【THE FIRSTの魅力】オーディション番組の域を超えた『15人の人間が音楽とともに成長を続ける物語』🌻感想

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この記事では、地上波およびネットで配信されているオーディション番組「THE FIRST」についてご紹介しています🍄

この番組をたまたま見たところ、「これを見ないのは人生損している...!」という感覚を久しぶりに覚えました。

「そんなオーバーな...」と思われると思いますが、この番組はただのオーディション番組ではありません。

例えていうと、尾田栄一郎先生作の漫画「ワンピース」のSKYーHIバージョン!みたいな魅力があります。

SKYーHI氏は「日本を獲れるボーイズグループ」を結成し、近い将来、世界の頂点を目指す大航海を始めようとしています。
現在は、まだまだ序章に過ぎませんが、物語は既に始まっていると言えるでしょう。

 

この記事で「THE FIRST」の魅力をざっくりとまとめているので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

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SKYーHI氏の的確なフィードバックが面白い!

まずは、オーディション番組としての魅力をお伝えしたいと思います🍄

「THE FIRST」は、「世界の頂点を目指せる日本のボーイズグループ」のメンバーを選抜するためのオーディションです。

現在、以下のような流れで進んでいます。

〇 書類審査

〇 二次審査(個人歌唱+ダンス)
  ⇒30人が選抜

〇 三次審査(グループ内で輝ける個性を持っているかどうか)
  ⇒30人から15人を選抜

〇 合宿審査
  ⇒15人から減っていく(※現在このあたりです)

 

三次審査では、
〇 個人の課題曲に対しての歌唱力
〇 5人グループを組んで、チーム内でのパフォーマンス力
について審査されます。

 

そのいずれについても、主催者であるSKYーHIさんが、その場で1人ずつ的確なフィードバックを行っています。

 

この番組の素晴らしいところは、
〇 フィードバック内容が、素人が聞いても非常に分かりやすいものであること。
〇 応募者が誰一人傷つかない言葉を選び、フィードバックされていること。

です。

 

SKYーHIさんは、ラッパーとしても活躍されているみたいですが、頭の回転が異常に早いです。
そして、応募者に対する思いやりとリスペクトをちゃんと持っています🍄

 

そのため、視聴者や応募者が不愉快な気持ちになるようなフィードバックは、一切ありません。
にもかかわらず、素人が聞いてもすぐに理解できるくらい、とても分かりやすい内容をお話されています。

 

普通にオーディション番組として見たときに、とても面白いと思います🍄

 

そして合宿審査に入ってからは、オーディションを通して、「音楽とともに、15人の少年が成長する姿」を非常に近い距離で見ることができます。

 

「楽曲を1から制作する」というドラマ性

合宿審査の最初の課題は、
「5人グループを組み、10日間で、1から楽曲を完成させる」です。

グループ分けについても、SKYーHIさんが、「全員が一番成長できるように」ということをよく考えた上で、決めていると思われます。

 

楽曲制作は、全てグループごとに以下の流れで進んでいきます。

〇 楽曲の元となるトラックを聞く。
〇 トラックを元に、グループごとに作詞作曲。
〇 作った曲に合わせて、ダンスパフォーマンスを考える。
〇 10日目に、パフォーマンス披露。(もちろん完全に生歌)

 

この審査の面白いところは、全てのグループが「同じトラック」で曲をつくるというところです。
(トラックというのは、メロディーは入っていなくて、基本となるリズムやコードだけが入っているようなイメージです。)

 

この番組では、グループごとにどうやって曲が出来上がっていくのかを、ちゃんと見せてくれます。

作詞作曲の経験など全くない私が見ても、
「同じトラックでも、こんなに違う曲に仕上がっていくんだ」ととても面白かったです🍄

 

そして、1番の見所は、どのグループも「全員参加」で曲づくりを進めていくところです。

 

合宿審査まで残っている15人は、ダンススキルや歌唱スキルは秀でていても、作詞作曲は経験がない応募者もたくさんいます。
経験者がリーダーシップとることはもちろんありますが、あくまでも自主的に自然と全員参加の流れができていきます。

 

おまけに、どのグループも制作期間はたったの10日間しかありません。
10日間で、作詞作曲、ダンス振り付け、パフォーマンスの全てを自分たちで考えなければいけないんです。

 

にもかかわらず、完成した曲は、どのチームも信じられないくらいの完成度になっているんです💡
これはもう、完全な形で「相乗効果」を証明していると言えます。

 

「THE FIRST」の中では、これはあくまでも審査の1つでしかありません。
しかし番組内容を見ると、「この審査だけでドラマ化できるんじゃないか」と思うくらいのレベルに仕上がっています。

 

合宿審査から見始めても全然問題がない作り方になっているので、時間がない方は、「Hulu第8話」から見ることをおすすめします💡

 

15人の若き少年たちのひたむきな姿に心を奪われる

そして、冒頭にも書きましたが、これはただのオーディション番組ではありません🍄

SKYーHIさんは、メンバーを選抜することだけを目的に、オーディションを開催しているわけではないんだと思います。
結果にかかわらず、「音楽に向き合うことで成長してほしい」と考えているのでしょう。

 

そのため、この番組の審査内容は、「現在の実力を確認するもの」ではありません。
応募者である彼らが、正面からこの審査に取り組むことで、大きく成長できる内容になっているんです。

 

「THE FIRST」がここまでレベルの高い番組になっているのは、主催者であるSKYーHIさんが、「選抜」ではなく、「彼らの能力を開花させること」を最優先にして審査を続けているからだと思います。

そして、それを実現させたのは、合宿審査に進んだ15人の少年たちです。

 

SKYーHIさんにどんな思惑があったとしても、彼らがそれに答えてくれなければ、何も意味がないからです。

 

ある意味、SKYーHIさんの「人を見る目」は異常といえます。
それくらい、合宿審査では、揃いに揃った15人が残っています。

 

才能やスキルが高い人は、この世界にたくさんいるはずです。

でも、大事なのは、才能を生かせるだけの努力をできるかどうか。
言われたことを吸収できる、人間性があるかどうか。
自分の成長を止めないための、思考力があるかどうか。
だと思います。

 

残っている15人は、自分の才能に溺れることなく、どこまでも真っ直ぐに上を目指し続ける力を持っている人ばかりです。

他人を羨んだり、蹴落とす気持ちなど、彼らの中には1ミリも存在していません。
あくまでも、「自分がどうすれば成長できるか」だけを見つめ続けています。

 

この番組では、彼らが、SKYーHIの出す課題に正面から向き合い、尋常ではないスピードで成長していく姿を、見せつけられます。

 

タイトルにも書きましたが、オーディション番組の域を超えた「15人の少年が音楽とともに成長を続ける物語」なんです。

 

これに心を奪われない人が果たしているんだろうか......
そう思ってしまうくらい、驚異的な番組になっていると思います。

 

天才「黒田竜平」の存在

そして、この応募者の中には、怖いくらいの才能の持ち主が1人 混ざっています。
竜平くんは14歳なので、まだ中学2年生みたいですね。

 

個人的には、「天才」は努力の結果だと思っています。
そのため、天才という表現はあまり使わないほうが良いかなと思っているのですが、彼はもう「天才」と表現せざるを得ない存在だと思います。

  

ダンススキルや表現力など、彼の持っている才能は、頭1つ抜き出ています。
素人でも分かるくらいの、存在感と表現力があります。

 

にもかかわらず、グループの中に綺麗に溶け込み、チーム全体のパフォーマンス力を大きく底上げする力を持っています。

 

実際に見てみると分かりますが、1つ1つの動きや表現力は、チーム内でも圧倒的です。
しかし、チーム全体で見ると綺麗に1つにまとまっているんです。

 

その才能は、ダンスだけではありません。
歌唱力や作詞作曲など、音楽的な感性も非常に高いレベルで持ち合わせています。

 

参考までに、こちらの楽曲のサビ部分が、黒田竜平くんによって作詞作曲されたパートです。(ダンス未経験者が2人いるため、振付や構成もチームで工夫して制作されています。)

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そして、「才能に決して溺れることのない人間性」も兼ね備えています。
若干14歳にして、音楽に対する愛情の深さ、意識の高さは素晴らしいとしか言えません。
「人を惹きつける能力」みたいなものも、ちゃんと持っているんだと思います。 

 

こんな逸材がまだ日本に眠っていたのか.....と衝撃を受けますが、天才ってそういうものだとも思います🍄
SKYーHIさんは、竜平くんを初めて見たその瞬間に、「才能を見つけてしまった!」と断言しています。

 

この時点では、視聴者は正直、置いてきぼり感が強いです(笑)
おそらく多くの視聴者が「え、そこまでですか??」と思っていたと思います。

 

竜平くんは、あのレベルで実績がないらしいですが、それはSKYーHIさんに引き合わせるための、神様の策略でしょう(笑)
下手に実績をつけて、身も心も酷使されるような事務所に引き抜かれてしまったら、それこそ才能の損失です。

天才とは、得てしてそういう「運」も兼ね備えているんだと思います。

 

しかし、才能の塊とはいえ、中身はまだまだ14歳。
素直で優しいというか、可愛らしい一面も持っていると思います。

 

そんな才能の塊である黒田竜平くんは、「合宿を通じて、人間としても成長していきたい」とカメラの前で話しています。
怖いくらいのポテンシャルを内に秘めた逸材が、人間としても成長していく姿を見られるのが、「THE FIRST」です🍄

 
ちなみに、他の応募者の方も、それぞれ才能あふれる方ばかりです。

 

応募者のダンススキルの凄さは、こちらの選抜組の動画を見ると分かりやすいです。
噂の天才少年は、一番左の奥です。

www.youtube.com

 

視聴者側も「音楽との距離が近くなる」

審査を続けるなかで、応募者の方々が口をそろえて「音楽との距離が近くなった」とお話されています🍄

 

これだけを聞くと、耳障りの良い言葉を口にしているだけと思うかもしれません。

しかし、これは視聴者の1人として、私自身も感じています。
私は、ダンスも歌も習ったこともありません。
多くの人と同じく、通勤途中や自宅で、好きな音楽を聴いて楽しむくらいです🍄

 

ただ、「THE FIRST」を見てから、確かに音楽との距離の近さを感じます。
今まで聞いていた音楽を違う世界観で聞いていたり、何気なく見ていたパフォーマンスに意味合いを感じたり。

 

ただ音楽を楽しんでいた状態だったのが、純粋に音楽の世界に入り込むという色合いに変わったのかもしれません。

 

それは、SKYーHIさんのフィードバックや、音楽に真摯に向き合う彼らの姿をずっと画面越しに見ていたからかなと思います。

 

言葉にするのは難しいですが、「音楽との距離が近くなる」ってとても不思議な感覚です。
ぜひ多くの方に体感してほしいなと思います🍄

視聴方法について

「THE FIRST」には、4つの視聴方法があります💡


〇 お昼の情報系番組「スッキリ」で地上波放送
  ※毎週木曜日・金曜日の9時15分~ 

〇 TVerで配信
  ※スッキリの放送日の15時~見逃し配信

〇 Huluで「完全版」を配信
  ※毎週金曜日20時に、最新話がUP

〇 YouTubeで配信
  ※Huluの内容を2分割にした上で、少し編集を加えて、1ヶ月以上遅れで配信

 

大きな違いは、
〇 月額料金がかかるHuluでは、完全版(約60分)を配信。
〇 無料版では、合計約40分に編集されている。
〇 YouTubeではかなり時差があるけど、ほぼ完全版(約50分)を見られる。

 

というところかと思います。
番組としては、審査ごとにきちんと区切りが付いているので、途中から見ても困ることはありません💡
そのため、最新話から「スッキリ」や「TVer」で見始めても、十分楽しめると思います🍄

 

しかし、個人的には、この番組については、Huluでの「完全版」の視聴を圧倒的におすすめします🍄

 

「20分しか変わらないじゃないか」と思われるかもしれません。
しかし、テレビ版はあくまでも「オーディション選抜の結果」を重視して、編集されているんです。

 

私がこの記事でまとめた「THE FIRST」最大の魅力である、
〇 SKYーHIさんのフィードバック
〇 応募者15人の成長する姿
〇 才能の塊「黒田竜平」の人間性が分かる場面
が、少しずつカットされているんです。

 

これは、ある意味、やむを得ないことだと思います。
オーディション選抜の内容に関わる内容は、絶対にカットするわけにはいかないので。

 

ただ、この番組の本当の凄さは、「オーディションを通して成長していく人間の、等身大の姿」を画面越しに見られることです。
個人的には、完全版を見ないのは本当に勿体ないと思っています。

 

そのため、これから見る方はYouTubeにUPされている三次審査から見てみるのがおすすめです。

www.youtube.com


二次審査は、参加者の個性や人間性を知ってから見るほうが、分かりやすくて良いと思います。(少し単調な作りになっているので。)

 

そして、Huluの無料体験で、合宿審査を一気に見てしまうことをおすすめします💡

 

まとめ【少し真面目な話】

このオーディション番組は、平日の情報系番組である「スッキリ」で特集されています。
そのため、視聴者層は大人世代の方が多いような印象を受けます。

 

それはそれで素晴らしいのですが、個人的には、参加者と同世代のみなさんに、もっとこの番組を見てほしいという気持ちがあります。

 

今の日本では、ある意味、非常に閉ざされた空間で学校生活を送っている方がたくさんいると思います。
入社したばかりの会社で、心が折れそうな日常を送っている方も、たくさんいるはずです。

 

人間、視野が狭くなってしまうと、悪い想像しかできなくなってしまいます。
自分には何の才能もない、何も目指すのもがない。
自分の将来について、明るい想像が広がらない。

 

そんな状況のときに、誰かが真っ直ぐに頑張る姿、成長を続ける姿は、必ず胸を打つものがあると思います。

 

この番組の凄いところは、「彼らには才能があるからだ。自分とは違う」という気持ちにならないところだと思います。

 

才能がある人こそ、もがき苦しみながら、懸命に努力を続けているという現実を突きつけられます。
自分の可能性を信じて、常に前だけを見つめることの「強さ」みたいなものを、言葉にしなくても感じとることができるはずです。

 

少し真面目な話になってしまいましたが...

とりあえず、見てみてください🍄(笑) 

 

これから先、自分自身を背負って生きていくことに不安を抱えている方も、
〇 自分の存在を大切にすること
〇 自分のために頑張ること
の大切さを思い出すことができると思います。

 

また、このオーディション番組の集大成として開催された『THE FIRST FINAL』の円盤は好評発売中です🍄
楽天とAmazonでは22%OFFで購入できるので、ぜひチェックしてみてください!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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