【進撃の巨人】最終回でミカサがジャンと結婚したのはなぜ?3つの理由を考察🌻アニメと原作の違いも分かりやすく解説♪

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進撃の巨人の最終回では、ミカサとジャンが結婚したことが描かれていました!

私は原作34巻のラスト、そしてアニメの最終回を見たとき、

ミカサは「ジャンと一緒に生きていく」

そういう選択をしたのだろうと思いました。

この記事では、次の内容についてまとめています!

① 2人が結婚したことが分かる場面

② ミカサがジャンと結婚した理由3選

③ 原作版ラストの良いところ

原作とアニメの違いについても解説しているので、ぜひ参考にしてください!

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ミカサとジャンが結婚したことが分かる場面について!

ミカサはジャンと結婚したの?

これには色々な意見がありますが「進撃の巨人」のラストでは、間違いなく2人が結婚している様子が描かれていると思います。

 

ただし冒頭でも書きましたが「結婚した」というよりは、

ミカサは「ジャンと一緒に生きていく」という選択をした

このような表現が正しいのかなと、私は思いました。

原作で描かれている「ミカサの生涯」

原作でもアニメでも、1番最後は「台詞のない絵」が描かれています。

 

この「台詞のない絵」の連続により、

ミカサが生涯エレンのお墓に花を供え続けたこと

が分かります。

 

ちなみに最後の様子は、原作のほうが分かりやすかったです。
アニメでは絵が小さくて、少し分かりにくかったと思いました。

 

原作34巻のラストでは、

① 子どもと一緒に花を供える様子

② 杖をついて花を供える様子
③ 誰かに手を支えてもらって花を供える様子

この3枚の絵が、はっきりと描かれています。

 

このことから、ミカサは

自分1人でお墓参りが難しい年齢になっても、ずっと花を供え続けた

ということが分かります。

 

原作とアニメの大きな違いは「棺の中で眠りにつくミカサ」の左手薬指の指輪です。

 

原作では、ミカサの左手に結婚指輪はありませんでした。

アニメでは「結婚指輪」が追加された

アニメでは指輪をしていたの?

それが、かなり分かりにくいのですが。

 

アニメでは、ミカサが「棺の中でマフラーを巻いて眠っている絵」において、左手の薬指に指輪が描かれています。

 

進撃の巨人は、原作者の方も「アニメが完成形」と過去におっしゃっていたと思います。

 

実際にそのとおりで「原作では分かりにくいこと」がアニメでは色々と補足されています。

 

原作ではなかった「ミカサの左手薬指の指輪」をあえて描いたということは、

ミカサはジャンと結婚した

という事実を、私たち視聴者にはっきりと示したかったのでしょう。

 

その事実には『今を生きていく』ということの大切さが、メッセージとして込められているのだと思います。

 

個人的には、2人が結婚したことがはっきりと分かって嬉しかったです。
安心しました。

 

その理由はエレンと同じで、

ミカサには幸せになってほしい
エレンがいない後の世界でも、幸せに暮らしていてほしい

そんな気持ちが私の中にもあったからです。

ミカサがジャンと結婚した3つの理由!

ミカサは、エレンのことをずっと大切に想い続けました。

① エレンのお墓に花を供え続けた

② ずっとマフラーを巻いていた

このことからも「エレンを生涯愛していた」ということは明らかだと思います。

じゃあどうしてジャンと結婚したの?

その理由は次の3つだと私は思います。

エレンの「幸せになってほしい」という願いを受け入れた

エレンは、ミカサに「幸せになってほしい」と心から願っていました。

 

だからこそ、

マフラーを捨てて欲しい

とミカサに伝えていました。

 

この時点ではミカサは『ごめん。できない』と答えています。

 

でも戦いが終わったあと。
ミカサは、エレンのお墓の横で1人悲しみにくれています。

 

また、あなたに会いたい...

と涙を流すミカサからは、エレンが亡くなってから3年間ずっと泣いて過ごしている様子が伝わってきます。

 

しかし涙を流すミカサの元に、1羽のカモメが飛んできます。
そのカモメが、ミカサにマフラーをかけてくれたとき。

 

ミカサは立ち上がり、何かを悟ったかのように呟きます。

エレン、マフラーを巻いてくれてありがとう

 

始祖の力をもつエレンは、一定の先の未来まで見ることができました。

 

ラストのカモメは、エレンの生まれ変わりというよりは、エレン自身が未来を訪れていたということなのかなと私は思いました。

 

エレンはミカサに「マフラーを捨てて欲しい」と伝えていました。

 

でもそれを巻きに来てくれたということは、

忘れなくてもいいけれど、幸せになってほしい

エレンはミカサに、改めてそういう気持ちを伝えに来たのだと思います。

 

ミカサも、最後は笑顔で『ありがとう』と伝えています。

 

ミカサにとって「マフラーを巻いてくれてありがとう」は『あなたを愛しています』と同じ意味になります。

 

エレンのことは忘れない

これからも大切に想い続けることは変わらない
でもエレンのいない世界でも、前を向いて生きていこう

 

「幸せになってほしい」というエレン気持ちを受け止めたミカサは、ここから少しずつ未来に向かって歩き始めたのだと思います。

 

ジャンと「一緒に生きていく」という選択をした

そんなミカサを見守り、隣で支えてくれたのはジャンだったのでしょう。
ジャンは頭も良いけど、ものすごく思いやりのある人です。

 

人の痛みを自然と引き受けたり、相手にとって大切な思い出なら、同じくらい一緒に大事にしてくれる

 

そんな人物だと私は思います。

 

ジャンは、エレンのことを大切に想い続けているミカサを受け入れた上で『一緒に生きていこう』とミカサに伝えてくれたのではないか。

 

そしてミカサ自身も『ジャンと家族になる』
そういう選択をしたのではないかと、私は思いました。

 

またそういう選択をしようと思えるくらいに、ミカサにとってジャンは大きな存在になっていたのだと思います。

 

ミカサにとっての結婚は「1つの幸せの形」

結婚=幸せなの?

今の時代では「結婚=幸せ」とは限りませんよね。

 

でもミカサにとっては「家族と平穏に暮らすこと」が、ずっと憧れていた1つの幸せの形だったと私は思います。

 

ミカサは小さい頃に、両親を目の前で失っています。

 

その後はエレンの家で穏やかな時間を過ごしていましたが、それも「巨人の襲撃」により一瞬にして失ってしまいました。

 

その後のミカサは、ずっと「戦いの人生」を送ります。

 

ミカサはとても強いけど、戦いが好きなわけではありません。

ミカサの願いは、ただエレンの側にいることでした。

 

ミカサは「平穏な暮らし」を奪われてきたからこそ、そこにある温かさを、誰よりも大切に思っていたはずです。

 

ミカサは物語の後半でも

あの家に帰りたい

と呟いていました。

 

そんなミカサにとって、結婚をして家族と暮らすこと。

自分が帰れる「確かな居場所」を手に入れたこと。

 

それは間違いなく1つの幸せだと、私は思います。

 

「結婚をした」というよりも、

ミカサは過去に奪われてきた「家族との居場所」を手に入れることができた

そういう未来に、私はとても温かい気持ちになりました。

 

ジャンとエレンについて思うこと

進撃の巨人の最終話では、エレンがみんなと1対1で話をしていたことが分かりました。

 

エレンとアルミンの会話は、私たちにもはっきりと明かされています。

 

またコニーには、コニーの母が人間に戻ること。
またアニには「自分の分も長生きしろ」と伝えていたことなどが明かされています。

 

ただし、ジャンとの会話については何も明かされていません。

 

分かっているのは、最後のジャンのセリフだけです。

律儀なクソバカ野郎め...

「律儀」ってどういう意味なんだろう?と私は思いました。

 

もしかしたら、ミカサの話題も出たのかなと思いました。
エレンは、ジャンがミカサに好意を抱いていることは察していたのではないでしょうか。

 

エレンのことだから「ミカサをよろしく」とかは、まず言わないでしょう。

 

ただ

ミカサには幸せになってほしいと思っている

だから自分がいなくなった後にどんな未来になったとしても、ミカサが幸せに過ごすのなら誰かを恨むことはない

そういう自分の気持ちを、ジャンには伝えたのかなと私は想像しました。

 

原作ラストの良いところ

原作とアニメでは「ミカサとジャンの数十年後の様子」も少しだけ描かれ方が違います。

 

私は「ミカサとジャンの生涯」については、はっきりと見やすい絵で描かれている原作のほうが好きです。

 

原作の絵では「エレンのお墓に花を供え続けるミカサ」だけが描かれているのではありません。

自分が年をとっても「エレンのお墓に花を供え続けるミカサ」をずっと側で支えるジャンの姿

もちゃんと描かれているんです。

 

精神的に支えるだけじゃなくて、ちゃんとミカサの肩を支えていたり、腰を支えている様子が描かれています。

 

口だけや形だけではなくて、エレンを大切に想い続けているミカサを、本当に心から受け入れて支え続けているジャンの姿に、私は感動しました。

 

進撃の巨人の34巻のラストは「台詞ない絵」の連続です。
にもかかわらず「ミカサは幸せな生涯を送った」ということがはっきりと分かる結末でした。

 

台詞はないのにとても心が温かくなる光景で、私は涙が止まりませんでした。

 

作者の方が描きたかったのはきっと「ミカサとジャンが結婚した」という結末ではなくて。

ミカサがエレンを失った後の世界も、幸せに生きたということ

「残酷だけど美しい世界」の”美しい部分”に目を向けて、確かに生き抜いたということ

 

そういう結末を描きたかったのだと思います。
なので結婚指輪の有無は、あまり関係ないことなのかなと。

 

指輪をしていても、していなくても。
ミカサにとってエレンはずっと大切な人だし、そのエレンを失った後も、ミカサは懸命に生きて、幸せな日々を過ごしたんです。

 

でも指輪がないと「結局、結婚したの?」という部分がはっきりしないので、アニメでは見えにくいけど指輪を描いたのだと思います。

 

伝えたいことは「結婚をした」という事実ではないので、目立つように描くことは避けたのかなと思いました。

 

あくまでも個人的な感想でしたが、最後まで読んでいただいてありがとうございました!

最後の様子は漫画の最終刊で読めるので、興味のある方はぜひ原作も読んでみてください。

 

またエレンとアルミンの最後の会話については、逆にアニメのほうが何倍も良かったです!
詳しくは次の記事にまとめているので、よければ合わせて参考にしてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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