【進撃の巨人】リヴァイ兵長の最後について!最終回で車椅子になった理由は?🌷アニメと原作それぞれの結末を解説♪

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最終回を迎えた「進撃の巨人」について、リヴァイ兵長の結末を解説しています!

この記事では、次の3つの内容についてまとめています。

① リヴァイ兵長はどうなった?

② 原作で車椅子になった理由
③ 原作とアニメのラストの違い

「リヴァイ兵長がパラディ島に戻らなかった理由」も考察しているので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

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リヴァイ兵長は最終回でどうなった?

リヴァイ兵長は最後どうなったの?

という方に向けて、まずはリヴァイ兵長の「最後の戦闘の流れ」を順番に追っていきたいと思います!

雷槍により大ダメージ

物語の後半で、リヴァイ兵長はジークを捕えました。

 

ジークはエレンの兄であり「獣の巨人」を有しています。

 

ジークの持つ「巨人の力」を誰かに継承させるためは、ジークの命をその場で断つわけにはいきませんでした。

 

巨人化を防ぐために、ジークは「雷槍」とつながれました。

 

巨人化することもできず、身動きもとれないジークでしたが、追い詰められた結果、ほとんど自爆のような形で雷槍を爆発させます。

 

至近距離にいたリヴァイ兵長は、雷槍の爆撃に巻き込まれ、大ダメージを受けました。

 

一方のジークは「始祖ユミル」に助けられ、無傷の状態で、物語の後半へと続きます。

 

ハンジさんの手当により意識が回復

瀕死の状態のリヴァイ兵長を発見したのは、ハンジさんです。

 

リヴァイ兵長は「アッカーマンの力」を有しているため、雷槍が直撃しても、なんとか一命を取り留めることができました。

 

その後ハンジさんの処置により、リヴァイ兵長は意識を取り戻しますが、右目と右手(人差し指・中指)は負傷した状態になります。

 

「歴代の7つの巨人」との戦闘

右目と右手(人差し指・中指)を負傷したリヴァイ兵長でしたが、

2本も指があれば充分だ

問題ない

と発言し、最後の戦いに挑みます。

 

その言葉どおり、今までと変わりなく立体機動装置を操り「歴代の7つの巨人」と戦います。

 

ちなみにアニメ版での最後の戦いは、とてもかっこよかったです。

 

戦いながら作戦を組み立て、さらに仲間のフォローまでさらりとこなす姿が、さすがリヴァイ兵長という感じで圧巻でした。

 

コニーを助けるため左足を負傷

しかし「始祖の力」は、巨人を無限に作り出すことができます。

 

巨人を倒しても、次から次に、新しい巨人が襲いかかります。

 

ジャンやライナー、コニーも懸命に戦いますが、勝機はまた全く見つかりません。

 

そして気を失ったコニーに、巨人が襲いかかります。

 

それにいち早く気付いたリヴァイ兵長は、コニーを助けますが、そのときに巨人に左足を噛み砕かれてしまいます。

 

ジークの命を絶ち「エルヴィンとの約束」を果たす

しかしその後も、リヴァイ兵長の心は全く折れません。

ジークを見つけても、この足じゃ足手まといか...

と考えながら、エルヴィン団長との約束を思い出します。

 

リヴァイ兵長は、エルヴィン団長と

獣の巨人(ジーク)を倒す

という約束を最後にしています。

 

エルヴィン団長との最後の約束を果たすため。
そして「地ならし」を止めるために、リヴァイ兵長はジークの姿を探します。

 

すると、アルミンとの対話により考えが変わったジークのほうから、リヴァイ兵長の前に姿を表します。

 

そしてリヴァイ兵長はジークの命を絶ち、結果的に「地ならし」が一時的に止まります。

 

ミカサをエレンの元に送り込む

「王家の血筋を引く巨人」であるジークの命を絶ったことで「地ならし」は一時的に止まりました。

 

しかし、エレン側には「始祖ユミル」がついています。

 

そのため「地ならし」を完全に止めるためには「始祖の巨人の力」をもつエレンの命を断つことが避けられないという状況になります。

 

エレンを殺すことをためらっていたミカサでしたが、エレンとの最後の時間がきっかけとなり、エレンの命を絶つ覚悟を決めます。

 

エレンは口の中にいる

私がやる

みんな協力して

というミカサの発言を受けて、

了解だミカサ

と答えたリヴァイ兵長は、雷槍を的確に命中させ、ミカサからエレンまでの道筋を作ります。

 

「巨人のいない世界」の実現

リヴァイ兵長のサポートにより、無事エレンの元に辿り着いたミカサは、エレンの命を絶ちます。

 

ミカサの行動がきっかけとなり「始祖ユミル」の呪いが解放されます。

 

「巨人のいない世界」が実現し、それとともにアッカーマンの力もこの世から消えます。

 

ちなみにリヴァイ兵長とエルヴィン団長の出会いは「悔いなき選択」で描かれています。

リヴァイ兵長が調査兵団に入った経緯を知ると、最後の結末も印象が少し変わるのでおすすめです。

原作でのリヴァイ兵長は車椅子?

リヴァイ兵長は車椅子になるの?

原作漫画のラストでは、車椅子姿のリヴァイ兵長が描かれています。

 

リヴァイ兵長は、最後の戦いで、巨人に左足を噛み砕かれて負傷しました。

 

その後すぐに巨人の力と共に「アッカーマンの力」も消えたため、完全には治らなかったのだと思います。

 

とはいっても、暗い場面ではありません。

 

敵側だったガビとファルコ、そしてオニャンコポンと一緒に街中で過ごしている様子が描かれています。

 

「立場の違う者同士」が今は一緒に過ごしている

その光景から明るい未来を想像できる、綺麗なラストだったと思います。

 

ただ私は原作ラストを読んだとき、リヴァイ兵長はあまりにも報われなすぎると思いました。

 

リヴァイ兵長は、最初から最後まで「巨人のいない世界」のために誰よりも戦ってきた人です。

 

でもリヴァイ兵長が大切に思っていた人は、みんないなくなってしまいました。

 

私は「せめて隣にハンジさんがいてくれたらよかったのに...」と思ってしまって、少し寂しい気持ちになりました。

 

アニメでのリヴァイ兵長の最後について!

アニメのラストは違ったの?

その気持ちが、アニメ版の最終回を見て少し浄化されました。

 

アニメ版では、リヴァイ兵長は街の子供たちにキャンディを配っているようなシーンで終わりました。

 

少し不思議そうな表情で、喜ぶ子供たちを見ているリヴァイ兵長が微笑ましかったです。

 

リヴァイ兵長は、昔から面倒見の良い人です。

 

数え切れないくらいの人に慕われてきたし、エレン達3人のことも最後まで守りたいと思ってくれていました。

 

大切な人はいなくなってしまったとしても、これから先、リヴァイ兵長にはまた騒がしい未来が待っていそうだなと想像できる明るいラストで良かったなと思いました。

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リヴァイ兵長がパラディ島に戻らなかった理由

あと、原作でもアニメでも、リヴァイ兵長がパラディ島に戻った姿は描かれていません。

 

将来的に戻ったのかどうかまでは分かりません。
でも、アルミン達が「和平交渉」のために訪れたタイミングでは、リヴァイ兵長はガビ達と過ごしていました。

 

これには、いくつか理由があると思います。
1つは、パラディ島勢を誰か1人残す必要があったことです。

 

最終回では、

「立場の違う者同士」が手を取り合う様子

が描かれていました。

 

アルミン達とライナー達。
そして、リヴァイ兵長とガビ達。

 

「立場の違う者同士の組み合わせ」を考えたときに、誰か1人を残すなら、リヴァイ兵長だろうなと思いました。

 

足を負傷しているのもあるし、そもそも「和平交渉」に向いていないというか、あまり興味もなさそうかなと個人的には思います。

 

また、リヴァイ兵長は「パラディ島に会いたい人」が特にいなかったのではないかと推測できます。

 

コニーは、母親がいます。
ジャンはミカサに早く会いたかっただろうし、アルミンは「和平交渉」のメインなので外せません。

 

またアルミン達には、ヒストリアもいますよね。

 

一方でリヴァイ兵長は、パラディ島に残してきた人が誰もいません。
みんな「巨人のいない世界」を実現するために、心臓を捧げる結果になりました。

 

私は、リヴァイ兵長には「この結果に思うこと」もあったのではないかと想像しています。

 

原作でもアニメでも、最後のリヴァイ兵長の表情に明るさはありません。

 

もともと笑顔なキャラクターではないんですけど、特に原作では「何かを思案している」という印象を強く受けます。

 

「巨人のいない世界」を実現できたこと。

そこに後悔はないでしょう。

 

でも、この結末に対して思うこと

そしてこれから先の未来に対して思うこと

それが最後の表情に表れていたのではないかと、私は思います。

 

リヴァイ兵長のもやもやが少し晴れそうなアニメ版のラストに、私は原作よりも救いを感じました。

 

進撃の巨人のアニメは、原作にほぼ忠実に作られています。
ただし最終回だけは、原作とアニメで違う点がたくさんありました。

 

私はアニメの結末のほうが好きですが、原作にしかない台詞や絵がたくさんあります。
個人的には原作の最終巻だけでも読んでみることをおすすめします♪

最後まで読んでいただき、ありがとうございました! 

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