3つの分野の知識固めを行っていました!
固定資産の減価償却
固定資産の減価償却費の計算方法は、次の3つが出題されます。
① 定額法
② 定率法
③ 走行距離換算
この全てが、大問1~大問3のどこかで必ず出題されると思っておいたほうが良いです。
本試験で『定率法って残存価格どこかで使うんだっけ!?』などと迷ってしまわないように、この3つの計算方法は磐石すぎると自分で思うくらい固めておくことをおすすめします!
工業簿記【シュラッター図の作成】
簿記2級を合格するために重要なことは、大問4と大問5でいかに得点を落とさないかだと思います。
商業簿記と比べると、工業簿記は予想問題集と似た手順で解ける問題が出題されることが多いです。
裏を返すと、大問4と大問5は勉強時間と得点が比例する分野になるんです。
特にシュラッター図の作成は完璧にしておきましょう!
図の作成方法は予想問題集の解説のみだと分かりにくいので、私はYouTubeの解説動画を3回くらい連続で見ました。
私が活用したYouTube動画は全て上のまとめ記事にてご紹介しているので、合わせて参考にしてください!
連結会計
★ 連結会計はテキスト解説を無理に読まないほうがいい!
連結会計は、大問2において高確率で出題されます。
連結会計に苦手意識を持ったままだと最悪の場合、本番の試験で20点も失点してしまう可能性があるのでご注意ください。
ちなみに私は『連結会計の本質は理解できていないけど問題は解ける』という状態で試験を受けました。
本番では、16点/20点を得点することができました!
おすすめの勉強法は、YouTube解説動画の方法で予想問題集を解けるようにすることです。
連結会計については、予想問題集の解説は正直なところ意味不明です←
とりあえずテキストは置いて、まずはまとめ記事にてご紹介しているYouTubeの解説動画を3回くらい連続で見てみてください。
連結会計を解く流れみたいなものが、徐々に理解できてくるかなと思います🍄
SPONSOREDLINK
まとめ【仕訳の略を決めておく!】
◆ 買掛金⇒買K
◆ 売掛金⇒売K
◆ 減価償却累計額⇒減D
◆ 減価償却費⇒減ひ
最後になりましたが、『仕訳の書き方』も合否を左右する要因の1つかなと思います。
私は本番の試験でも、決算書の作成や連結会計を解くときに全ての仕訳を紙に書きました。
ただし上のように、自分のなかで決めた省略した文言で仕訳を書きました。
省略した文言で全ての仕訳を書き出しながら解いたところ、試験時間ぴったりで解き終わりました。
もし勘定科目を全て正式名称で書いていたら、試験時間は足りなくなっていたと思います。
そのため、普段の勉強から仕訳は省略して書くことに慣れておくことがおすすめです。
ちなみに私は試験の1週間前にこのことに気付いて慌てて省略仕訳を確定させたので、少し苦労しました。笑
参考になれば幸いです🍄
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
以下の関連記事についても、合わせて読んでいただけると嬉しいです。