【市役所・県庁】公務員試験の最終合格後に採用されないことはある?🌻元公務員が詳しく解説!

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この記事では、

公務員試験に最終合格しても、採用決定ではないって本当?

という疑問について解説しています!

 

結論としては、市役所や県庁職員の最終合格者は、ほぼ確実に採用されます。

① 必ず採用される理由

② もし採用されないとしたらその理由

をまとめているので、ぜひ参考にしてください!

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最終合格=採用決定ではない?

地方公務員試験に合格すると「最終合格通知」が送られてきます。

やった!これで公務員試験に合格した!!

と思ってよく見ると、

最終合格者者として名簿に記載されました
採用決定ではありません

などと書かれています。

名簿に記載されるだけって、まだ採用されない可能性もあるの?

と不安になってしまいますよね。

相応の理由がない限り必ず採用される2つの理由

しかし実情としては、地方公務員試験の最終合格者は必ず採用されるので安心して大丈夫です!

 

公務員の「採用漏れ」はニュースになるから

その理由の1つは、万が一「採用漏れ」が発生した自治体はニュースになる可能性が高いからです。

 

実際に過去に採用漏れが発生して、ニュースになっている自治体は存在しています。

 

市役所や県庁の試験では、

最終合格者はほぼ確実に採用される

が通例になっているからです。

「採用決定通知書」の交付はかなり遅いから

さらに公務員の採用決定通知は「退職者数が確定した後」に送付されることが一般的です。

 

つまり、かなり遅い時期になってしまうことが多いんです。

 

もし3月になってから「採用漏れ」が通知されたとしても、多くの人は既に他の内定先を辞退しています。

え!今さら採用しないとか言われたって困るんだけど!

となりますよね。

 

さらに相手が自治体だった場合は、親も黙っていません。

採用決定とは、言ってませんでしたから~

なんて屁理屈は、通用しないのが現実なんです。

100%と断言しない理由

そのため現実的には「最終合格者=採用決定」と思って大丈夫です。

じゃあ断言してくれたらいいじゃん~

と思うのですが、公務員の世界は「断言を過剰に嫌う世界」なんです。

 

そのため、どうしても心配な人は「意向調査」の面談で聞いてみることをおすすめします。

 

実際に「採用決定はいつ頃ですか?」と聞くと、

現段階では最終合格になりますが、ここ10年は最終合格者全員に採用通知を出しています。暴力事件などよっぽどのことがない限りはご安心いただいて大丈夫です

と言われることが多いです。

採用されないとしたら理由はなに?

結論としては、大人しくしておけば確実に採用されます。

 

採用されないとすると、

① 卒業資格を得られなかった

② 学齢詐称が判明した
③ 暴力事件などの「不祥事」を起こした

などよっぽどのことが発覚したときです。

 

現実的には「運転事故」には気をつけるくらいで大丈夫かなと思います。

まとめ【4月1日から働けない?】

「公務員の採用漏れ」は、本当にイレギュラーです。

 

私のいた自治体では、

4月1日から産休をとることはできるか?

という問い合わせがあったことがあります。

 

 面接で「4月1日から働ける」と答えている

 1日も勤務していないのに産休は可能なの?

という状態になりました。

 

しかし私の自治体はかなり保守的だったので、

「妊娠していること」を理由に内定を出さない

ことを避けたかったようです。

 

結果的に採用日をずらすとかではなくて、

4月1日で配属先も決定したけど、産休中は空席で置いておく

という結論になったそうです。

 

公務員の世界では、本当によっぽどのことがない限り、採用漏れは発生しません。

 

最終合格を獲得したみなさんは「運転事故」にだけくれぐれも気をつけて、後はゆっくり採用決定通知を待ちましょう!

 

最終合格後に行われる「意向調査」については、次の記事でまとめているので参考にしてください♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!