自治体職員として働く場合、多くの自治体では初日に配属先が発表されるかと思います。
配属先が決まったら、まずは『組織図』を確認することをおすすめします。
この記事では、次の3点についてまとめています。
① 組織図の見方
② 見るべきポイント
③ 確認することの意味
参考になれば幸いです!
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組織図とは?
『組織図』とは、企業や自治体の部門編成を一目で分かるように図式化したものです。
ほとんどの自治体は、ホームページで組織図を公表しています。
入庁時の資料として貰っていない方は、
『自治体(〇〇県 or 〇〇市)+組織図』で検索してみてください。
まるで家系図のように、図式化された組織図を見つけることができると思います。
ご自身の配属先が決定したら、この組織図を必ず確認しておきましょう🍄
自分の位置を確認できる!
組織図を見るといくつかの「部」から、たくさんの「課」が枝分かれしていることが分かると思います。
まずは、ご自身の配属先を確認してみてください🍄
自治体という組織の中での『自分の位置』を把握することができると思います。
また複数の「課」に対して、「部」は1つだけということが分かります。
このことから、例えば、
『隣の部屋は違う課だけど、同じ部長の下で働いているんだな』という感覚を持つことができます。
関連部署を把握できる!
組織図においてご自身の配属先と横並びになっている課は、業務上の関係が深い部署であることが多いです。
組織図で確認するとともに、庁舎の案内図でも位置関係を把握しておくことをおすすめします🍄
そうすることで外部の方への案内が必要になったときに、スムーズに対応することができます。
また違う部門であっても、業務上の関わりが深い部署ももちろんあります。
例えば『福祉部門』に配属された場合は『子育て部門』と関わりが深いことが多いです。
配属先の部署と関わりが深い部署については、先輩方からも教えてもらえると思いますが、合わせて組織図でも確認するようにしましょう。
組織図を見ればどのような部署と関わりが深いのか、組織内の関係性を把握することができます。
同期とスムーズに会話できる!
入庁後に新採研修などがある場合は、同期のみなさんとお話しする機会がたくさんあると思います🍄
その際に『どこに配属になった?』というのは、よく出る話題かと思います。
そのときに所属名だけを聞いても、あまり印象に残りません。
しかし事前に組織図をざっと見ておくと『あ!自分の部署と関わりが深い部署かもしれない!』と気付くことができます。
また「課」は違うけど「部」は同じ、という同期の方は何人かいらっしゃるかもしれません。
同期のみなさんは、組織全体に広く散りばめられることになります。
配属先を聞く前に、ぜひ組織の全体像に目を通しておきましょう。
そのほうが会話のイメージが膨らむし、印象にも残りやすくなりますよ🍄
同期との距離感に悩まれている方は、こちらの記事も参考にしてください!
まとめ
以上が、配属先が決まったら組織図を確認しておいたほうがいい理由になります。
またいくつか理由をあげましたが、組織図というのは『組織の全体像』になります。
もしこの記事でまとめたメリットに魅力を感じなかったとしても、ご自身の就職先となった組織の全体像には目を通しておくほうが良いかと思います。
ちなみに確認といっても『1回ざっと見ておく』くらいで大丈夫ですよ🍄
特に覚えようと頑張る必要はありません。
組織図は見てみると分かりますが、1回見ておくだけで組織の全体像がつかめるとても便利なものです。
あ
◆ 「部」はこれくらいの数があるのか~
◆ 「課」はこんなにたくさんあるんだな~
という感じで、軽く目をとおすくらいで充分です。
また最初の1週間の過ごし方などはこちらの記事にまとめているので、参考にしてください!
最後になりましたが、公務員になられたばかりのみなさんは、新しい環境で色々と悩むことも多いかと思います。
余談かもしれませんが、1番の大事なのは「健康」ですよ!
体の健康と、心の健康です🍄
あまり力を入れすぎると、逆に視野も狭くなってしまいます。
広い視野を持って業務に取り組むためにも、肩の力を抜いて、目の前の仕事を少しずつ覚えていくのが良いかと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。!
他にも色々な記事を書いているので、以下の関連記事についても合わせて読んでいただけると嬉しいです。
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