【進撃の巨人の謎】最後の「少年と犬」はどういう意味?🌻最終回の「犬を連れた少年」に込められた2つのメッセージを解説&考察!

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「進撃の巨人」は、犬を連れた少年が「巨人を創り出した源である木の根元」にたどり着いた場面で終わります。

ここから先の世界は、描かれていません。

私は「進撃の巨人」のラストシーンには、

 争いは繰り返される

 世界を託されたのは「私たち」読者も同じである

この2つのメッセージが込められていると思いました。

この記事では、最後の絵の考察についてまとめています!

まとめ部分で「リヴァイ兵長の台詞に込められた伏線」についても書いているので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

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争いは繰り返される

歴史の中で争いは繰り返される

進撃の巨人は「争いはいつの時代も繰り返される」ということが、示唆される形で幕をとじました。

 

時代が違っても、国が変わっても、争いは何度でも繰り返されています。

 

進撃の巨人は「完全にハッピーエンド」で終わるのではなく、これを投げかける形で終わることで、

争いを繰り返さないためにはどうすれば良いか
これを考えることが大切である

このようなメッセージが、より強く読者の心に残る作品になりました。

世界を託されているのは「私たち読者」も同じ

未来を託されているのは、私たち読者も同じである

最後の少年の絵には、このようなメッセージも込められていると思いました。

 

エレンは未来をアルミン達に託した

エレンは「壁のない自由な世界」への第1歩を踏み出しました。そして「壁のない世界の実現」は、アルミン達へと託し、託されたアルミン、そしてヒストリアはそれを自覚し、新たな世界を生き抜いた。

進撃の巨人の結末は、一言でいうとこんな感じだと思います。

 

エレンは、葛藤を抱えながらも「地ならし」に踏み切りました。

 

その1番の理由は、

「壁のない世界への最初の1歩」をどうしても踏み出したかったから

だと思います。

 

エレンにとって「巨人のいない世界」は「本当に自由な世界」への第1歩でしかなかったのでしょう。

 

エレンの役割は、その1歩目を踏み出すこと。
その後の世界は、アルミン達に託す形で、エレンの生涯は幕を閉じました。

 

進撃の巨人は「日本」を舞台にしている?

パラディ島のモデルは「日本」って本当?

これはよく言われていることですが、はっきり名言はされていなくても、パラディ島は「日本」を投影していると考えられます。

 

パラディ島の面積は、日本とほぼ同じくらいの設定です。
歴史的な背景事情も、似ている部分が多々あります。

 

パラディ島の人々と同じで、私たちの今の日常も、過去に繰り返されてきた争いの上に成り立っています。

 

最終回で描かれている「犬を連れた少年」

この少年の絵は、エレンやミカサが生きていた時代よりも、はるか先の未来として描かれています。

 

この少年は、過去の人々にとっては未来である「今の私たち」を現しているのだと思います。

 

私たちは今、岐路に立たされている

未来を託された私たちは、今まさに岐路に立たされている

「進撃の巨人」には、こういうメッセージが込められているように思いました。

 

争いは、いつの時代も繰り返されてきました。

 

だからこそ、未来を託されている私たちは考え続けることが大切なんです。

 

少年は「巨人の源」である大木の木にたどり着いています。

 

ここから、再び歴史を繰り返すのか
それとも、違う未来を選ぶのか


問われているのは少年だけではなくて、今を生きている私たちです。

 

少年は、まだ「木の穴」に足を踏み入れることはしていません。

前にも進めるし、後にも戻れます。
違う道を選ぶことも、今の段階ではまだできるんです。

 

まさに「分かれ道」に立たされている少年の絵には、今の時代を生きている私たちが投影されていると感じました。

物語の続きはどんな世界になる?

結局、争いは繰り返されるという結末なの?

「進撃の巨人」の世界では、最後の少年はどんな選択をとるのでしょうか。

 

私は、

 バッドエンド

 ハッピーエンド

この2つが存在していると思います。

「少年が巨人になる」というバッドエンド

少年はユミルと同じく、穴に落ちる

ユミルの歴史が、再び繰り返される

1つ目は、バッドエンドです。

 

「進撃の巨人」の世界では、エレンやハンジさん、エルヴィン団長など、たくさんの命が犠牲になりました。

 

「巨人のいない世界」にたどり着くために、数え切れないくらいの命が失われました。

 

でも未来の少年にとっては、それは既に「過去の歴史」になっているんです。

 

巨人の生み出す恐怖は過去のものとなり、巨人のいない生活は、未来の少年にとっては当たり前の日常になっているのでしょう。

 

たくさんの命を犠牲にしてまで作り上げた「巨人のいない世界」
それが簡単に覆される可能性があるという現実は、私たちの世界とも重なる部分が多いです。

 

過去の間違いは、忘れられた頃に繰り返される

示唆されたバッドエンドには、この教訓が込められていると思います。

 

「少年は1人ではない」という事実

でも私は「進撃の巨人」の世界では、巨人が復活することはないだろうと思いました。

 

その根拠は「少年が連れている犬の存在」です。

 

ユミルは、1人ぼっちでした。
そして世界の8割を滅ぼすという選択をとったエレンは、最終的には単独行動をとりました。

 

少年が連れているのは、盲導犬ではないか?

という考察も、よく目にします。

 

盲導犬ということは、少年を正しい方向に導く役割を持っているということです。


そして少年と犬は、決して離れることはないだろうということが推測できます。

「第3の選択肢」について

少年は、きっと「第3の選択肢」にたどり着くだろう。
そういう未来が想像できるラストだったと、私は思いました。

 

ユミルの選択でもなく、エレンの選択でもない。
まったく別の「第3の選択肢」を、少年はきっと見つけ出すだろう。

 

私はそのように思いました。

 

「進撃の巨人」のその後の世界は、描かれていません。

 

でも私は、きっと最終的にはハッピーエンドの世界にたどり着いた。そう考えています。

 

リヴァイ兵長の台詞が伏線になっている

最終回でのリヴァイ兵長のセリフは、とても印象に残りました。

俺たちが夢見た「巨人のいない世界」は、呆れるほどおめでたい理想の世界だったはずだ。そうでなければあいつらの心臓に見合わない。

「進撃の巨人」の世界は、最終的には「呆れるほどおめでたい理想の世界」にたどり着いただろうと、私は想像しています。

 

だって、そうでなければ、みんなが捧げた心臓に見合わないですから。

 

最後の「少年と犬」の場面。
そこからどれくらい先の世界なのかは分かりませんが、私はそう思っています。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
他にも色々な考察記事を書いているので、よければ合わせて参考にしてください♪

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