【比較】進撃の巨人の結末!アニメと原作の7つの違い🌻「原作の最終回」と「アニメ完結編」の違いを分かりやすく解説!

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「進撃の巨人」の最終回について、原作とアニメの違いをまとめました!

主な違いは、次の7つです。

① ハンジさんの最期のシーン
②「歴代の巨人」との戦闘シーン

③ エレンとアルミンの最後の会話
④ 「始祖ユミル」の最後の様子

⑤ ミカサとジャンの結婚が確定
⑥ リヴァイ兵長の最後のシーン
⑦ イエレナとオニャンコポン

アニメの完結編では、原作と違う点が多かったです。
最後まで読んでいただけると嬉しいです!

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ハンジさんとリヴァイ兵長の会話

ハンジさんの最期の場面は、原作34巻とアニメで少しだけ雰囲気が違いました!

原作はいつもどおりの雰囲気

どこが違ったの?

1番印象に残ったのは、リヴァイ兵長がハンジさんに、

心臓を捧げよ

と最後に伝えるシーンです。

 

原作では、シンプルにその場面だけが描かれていました。

ハンジさんの気持ちを汲んで、送り出すことにしたリヴァイ兵長
リヴァイ兵長の気持ちを汲んで、特別な言葉を伝えることはなく飛び立ったハンジさん


直接言葉にすることはなくても、お互いがお互いの気持ちを察したことが分かる場面でした。

 

これはこれで素敵だったんですけど、アニメ版では「2人の裏側の感情」がより分かりやすく描かれていました。

アニメのほうが心温まる演出だった

君が言ってんの初めて聞いたよ

リヴァイ兵長の「心臓を捧げよ」という言葉に対して、ハンジさんはこのように返しました。

 

セリフ自体は、原作と同じです。
ただ原作では「ハンジさんはあくまでも普段の雰囲気のまま飛び立った」という印象を受けました。

 

一方でアニメでは、ハンジさんはとても優しい口調でこの言葉を伝えます。

 

私はアニメでこの場面を見たとき。
「心からのありがとう」が裏側に込められているその伝え方に、涙が止まりませんでした。

 

ちなみにリヴァイ兵長も、セリフは追加されていないけど「無言のカット」が追加されていました。

 

アニメのほうが2人の心情がより分かりやすく描かれていて、とても良かったと思いました。

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歴代の「7つの巨人」との戦闘シーン

あとアニメ版の最後の戦闘シーンは、本当にカッコよかったです。

 

特に印象に残ったのは、歴代の「7つの巨人」との戦闘シーンです。

 

原作と比べると、リヴァイ兵長の戦闘シーンが少し増えていました!

 

負傷している状態にもかかわらず、1人で複数の巨人を相手にし、さらに仲間のフォローや作戦の組み立てまでさらりとこなす姿が、とてもカッコよかったです。

エレンとアルミンの最後の会話

1番の違いはここだね!

「進撃の巨人」の最終回では、原作者の方がアニメのために、ネームを少し書き換えたことが明かされていました。

 

実際に原作とアニメを見比べると、最後の「エレンとアルミンの会話」の内容が大きく変わっていて驚きました!

 

原作は少し分かりにくい

僕たちのために殺戮者になってくれてありがとう

原作では、アルミンはエレンとの最後の時間でこのセリフを伝えます。

 

原作では、殺戮者であるエレンと、それを止めるアルミン。
2人の立場は違っているような印象を受けます。

 

アルミンは『エレンは許されないことをした』と考えているけど、それしか方法がなかったことを、アルミン自身が認めてしまっているような印象を受けます。

 

エレンは殺戮者だけど、アルミン自身はそれを受け入れてずっと友達でいる

そういう友情が描かれていると受け取られかねないと、私は思いました。

 

アニメでは「地獄」というフレーズが使われた

これは僕たちのやったことだ
地獄で会おうエレン

原作の「殺戮者になってくれてありがとう」と比べると、アルミンの立場がより分かりやすくなっていました。

 

また「エレンの行動は正しくない」ということを分かりやすくするために、他のセリフも大きく変えられました。

こんなのは解決じゃない!
人がいなくなれば争いは起らないなんて冗談、真に受けるやつがいるのか!?

君に外の世界の本を見せたのは僕だ。
地獄で会おうエレン。僕たちはずっと一緒だ。

私は、こちらのほうが何倍も良いと思いました。

 

全ての台詞が『エレンの選択は仕方ない』と思ってしまう人に向かって、突き刺さる内容になっていたと思います。

 

人類の8割を虐殺するなんて行動は「それしか方法がなかった」なんて言葉で納得されるレベルではないんです。

 

その事実が、アニメではきちんと強調されていて良かったと思いました。

 

「進撃の巨人」は、先ほどのハンジさんの最期でもそうですが、

直接的な言葉を使うことなく、複雑な気持ちをうまく表現している作品

だと思います。

 

でも最終回のアルミンの台詞だけは、かなり直接的でした。
もはや解説と言えるレベルでした。

 

「進撃の巨人」という作品に込められているメッセージが誤解されることがないように、あえて直接的な言葉を使ったのだと思います。

 

アニメ完結編に込められたメッセージなどは、次の記事でまとめています。
良かったら合わせて読んでいただけると嬉しいです。

始祖「ユミル」の最後の様子

3つ目は、ミカサがエレンの命を絶った後の「始祖ユミル」の様子です。

アニメでは表情が見えなかった

アニメでは「始祖ユミル」の表情ははっきりと描かれていませんでした。

 

「始祖ユミル」の後ろから、強い光が差し込まれている映像で終わりました。

 

原作よりも、幻想的な場面だったと思います。
幻想的だけど、明るい未来を想像させるような、そんな最後だったと思いました。

 

原作では嬉しそうな様子

一方で原作では「始祖のユミル」の表情がはっきりと描かれています。

 

「始祖ユミル」は、エレンの命を絶った後に、ミカサが唇を合わせる様子を見て、嬉しそうににっこりと微笑んでいました。

 

私は、この場面が「始祖ユミルがフリッツ王への愛の呪縛」から解き放たれたことを表しているのだと思っていました。

 

愛することは、愛する人に言われた行動をとり続けることではない
愛する人の意思と、違う行動をとっても良いんだ

それが分かったユミルの気持ちが、最後の表情に現れていたように思います。

 

気になる方は、原作34巻もチェックしてみてください!

ミカサとジャンの結婚が確定

結局ミカサとジャンは結婚したの?

という読者の疑問に答えるように、アニメ版では「棺で眠るミカサの左手薬指」に指輪が追加されました。

 

このことで、ミカサとジャンの結婚は確定要素になったと思います。

 

ちなみに「エレンのお墓に花を供え続けたミカサの生涯」は、原作のほうが分かりやすかったです。

 

「ミカサとジャンの結婚」については、次の記事に詳しい考察をまとめています!

リヴァイ兵長について

アニメ完結編は「進撃の巨人のファン」にとても優しい構成になっていました。

 

エレンとアルミンの最後についても、アニメ版のほうがエレンに救いがありました。

 

「殺戮者になってくれてありがとう」よりも「地獄で会おうエレン。僕たちはずっと一緒だ」のほうが、エレンの気持ちを考えても救われると思います。

 

リヴァイ兵長のラストシーンも同じで、私はアニメ版のほうが断然良かったです!

 

ちなみにリヴァイ兵長とエルヴィン団長の出会いは「悔いなき選択」で描かれています。

リヴァイ兵長が調査兵団に入った経緯を知ると、最後の結末も印象が少し変わります。

原作ではガビとファルコと一緒

原作34巻では、ガビとファルコと一緒にいる様子が描かれています。

 

リヴァイ兵長が本当に大切に思っていた人は、みんな亡くなってしまいました。

 

私は「せめて隣にハンジさんがいたら良かったのに...」と思ってしまって、少し切なくなりました。

 

アニメでは子供たちにキャンディを配っていた

アニメでは、リヴァイ兵長は子どもたちにキャンディを売っているか配っているようなシーンで終わりました。

 

なんだかそれなりに楽しそうで、私はほっこりしました。

 

リヴァイ兵長は、冷たいように見えてとても優しい人です。
昔から面倒見も良いし、エレンたち3人のこともずっと気にかけてくれていました。

 

最後のあんな状況でも「最後までエレンを救いたい」と思ってくれていたし、エレンを殺すという決断を、心から悔しく思っている様子が描かれていました。

 

アニメ版のリヴァイ兵長のラストシーンは、アッカーマンの力はなくなっても、今後も子どもたちに慕われる未来が色々と想像できる終わり方で、私は良かったかなと思います。

イエレナとオニャンコポン

最後は、イエレナとオニャンコポンの「その後の様子」が、少しだけ描かれていたことです。

 

原作では、この2人の生死は不明でした。

 

一方でアニメでは、

2人で野球道具を運んでいる様子

がワンシーンだけ描かれていました。

 

野球道具から、ジークを思い出すこともできる素敵な場面だったと思います。

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感想【アニメのほうが良かった!】

私は、アニメ版の最終回のほうが圧倒的に良かったと思いました!

 

こちらの記事でも書きましたが「進撃の巨人」では、1番頑張ったエレンとリヴァイ兵長が報われなさすぎると、個人的には思います。

 

愛する人に、命を奪われるしかなかったエレン。
最後まで戦い続けたのに、大切な人はみんな目の前からいなくなってしまったリヴァイ兵長。

 

ハッピーエンドでまとめるわけにはいかないことは分かりますが、あまりにも救いがないと個人的には思っていました。

 

その気持ちが、アニメで少し浄化されました。

 

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「進撃の巨人」の考察記事は他にもいくつか書いているので、合わせて読んでいただけると嬉しいです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪

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