公務員に向いていない人の特徴5選!🌻向いてないから辞める人はどんな人?

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元公務員の経験から、公務員に向いていない人の特徴を5つまとめています!
ちなみに『パソコン操作が苦手な人』など、努力次第で改善できそうな内容は含めていません。

 

この記事を読んでいただくと、絶対的に公務員に向いていない人はどういう人なのかが分かります!

 

まとめ部分には、この記事の内容に当てはまっている人に向けてメッセージも書いているので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

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時間とともに成長するタイプの人

意外かもしれませんが、公務員に1番向いていないのは『こつこつ努力して成長していくタイプ人』だと思います。

 

もう少し具体的に言うと、

 飲み込みが遅い人

 基礎知識を固めてからでないと飛躍できない人

のことです。
その理由は、公務員の世界では数年おきに人事異動があるからです。

 

こつこつタイプの人が公務員になると、

私は能力が低いから仕事ができないんだ...

という自己嫌悪の無限ループに陥ってしまいます。

こつこつタイプ VS.器用貧乏の人

オレンジが『こつこつタイプの人』
青色がいわゆる『器用貧乏な人』です。

 

器用貧乏タイプの公務員さんは、1年目からある程度の仕事をこなせます。
そのため、上司や先輩からは高く評価されることが多いです。

 

しかしそれなりに仕事をこなすのが上手なだけなので、4年目くらいからは荒が目立ち始めます。

 

でも器用貧乏な人にとっては、公務員は天職です。
ちょうど荒が目立ち始めた時期に、違う部署に異動になりますから🍄

 

逆にこつこつタイプの人は、やっと評価され始めた頃に違う部署に異動になります。
つまり、また1から覚え直しということです。

致命的に向いていない理由について

公務員の人事異動では、人柄や仕事ぶりなどが同僚や上司から事前に伝わっていることがよくあります。

異動してくる人はきっちり仕事してくれるタイプだよ!しっかりしてるから大丈夫♪

などと4~5年目の仕事ぶりしか知らない人からの情報つきで異動してしまうと、どう考えても期待ハズレの人材になってしまうので最悪です←

 

さらに公務員は、3年くらいで異動になることもよくあるんです。

 

『こつこつ努力して仕事を覚えていく人』は、数年おきに業務ががらっと変わってしまう公務員の仕事は致命的に向いていないように思います。

 

というか私のことなんですけどね。笑
私は3つ目の部署くらいでこれを悟り、退職の意思を固めました。

 

私と似たようなタイプの人は部署異動のたびに苦労するので、結構辛いかもしれません🍄

軽く見られやすい人

2つ目の特徴は『軽く見られやすい人』です。
公務員の敵は、窓口で怒鳴り散らしてくる人だけではありません。

 

1番の敵は、間違いなく上司です。
公務員は、パワハラ上司がかなり多い職場です。

 

休職者も多いし、最近は公務員の世界でも『若者の早期離職』が問題になっていますよね。

 

軽く見られやすい人は窓口対応だけでなく、上司からのパワハラ被害に遭遇する可能性も高くなります。

 

個人的には『軽く見られやすいかどうか』は、公務員として働く上でかなり大事だと思います。

 

自覚がある人は早めの対策をするべき理由

ちなみに私はめちゃくちゃ軽く見られやすいタイプなので、これまた苦労しました。

 

パワハラ上司が多い自治体で働いていたこともあって、最初の2年間は本当にいつも地獄でした。

 

もうパワハラには合いたくないと思った私は、ありとあらゆる本を読んで対策を練りました。

 

そして自分の中身は変えなくても、見せ方を少し変えるだけで得をすることは多いということを知りました。

 

1番おすすめの本はこちらです。
私と似たような方はぜひ1度読んでみてください。


公務員に限らず、軽く見られやすい人はどの職場でも無駄に苦労することが増えます。

 

これは私の実体験から、そう断言できます。
軽く見られて良いことなんて、何一つありません🍄

 

特に不特定多数の人が集まっている職場のおいては、軽く見られない工夫を自分自身でしておくことが大切だと思います。

『軽く見られやすい人』は必ずその自覚がある

ちなみに自分自身が軽く見られやすい傾向にあるかどうか分からない人は、全く問題ありません。

 

軽く見られやすい人は、今までの人生で何かしらの嫌な経験をしてきているので、必ずその自覚があるんです。

 

逆に今の時点で見に覚えがない人は、深く気にしなくても大丈夫です🍄

HSP気質の人(感受性が強すぎる人)

3つ目は、HSP気質の人です。
たまに『私、繊細だから~』などと自分で言いまくっている人もいますが、おそらくそういう人は大丈夫です。笑

 

本当に危ないのは、他人にそんなことを言えないタイプの性質の人です。

 

HSP気質のみなさんは『心のスイッチを閉じる方法』を身に付けておかないと、公務員の仕事は少し辛いと思います。

配属部署によっては心を抉られる機会が多い

たとえば私の場合は、生活保護課を経験しています。
福祉の専門職採用を行っていない自治体では、突然配属されることもあるのでご注意ください。

 

また子育て関係の部署に配属されると、虐待の証拠となるような写真を見ないといけなかったり...
虐待されると分かっている親の元に、子どもを返さないといけなかったりします。

 

ちなみに怠慢ではなくて、日本の法律がそうなっているんです。
職員の判断で、絶対的な権利をもっている親から子どもを取り上げることはできません。

 

公務員の休職者の中には、仕事が忙しいことに加えて『自分自身が非情な判断をせざるを得ない状況』に耐えられなくて休職する方も実は多いんです。

 

有事の際は動員される

公務員は、何かあったときには動員されるというリスクも常にあります。

 

感染症が蔓延したときは、多くの事務職員が保健所に動員されて話題になりましたね。
また大きな地震があったときは、他府県でも避難所に1週間くらい動員されるということもよくあります。

 

そして動員されるのは、地震などの災害時だけではありません。
個人的に1番厳しいなと思うのは、鳥インフルエンザなどが発生した時の殺処分の際にも、普通の自治体職員が動員される可能性があることです。

 

被害の規模が大きい場合は、事務職の手も借りないといけないということです。

 

テレビのニュースにも、たまに写っていますよね。
あまり知られていませんが、あの防護服を着ている人の中にはごく普通の事務職員が含まれていることが意外と多いです。

公務員はほぼ全てを受け入れている人が多い

ちなみに私は経験がありませんが、殺処分の際のマニュアルは読んだことがあります。
平気な人は仕事と割りきれると思いますが、私ができるかと聞かれれば絶対に無理だなと思いました。

 

ただし、公務員になるとそんなことは口が裂けても言えません。
1番辛いのは殺処分をする側ではなくて、間違いなく被害にあった農家さんだからです。

 

それに鳥インフルエンザの場合は感染力がめちゃくちゃ強いので、万が一発生したら即動員がかかるそうです。

 

有事の際は、誰かが感染を食い止めないといけないんです。
そして誰かがやらないといけない仕事は、問答無用で公務員の仕事になります。

 

長い公務員人生の中で、いつどんな災害が起るかは誰にも分かりません。

 

そのため運が悪ければ『何があっても仕事と割りきってこなせる使命感』みたいなのが求められる場面に遭遇するかもしれません。

でもさ、そんな使命感ある人のほうが少ないでしょ?

と思うじゃないですか!笑

 

でも私が働いていた自治体では、おそらく8割以上の人にはその覚悟があるように思いました。
さすがに戦争とかは無理ですけどね。

 

逆に言えばそれ以外のことで動員がかかれば『まぁ仕事だし仕方ない』と自分の気持ちを調整できるんだろうなという人のほうが圧倒的に多数派でした。

 

ちなみに公務員を長く続けると、嫌でもそうなっていくと思います。笑
逆にいうとそうなれなかった人は退職していきます🍄

致命的にリーダーシップをとるのが苦手な人

4つ目は、

絶対にリーダーシップはとりたくない!係長とか無理!

というタイプの人です。

 

公務員は必ず出世する

公務員は自治体にもよりますが、半強制的に出世することが多いです。
何歳まで平社員でいられるかは分かりませんが、おそらく8割以上の確率で最終的には係長のポジションには就くことになります。

 

問題は、

① 能力が低い

② 係長をやる意思がない

にもかかわらず係長になることが、普通にあるということです。
私の自治体では、係長になって1年目で退職した人すら何人かいました。

 

初めての部署で係長に!?

おまけに公務員の職場では、初めての部署で係長として配属されることもよくあります。

 

ちなみに私は、致命的にリーダーシップがとれません。笑
みんなの前に出て説明したりするのも苦手なので、どう考えても初めての部署で係長とか無理だろうなと思っていました。

 

そしてこの事実も、公務員の退職を後押ししました。笑

公務員の仕事を無意味だと感じる人

最後は、公務員の仕事を無意味だと感じる人です。
これは民間からの転職者や、技術職などの専門職の方に多い転職理由だと思います。

 

法律の範囲内のことしかできない

公務員の仕事は、その全てを法律どおりに行う必要があります。
もちろん個人の裁量が大きい業務もありますが、広い意味では法律の範囲内のことしかできません。

 

言うなれば、法律どおりに国の制度を正しく運用するお手伝いをするのが公務員ですから🍄
そして、多くの公務員はその事実をちゃんと分かっています。

 

自分自身は『心から無駄だな...』と思う手続きであったとしても、

① 法律で決められているから仕方ない

② 上司(=組織)の判断だから仕方ない

という認識で、仕事をこなしていきます。

 

根本の部分に『やりがい』を見いだせるかどうか

ちなみにこの記事に詳しくは書きませんが、生活保護の仕事なんて本当に意味を感じないことのほうが多かったです。

 

でも『生活保護制度を維持する』ということが、大事な務めの1つだと私は思っていました。

 

生活保護制度を維持することは、誰かにとっての最後のセーフティネットになり得ますから。

 

これは一例ではありますが、一見『なんでこんなことしないといけないの?』と思うことがあったとしても、遠い視点で見れば何かしらの意味は見つかります。

 

どの部署に配属されたとしても、それを見つけられるかどうかが大事かなと個人的には思います🍄

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まとめ【向いていなくても頑張れるかどうかが大事】

公務員に向いていない人の特徴は、次の5つです!

① こつこつ努力して成長する人

② 軽く見られやすい人
③ HSP気質の人(感受性が強すぎる人)

④ 係長が絶対にできない人

⑤ 公務員の仕事を無意味だと感じる人

ちなみに私は、①から④の全てに当てはまっています。
しかし自分で言うのもとても変な話で恐縮なのですが、内面的な部分では公務員という仕事に向いていたと思うんですよね。

 

①から④の特徴は、良い意味に言い換えるとこうなります。

① 真面目な人 

② 温厚な人
③ 優しい人
④ 事務作業が得意

おまけに公務員の仕事は意味があるものだと、ちゃんと理解もしています。笑

 

私は退職したのに本当に勝手なことを言いますが、この記事の特徴に当てはまっているからといって、公務員を退職する必要は別にないと思っています。

 

第三者の立場で考えると、やっぱり真面目で優しい人に公務員でいてほしいと思いますから🍄
口が上手いだけの人が公務員になりやすい時代になってきているからこそ、なおさらそう思います。

 

それにどんな仕事を選んでも、自分に合わない部分は必ずあります。
苦手な人とも関わらないといけないし、やりたくないと思う業務も絶対にあるでしょう。

 

大事なことは『そういう状況のときに頑張ろうと思えるかどうか』だと私は思います。

 

たとえ『向いていないな...』と思うことが多かったとしても、

① 公務員になりたい

② 公務員を続けたい

という気持ちがあるなら、仕事と割り切ってがんばってみるのも選択肢の1つかなと思います。
どんな仕事を選んでも、それなりに努力しないといけないことは必ずありますから🍄

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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