パワハラに合いやすい人が『どうすればパワハラに合わないのか』についてまとめています。
私は「自分がパワハラに合いやすい性質を持っている」という自覚があります。
対応策についてたくさん調べた結果、重要なのは次の2点だということが分かりました。
① パワハラ上司に、安心感を与えない
② パワハラ上司の、防衛本能を刺激する
この2点を元に具体的な方法を3つご紹介しているので、参考にしていただけると幸いです。
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体を鍛える
別の記事でも書きましたが、人は誰でも他者を見た目で判断しています。
パワハラ上司の場合は、その人に対する態度まで「見た目」で判断していることが多いです。
簡潔にいうと、第一印象でなめられやすい人はパワハラ被害に合いやすいです。
そのため男女問わず、まずは体を鍛えましょう。
『そんなの効果あるわけない!』
という方の気持ちもよく分かるんですが、1度想像してみてください。
中身が全く同じ人間であったとしても、次の2人のパワハラに合う確率は同じだと思いますか?
◎ 筋肉むきむきで強そうに見える人
◎ 猫背で軟弱そうに見える人
私は、違うと思います。
筋肉むきむきにまでならなくても、体つきが良いだけで、他者に与える印象は大きく変わります。
その人の性格を知らなくても、見た目は強そうに見えます。
結果的に、無条件に『自分に自信がありそうな人』という印象を与えることができるんです。
また、私たちの脳はとても優れた危機察知能力を持っています。
狩りで生活をしていたときの名残で、無意識のうちに働くレベルまで発達しているそうです。
そのため、見た目で相手の防衛本能を刺激できる人は間違いなくパワハラには合いにくいでしょう。
特に相手を攻撃することを好んでいるパワハラ上司は、普通の人よりも防衛本能が優れています。
部下に怒鳴り散らしているパワハラ上司ほど、上の人間にぺこぺこしたりしていませんか?
これは、防衛本能が過剰に働いている証拠です。
パワハラに合いやすい人が被害に合わないように自衛するためには、パワハラ上司に安心感を与えないことが必要です。
『見た目でなめられないこと』が、まずは大事ということです。
そのためまずは筋トレをして体つきを良くして『いざとなったらパワハラ上司くらいぶっ飛ばせる』くらいの力を身に付けましょう。
もちろん、本当にぶっ飛ばしたら駄目ですよ🍄
この社会は『手を出したほうが負け』ですから。
あくまでも
◎ 見た目でパワハラ上司の防衛本能を刺激すること
◎ 自分自身の自信と余裕につなげること
が目的になります。
理論武装する
身体的な安心感を与えない対策を行うと同時に、精神的な安心感を与えない対策も行っていきましょう。
パワハラに合いにくい人になるためには、精神的な面でもパワハラ上司の防衛本能を刺激することが必要です。
ちなみに理論武装する目的は、パワハラ上司を論破することではありません。
論破することが可能な自分を手に入れることで、精神的な威圧感を身に付けるためです。
人の性格は見た目では分からないけれど、弱い部分は見透かされます。
心の中に不安感や恐怖心、自信がない気持ちがあれば、パワハラ上司はその隙をついてくるんです。
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多くの知識を身につける
ここでいう「知識」とは、
◆ 一般的な教養
◆ コミュニケーションに関する知識
◆ パソコンの知識
など、とにかくたくさんの知識を吸収するという意味です。
具体的には、本をたくさん読みましょう。
本には先人の知恵が詰まっているので、膨大な量の知識を得ることができます。
たくさんの知識を頭の中に入れれば、自分の引き出しが増えます。
直接的に業務に関係がない知識でも、情報をたくさん持っている人間は色々な面で強いです。
理論武装するには、よりたくさんの知識があるに越したことはありません。
そして、結果的に自分の中に余裕も生まれます。
困ったことがあっても、自分の知識で解決できるという自信もつきます。
知識を増やせば、少しずつですが「精神的な強さ」も手に入れることができると思います。
とにかく仕事を覚える
仕事に関する知識を身に付けることも、もちろん効果的です。
特に公務員の方の場合は、上司の知識量を上回ることを目的にしましょう。
というのも『上司を超える』のは実はとても簡単だからです。
それは、公務員の職場には人事異動があるからです。
たまに10年以上在籍している強者もいるかもしれません。
それでも経験値で勝つことは難しくても、「知識量」で勝つことは努力次第では可能になります。
公務員の仕事は、その多くが「法律と前例」によって動いています。
極端な話ですが、上司が「経験値」で話すタイプだった場合。
あなたが「法律と前例」で武装すれば、上司は防衛本能を刺激されると思います。
つまり『いざとなればパワハラ上司を論破できる力を身につけよう』というお話です。
ここでいう論破も、実際にする必要はありません。
あくまでも『論破されるかもしれない。自分が恥をかくかもしれない』という恐怖感を、パワハラ上司に与えることが目的です。
無駄に「愛想良く」しない
私は、これが1番大事だと思っています。
真面目で温厚な人は『愛想よくすること』が、人間関係を良くする方法だと思っている場合があります。
自分でいうのもおこがましい話ですが、私がそうでした。
無愛想でいるよりも『適度に笑顔を見せる』方が人間関係がうまくいくと思っていました。
実際、同僚や後輩からは『優しい。説明が分かりやすい』と言われることが多くて、自然と指導係になっていることもありました。
一般的には、愛想の良い人は好かれると言われてます。
これは事実だと思います。
ただし、愛想の良い人は『パワハラ上司からは軽く見られる』
これも、また1つの事実だと思います。
いつも真面目で優しい人は、無駄に愛想よく振るまうことを意図的に辞めることが必要だと思います。
パワハラに合わないためには、無駄に笑顔を見せないことが鉄則です。
笑顔を見せるのは、誰かがあなたに優しくしてくれたときだけで充分です。
優しくしてくれる人にだけ、愛想良くふるまうようにしましょう。
嫌な言い方をすると『人によって態度を変えましょう』という意味にもなります。
それは悪いことだと思ってしまいがちですが、人によって受け取り方が違う以上、必要なことなんだと思います。
実際そのほうが、職場の人間関係はずっとうまくいくと思います。
私はこちらの本の影響でこう考えるようになりました。
私と似たような方は、この本の内容はとても参考になるかと思います。
【極端な話】面倒なオーラを身に付ける
最後に極端な話にはなるのですが『面倒そうな人だな』と思われればパワハラには合いません。
たとえば、亀田興毅さんや上沼恵美子さんがあなたの会社で働いたとして。
このお2人にパワハラをしようと思う人は、とても少ないんじゃないでしょうか?
強そうだし、怒ると負けそうだし、とりあえず面倒なことになりそうな気がしませんか?
公務員の場合は『面倒な職員』は仕事が減る傾向にあるように思います。
窓口で揉め事を起こす職員には、窓口当番なんかさせられません。
面倒な人に書類を突き返して『修正しろ!』と言ったところで、逆ギレされて面倒なだけです。
『もうこの書類でいいや』と思われて、すんなりと決裁が通るでしょう。
しかし、そんな面倒な人になることはおすすめしません。
職場のお荷物と化してしまい、恥ずかしい存在になってしまいます←
私がお伝えしたかったのは、パワハラに合いやすい人は『面倒な人オーラ』と真逆のオーラを身にまとっていることが多いということです。
◎ 揉め事が嫌いそう
◎ 従順そう
◎ 優しそう
◎ 真面目そう
◎ 温厚そう
これらは全て、普通の人にはプラスの印象を与えるかもしれません。
でも、パワハラ上司にとっては『パワハラしても大丈夫そう』だと認識されてしまうんです。
このことを知るだけでも、あなたの印象は少し変わると思います。
パワハラ上司の前でイメージするべきオーラは、亀田興毅さんか上沼恵美子さんです←
決してふざけていません🍄
中身は常識的なあなたのままで良いので、無難なオーラを放つのは少し控えてみるのがおすすめです。
まとめ
以上が、私が考える対処法です。
大事なのは、パワハラ上司の防衛本能を少しでも刺激することだと思います。
たぶんパワハラを受けやすいタイプの人は、身体的にも精神的にも、相手の防衛本能を1ミリも刺激しない性質を持っているのではないでしょうか。
繰り返しにはなりますが、普通の人にとっては、穏やかな安心感を与えると思います。
しかし、相手を傷つけることを好む人からすると、その安心感は隙になるんです。
まずは、体を鍛える。
次に、知識を吸収して理論武装する。
そして、パワハラ上司に、普通の人と同じ態度で接することを辞める。
これがパワハラに合いやすい性質を持っている人にとっての、1番有効な対応策だと思っています。
参考になれば幸いです。
また、パワハラ上司はこの世界に想像以上に多いです。
公務員でも民間企業でも変わりはなく、辛い目にあっている人はたくさんいると思います。
私は、自衛のための対処法をこの記事にまとめました。
でも、パワハラ上司と戦うべきだとは決して思っていません。
またパワハラ上司なんかのために、ご自身が本来持っている「優しさ」や「真面目さ」を失くす必要もありません。
この方法をとったとしても、人生においてパワハラ上司に遭遇するかどうかは、あくまでも運でしかないと思っています。
この記事の方法で自衛することをおすすめはしますが、もしもパワハラ上司に遭遇してしまったときは「休職する」「転職する」という方法を視野に入れることを、決して忘れないようにしてください。
パワハラというものは加害者から離れない限りそのストレスが続きます。
録音して証拠を突きつけたところで、そういう人が根本的に変わることはまずありません。
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パワハラを受けやすい人の特徴など、以下の関連記事も合わせて参考にしてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
他にも関連記事を色々と書いているので、合わせて読んでいただけると嬉しいです。
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