ある職場で、毎日のように誰かを怒鳴り付けているパワハラ上司に遭遇したことがあります。
そのときに、ほとんどの人は耐えるという選択をしていました。
しかし、ある時期に1人の先輩が怒鳴り返したことがありました。
ちなみに、当時30代前半の女性の先輩です🍄
怒鳴り返した結果、その先輩は丸2日間かけてパワハラ上司と戦うことになりました。
後でその先輩から、色々と聞いた話もまとめています。
嘘みたいな本当の話ですが、どなたかの参考になれば幸いです。
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- 常に怒鳴り散らす上司
- みんな耐えていた話
- あるとき先輩がキレた
- 2日間、パワハラ上司と言い合いをしていた
- 見かねた係長が止めた話
- 結局、パワハラ上司が諦めた
- 3日後、なぜか仲良くなっていた
- まとめ【先輩の詳しい話】
常に怒鳴り散らす上司
私の遭遇したパワハラ上司は、1日のうち半分以上の時間は誰かを怒鳴りつけていました🍄
そのパワハラ上司は50代の男性管理職だったのですが、部下の書類を確認するたびに、書類を作成した部下を大声で呼びつけて、怒鳴っていました。
怒鳴る内容は、
◆ これじゃ処理できない!
◆ 日本語がおかしい!
◆ やり直せ!
など、とにかく何かを無駄に修正させるまで決してハンコを押さない上司でした。
みんな耐えていた話
そもそもの業務も忙しい部署だった上に、書類を上司に回すたびに返却されたのでは、仕事になりません🍄
そこで上司に意見すると怒鳴り散らされる時間が長くなるだけなので、耐えている人がほとんどでした。
理不尽と思えるような『修正しろ!』という命令に対しても、修正せざるを得ないような雰囲気でした。
あるとき先輩がキレた
しかし、ある先輩が突然キレたんです🍄
冒頭にも書きましたが、当時30代の女性の先輩でした。
その先輩も、普段は諦めてパワハラ上司の指示に従っている先輩だったので、部署の空気が一瞬固まったのを覚えています。笑
その先輩とパワハラ上司の声の大きさは、どんどんヒートアップしていきました。
そのため、何の話をしているのかは筒抜けでした。
そして話を聞く限りは、その先輩はとても理不尽な修正を命じられていることが分かりました。
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2日間、パワハラ上司と言い合いをしていた
『書類を作り直せ!!』と怒鳴り散らすパワハラ上司。
『この規則に従って作成しているので、問題ないはずです!!』と、同じくらいのトーンで言い返す先輩。
なんと、その日は1日中言い争いをしていました🍄
そして、翌日。
話が執着したのかと思いきや、その先輩は昨日と全く同じ書類を改めてパワハラ上司のところに持参しました。
この時点で、めっちゃ強いですよね。笑
そしてなんと、また朝から昨日の続きが始まったのです。笑
『この書類じゃ駄目だって言っただろ!!』と、パワハラ上司はそれはもう大激怒です。
見かねた係長が止めた話
その先輩は女性の先輩だったこともあり、見かねた係長がさすがに止めに入りました。
止めるというよりも自席に戻ってきた先輩に対して『気持ちは分かるけど、修正することはできないのか?』と聞いていました🍄
たぶん係長からパワハラ上司に助言しても、無駄だったのでしょう。
しかし、先輩は『修正する必要はないので!!』と言っていました。笑
ちなみに前日と同じく内容は筒抜けだったのですが、確かにその先輩の判断が正しいように思いました。
そして修正した場合は先輩だけではなくて、他の人にもしわ寄せがいくような内容でした。
その先輩は優秀な人だったので、意味のない修正で他の人にも影響が出るのなら戦ってやると思ったのかもしれません。
結局、パワハラ上司が諦めた
結局どうなったのかというと、言い争いを始めて2日目の夕方にパワハラ上司のほうが諦めました。
といっても、ブチ切れながらハンコを押していました。
『これで何かあっても、俺は責任をとらないからな!!』などと、子どもみたいな発言をしながらハンコを押していました🍄笑
たぶん、所属長からさすがに苦言を呈されたのかなと思います。
パワハラは見て見ぬふりをするような所属長でしたが、さすがに丸2日間も怒鳴り合いを続けられると無視するのも難しかったのでしょう。
ちなみに先輩は『大丈夫です!!何も問題ありませんから!!』と言い返して、ハンコを押された書類を受け取っていました。
私は尊敬のまなざしで見ていました。笑
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3日後、なぜか仲良くなっていた
こうなると、次の日からどうなるのか少し心配ですよね。
それが嘘のような話なんですけど、なんと翌日からパワハラ上司とその先輩は仲良くなっていたんです。笑
そしてその先輩は、パワハラ上司から怒鳴り散らされる対象から完全に外れました。
書類が返却されるどころか、その先輩の書類はほぼスルーです。笑
その先輩に話しを聞いたところ『本音で2日間怒鳴り合ったら、なんか仲良くなった!』と言っていました。
そんな馬鹿な話があるのかと、当時とても驚いた記憶があります🍄笑
まとめ【先輩の詳しい話】
その先輩は後日、怒鳴り合っていたときの話を詳しく教えてくれました。
先輩いわく、最後は2人とも涙目になって怒鳴り合っていたそうです🍄
お互い涙目になるくらいにヒートアップした状態で、2日間も怒鳴り合っていたんでしょう。
それは、確かに本気で怒鳴り合ったと言えるような気もしますが...笑
ちなみにその先輩は『めちゃくちゃ疲れた。あれはもう二度とできない』と言っていました。
ただ、この方法がうまく言ったのは、その先輩の人柄による部分も大きいと思います。
その先輩がハンコを押してもらった後は、パワハラ上司とその先輩はかなり険悪なムードになっていました。
でもその翌朝、その先輩は何事もなかったのように『おはようございます~』と挨拶できてしまえるような先輩だったんです🍄
ハートが強いというよりはさっぱりした性格の先輩で、私も好きでした。
パワハラ上司からすると、2日間も怒鳴り散らしたのに翌朝、何事もなかったかのように挨拶されて、逆に拍子ぬけしたのかもしれませんね。
こういう場合は下手に『昨日はすみませんでした』と謝ったり、お礼を言ったりすると逆効果なんだと思います。
もしも意図せずパワハラ上司にキレてしまった場合は、「あえて何事もなかったかのように朗らかに接する」という方法も有効なのかもしれません🍄
どなたかの参考になれば幸いです!
パワハラに合わないように自衛するための方法は、次の記事にまとめています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
他にも色々な記事を書いているので、合わせて読んでいただけると嬉しいです。
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