【考察】リヴァイ兵長がアルミンの命を選んだ3つの理由🌷進撃の巨人の解説

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アニメ「進撃の巨人」のウォール・マリア奪還作戦にて、

エルヴィン団長かアルミンか

命の選択を迫られたリヴァイ兵長は、アルミンを助けることを選択しました。

 

この選択は、

リヴァイ兵長の「直感」と「優しさ」がもたらした結果

だと私は思っています。

 

この記事では「アルミンを選択した3つの理由」について考察しています!

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エルヴィン団長との最後の会話

「答え合わせ」がしたかった

エルヴィン団長は、リヴァイ兵長との最後の会話で「この世界の真実を知りたい」という強い気持ちを明かしています。

 

人はみんな何かに酔っぱらっていないとやっていられない

これは、リヴァイ兵長の育ての親であるケニーの台詞です。

 

エレンの原動力が「自由を追い求める気持ち」であったのと同じく、エルヴィン団長を突き動かしていたのは、

「世界の謎が知りたい」

という気持ちだったことが分かります。

 

アルミンの目指すもの

一方で、リヴァイ兵長があの場で思い出したのは、

壁の向こうには海があるんだ!

と目を輝かせて話すアルミンの姿でした。

 

エルヴィン団長とアルミンの追い求めるものは、似ているようで実は真逆なんです。

 

リヴァイ兵長の3つの判断根拠

エルヴィン団長とアルミンの「原動力」

 エルヴィン団長の原動力は「過去」

 アルミンの原動力は「未来」

エルヴィン団長が知りたいと強く願っていたのは、いわば「壁の世界の始まり」です。

 

一方で、アルミンが見ていたのは「壁の向こう側にある世界」です。

 

エルヴィンの原動力は「過去」であり、アルミンの原動力は「未来」なんです。

 

リヴァイ兵長は、2人の話していたことを思い出したとき。

 

直感として「未来はアルミンに託すべきなのかもしれない」と感じたのではないでしょうか。

 

エルヴィン団長への想い

エルヴィン団長を引き戻すことを残酷だと感じた

リヴァイ兵長とエルヴィン団長は、根本的な部分でとても似ていると思います。

 

2人ともドライな性格に見えますが、実際は「人類のために賢明な判断を下せる」というだけです。

 

たくさんの人たちに慕われているのも、本質的な部分に「仲間への思いやり」があるからこそです。

 

エルヴィン団長は「新兵を地獄へ導く」という役割がある以上、心を痛めることすら許されない立場です。

 

しかし、そこに心の葛藤がないわけがありません。

 

リヴァイ兵長は「悪魔」という言葉を使っていましたが、エルヴィン団長はそれくらい辛い役目を引き受けてきたんです。

団長としての役目を全うしたエルヴィンを「巨人の力」を使って呼び戻し、再び人類のために尽力させる

エルヴィン団長の気持ちを考えると、とても残酷な側面がありますよね。

 

今まで多くの仲間を失ってきたリヴァイ兵長だからこそ、エルヴィン団長の気持ちを誰よりも想像できたのではないでしょうか。

 

アルミンへの想い

アルミンの未来を奪うことを残酷だと感じた

奪うという言い方には語弊がありますが、リヴァイ兵長はアルミンの場合は逆に「未来を奪うこと」を残酷だと感じたのではないでしょうか。

 

その理由は、リヴァイ兵長の中には

あの3人を海まで届けてあげたい

という気持ちがあったからです。

 

リヴァイ兵長は、ドライに見えて実はとても優しい人です。

調査兵団だからといって「命を落とすことは仕方ない」とは決して思っていません。

 

いつだって、1人でも多くの仲間の命を助けようとしてきました。

 

そして最終回では、こんな台詞がありました。

俺たちの役目は、あの3人を海に届ける。

そこまでの役目だったのかもしれない...

この台詞からも、リヴァイ兵長はエレンだけではなくて、エレンを含む「幼なじみ3人」を大切に思ってくれていたことが分かります。

 

もちろんリヴァイ兵長は、優しさだけで選択するような人ではありません。

 

しかしリヴァイ兵長のこの気持ちは「アルミンを助けるべきだ」という直感を、きっと後押ししたはずです。

 

まとめ【後悔しない選択をした】

私が思う「リヴァイ兵長がアルミンの命を選択した理由」は、次の3つです。

① 2人の会話を思い出し、アルミンに未来の可能性を感じた

② エルヴィンを呼び戻すことは残酷だと思った

③ アルミンを海まで届けてあげたいという気持ちがあった

ただし実際は、そこまで複雑な理由はないのかなと私は思っています。

 

リヴァイ兵長があの瞬間に「助けるべきだ」と心が傾いたのはアルミンであり「助けたい」と思ったのもアルミンだった。

 

実際のところは、それだけのお話なのかなと思ったりもします。

 

リヴァイ兵長の台詞に、

どの選択が正しいのかなんて誰にも分からないからこそ、後悔しないほうを選択するべきだ

という内容があります。

 

リヴァイ兵長は、もともとエルヴィン団長からも「誰に注射を使うかは一任する」と言われていました。

 

そのため最終的には「未来はアルミンに託すべきかもしれない」という自分自身の直感を信じ、後悔しないほうを選択したのだと私は思いました。

 

ちなみに最終回でジークを倒し、巨人の進軍を止めることができたのは、アルミンがジークの考えを変えたからです。

 

「道」の中にいたジークを倒すためには、ジーク自ら姿を現してもらう他ありませんでした。

 

もしエルヴィン団長を選んでいたら、また別の方法を見いだせていたかもしれませんが、アルミンを選択したことは、間違いなく正しい選択の1つだったと私は思います。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
他にも色々な考察記事を書いているので、合わせて読んでいただけると嬉しいです。

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