任期付き職員の5つのメリット!任期付き公務員のその後🌻【元公務員】

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この記事では、いわゆる非正規公務員である任期付の職員のメリットについてご紹介しています。

 仕事は楽?

 正規の公務員になりやすい?
 任期満了後はどうする人が多い?

という疑問について、公務員として働いていた実体験をもとにまとめています!

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正規職員に採用されやすい【※だたし自治体による】

★ 任期付き職員専用の採用枠がある自治体もある!

これは、自治体によって両極端です。
私のいた自治体では『任期付き職員が正規職員の採用試験に合格した』という話を聞いたことがありませんでした。

 

私の元職場では『現在、正社員として勤務している人』を、面接などで高く評価していたのだと思われます。

 

しかし、友人の勤務している自治体では『任期付き職員の人専用の採用枠がある』とのことでした。
ここでいう採用枠とは、大々的にそれを宣伝しているというわけではありません。

 

毎年1人から2人、任期付き職員をしていた人が必ず採用枠に入っているということです。

 

これは、縁故採用でもないし偶然でもありません🍄
『受験先の自治体で任期付き職員として働いている経歴をプラスに捉える自治体もある』ということです。

 

こういう自治体を見分けるためには、正規職員の採用案内を確認してみましょう!
採用案内などで『任期付き職員から正規職員へのルートがある!』とそれとなく伝えていることが多いんです。

1番分かりやすいのは『先輩職員からのメッセージ』というやつです。
どの自治体も、職種ごとに先輩職員のメッセージや動画をホームページで公開していることが多いです。

 

その先輩職員のなかに1人でも『任期付き職員として働いていました!』という方がいれば、ほぼ間違いなく正規職員への採用ルートが存在しています。

 

ちなみに友人談ですがそういう自治体の面接では『面接を受けることは、上司や先輩などに相談はしましたか?』と聞かれることが多いそうです。

 

おそらく『今の職場で良好な人間関係を築けているか』を確認しているんだと思います。
試験を受けるときは、あえて先輩や上司に『申し込みしてみました!』などと話しておくことをおすすめします🍄

 

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別の自治体の任期付き職員へ転職できる! 

任期が満了した後ですが、自治体によっては『再度、同じ自治体の違う部署で勤務できる』という場合があります。

また、もし任期が満了した場合も『別の自治体の任期付き職員として採用されやすい』というメリットがあります🍄

私が一緒に働いていた任期付き職員さんも、任期満了後はまた別の自治体で働かれていました。
役所って結構たくさんあるので『任期付き職員の仕事を続けたい』という場合は、良いかと思います。

段階的に仕事を覚えることができる

公務員は、正規職員の場合は配属されるとすぐに、先輩と同レベルの仕事を割り振られることが多いです。
その理由は、基本的には「人員増員」として新採が配属される例が少ないからです。

 

そのため、異動した先輩の後任として配属されることが多いんです🍄
また、公務員の職場は「新人にすぐ辞められたら困る」という考えがほとんどありません。

 

そのため、前任の先輩が担当していた仕事をそのまま1年目の職員が引き継ぐ、ということも珍しいことではありません。

 

しかし、任期付職員の場合は違います。
部署にもよりますが、正規職員と比べると「突然山ほど仕事を渡されて、放置」なんてことは珍しいと思います。

 

個人的には、任期付き職員として数年働いた後にその自治体で正規職員になることができた方は、1番良いように思います。
たとえ違う部署であったとしても、庁舎の内部や基本的なシステムを少し知っているだけで全然違うと思います🍄

パワハラを受けにくい

公務員の世界には、パワハラがめちゃくちゃ横行しています。
しかし、任期付職員の方がパワハラの標的になることは珍しいように思います🍄

公務員の職場では、少し悲しいですが「任期付職員」のみなさんは、やはりどこか「外部の方」という認識をもたれるからだと思います。

 

例えば、正規職員の場合はパワハラを受けても労働基準法の対象外になります。
労基に相談に行っても「まずは内部組織に相談してみてください」と言われて終了なので、パワハラ上司が処分されることはかなり稀といえます。

 

しかし、任期付き公務員の方の場合だと少し事情が変わります。
パワハラ上司であっても「万が一、外部の人に訴えられたら面倒だな」という認識がはたらきます。

 

これは偏見かもしれませんが、公務員の職場でパワハラをする人は保守的な思考の人が多いです🍄笑
部下には偉そうにするけど、上司には媚を売ったり議員先生にはぺこぺこしたり。

正規職員が相手だと「どうせ辞めないだろう」と思っているパワハラ上司でも、任期付き職員の場合だと「退職後に訴えられたら面倒だな」という意識が働くんだと思います。

 

個人的には「パワハラを受けにくい」ということは、任期付職員の大きなメリットだと思います🍄

サービス残業が少ない

これも自治体によるとは思います。

 

しかしどの自治体も、任期が満了した後に、
「実は、サービス残業を合計◯時間していたんですけど!」と問題にされることは恐れています。
公務員という組織は「外部から非難されること」を極端に警戒しているんです🍄

 

新規採用職員が深夜に一人で残業している、ということはよくあることだと思います。
しかし、任期付職員の方が深夜一人で残業している、なんてことはほぼ有り得ないことだと思います。

 

逆に言えば、そういう職場なら違う自治体の任期付職員に転職することをおすすめします。

まとめ

メリットについていくつかお伝えしましたが、自治体や配属部署によって大きな差があるということにはご注意ください🍄

 

これは私の働いていた自治体のお話ですが、配属部署によって任期付職員さんの扱いが全く違いました。

公務員は同じ自治体でも、「配属部署」と「上司」によって職場の雰囲気が全く違います。
というか、ほぼ別の会社です🍄笑

 

そのため、とある部署では、
『何かお手伝いできることありますか^^?』
と、とても平穏に毎日をおくっている任期付き職員さんがいました。

 

かと思えば別の部署では、毎日とても大変そうに仕事をしている任期付き職員さんもいました。

 

任期付き職員は、基本的には部署異動がないことが多いです。
そのため配属される部署、そしてその部署の人間関係に大きく左右されてしまいます。

 

そして正規職員を目指す場合、自分の経歴を考えると「任期が満了するまで辞めにくい」ということが考えられます。

任期付き職員は『役所で働きたい!』という方には、どちらかというとメリットが多いように思います。
しかし『正規職員までのつなぎで、任期付き職員を経験したい!』という場合は、あまりおすすめできないかなぁと思います🍄

 

お給料も低いですし、行政以外の場所で色々な経験を積むほうが面接でも有利だと思います。
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任期付き職員のデメリットについてはこちらの記事にまとめているので、参考にしてください☟

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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