公務員の「内定者懇談会」はどんな感じ?🌻最終合格後に開催される?懇親会の流れについて解説!

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市役所や県庁では、最終合格者の方に向けて「内定者懇談会」が実施されることがあります!

ただし、数としてはとても少ないです。
最終合格者が10人以下など、小規模の自治体でたまに開催されているかなという印象です。

この記事では、

① 懇親会の目的

② 具体的には何をする?
③ 欠席することはできる?

という疑問について解説しています!

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懇親会の目的は?

地方自治体において「内定者向けの懇親会」が開催される目的は、

最終合格者の辞退防止

です!

 

民間企業でいうところの「内定式」の代わりに実施している自治体が多いです。

 

表向きは、

① 内定者の不安を取り除くため

② 入庁前に同期の親睦を深めてもらうため

という目的が伝えられることが多いですね。

懇親会の流れについて!

懇親会の流れは、自治体ごとに違います。

 

一例としては、次のような形で開催されています。

① 内定式

② 先輩との座談会
③ 立食形式での懇親会

まずは朝から集合して、最終合格者を集めて「内定式っぽいもの」が開催されます。

 

といってもあくまでも「最終合格者」という位置づけなので、

最終合格者のみなさん、おめでとうございます

のように前でお偉いさんが挨拶をして、今日の流れを説明されるくらいかなと思います。

 

ちなみにここで挨拶するお偉いさんですが、たとえば市役所の場合は、

① 市長

② 副市長
③ 人事部長

などが担当することもあるそうです。

先輩との座談会

次に、先輩職員を含めての「座談会」が開催されることも多いです。

最終合格者5人に対して、先輩が1人

くらいの割合で、机を囲んで集まります。

 

その後は、次の流れで進んでいくことが一般的です。

① 先輩職員を含めて自己紹介

② 先輩職員から今までの仕事内容などを解説
③ 質問タイム

最後の質問タイムは「本当になんでも聞いてください!」という雰囲気だと思います。

 

この場に呼ばれる先輩職員は、かなり厳選されて選ばれています。

人当たりが抜群に良く、さらにどんな質問をされたとしても良い感じに答えてくれるだろう

そういう安心感の強すぎる「出世株」が呼ばれています。

 

そのため、もし就職先を迷っている方がいれば気になることを何でも聞いて大丈夫です!

 

個人的には、

入庁前と入庁後で、ギャップを感じたことはありますか?良かったことでも悪かったことでも教えていただけると嬉しいです!

という質問がおすすめです。

 

これを聞くと「その自治体の本当の雰囲気」が掴みやすいかなと思います♪

立食形式での懇親会

先輩職員との質問タイムが終わると、後は「同期の親睦会」を兼ねてみんなでお昼ご飯を食べて解散です。

 

私の知っている自治体は、こんな流れで開催されていました!

 

ちなみに「内定者向けの懇親会」を開催している自治体をいくつか知っているのですが、不思議なことに、

最後は立食形式

という自治体が意外と多かったです。

 

机に着席してしまうと、結局は近くの人としか話せないからかもしれませんね。

欠席することはできる?

懇親会は強制参加だよね?

と思う人が多いと思いますが、欠席は普通にできるし、実際のところ欠席者は普通にいます。

 

その理由は「内定者懇談会」は、平日に開催されることが多いからです。

①既卒者で会社を休めない

②既にバイトのシフトが入っていて休めない
③ゼミに出席しないと卒業できない

こういう方々は普通にいるからです。

 

その場合は、担当者に直接連絡をとって、

指定日時にどうしてもお伺いができないのですが、どうすれば良いでしょうか?

と相談してみましょう。

 

すると別日を案内されて、当日に渡すはずだった書類を受け取る形になります。

 

同期のみなさんには会えませんが、最終合格が取り消される心配は全くありません。

4月からよろしくお願いいたします!

と自信を持って別日におうかがいすれば大丈夫です!

懇親会出席後の辞退は可能?

出席したらもう辞退はできないよね...?

と不安に思う方もいるかもしれませんが、出席後の辞退も普通に可能です!

 

ただし実際のところは、

懇親会も出席したし今さら辞退はしにくいな...

という気持ちにはなるでしょう。

 

最終合格者に「辞退しにくい」という心理を持たせるために開催されているのが実態だからです。

 

当日は「120%入庁してくれる」という雰囲気で進められるし、とても和やかな雰囲気で開催されるはずです。

 

そのためもし迷っていたとしても、当日はあなたも、

この自治体に絶対に就職する!

という気持ちをつくって出席しましょう。

 

間違っても、本音は決して口にしてはいけません。
最終合格者が少ない自治体なら、なおさらです。

 

もし後で「やっぱり辞退したい」と思ったのなら、そのときその旨をお伝えすれば大丈夫です。

 

自治体側は「内定辞退」を想定した上で採用活動を行っているので、何も問題ありません。

 

就職先は、あなたの人生に大きな影響を与えます。
大事な決断をするときは、常に自分自身の利益を1番に優先しましょう。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
また公務員になるまでに、職場専用の印鑑だけは用意しておくことをおすすめします。

 

次の記事にその理由と「印鑑の選び方」についてまとめているので参考にしてください♪

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