この記事では、次の内容について解説しています!
① 公務員が労働組合に入るメリット
② 組合に入らないデメリット
③ 私が組合に加入した理由と結末
多くの方が疑問に思う『労働組合は強制加入なの?』という疑問にもお答えしているので、参考にしていただけると幸いです。
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公務員の労働組合は強制加入?
結論としては、強制加入ではありません!
ただし実態としては、公務員の職場でも組合には入っている人のほうが多いかなと思います。
組合に入っている人の割合は?
◆ 7割〜8割は加入している
◆ 加入するのが当たり前の自治体もある
私の元職場では、加入している人が7割~8割という印象でした。
どの部署でも、組合に加入していない人は普通にいました。
ちなみに公務員の友人たちにも聞いてみたところ、小規模の自治体では『組合に入るのは当たり前』という雰囲気が強いところもあるみたいです🍄
組合に加入するメリット
ZERO〜♪
個人的な意見にはなりますが、正直メリットは1つもありませんでした!笑
後で詳しく書きますが、私は組合に加入していました。
メリットがあると思ったため加入したのですが、結局メリットはゼロでした。
組合の成果というものは、表向きは『労使交渉のおかげで〜』などとアピールしていることが多いですが、公務員の待遇面は法律や条例によって色々と定められています。
民間企業とは違って、組合がいくら直訴したところで、現実的には組織に大きな変化をもたらすことはないように思います🍄
加入しないことでデメリットはある?
フリーライダーってよく聞くよね〜
デメリットは『フリーライダー』になってしまうことです。
労働組合の働きかけで職場環境が良くなった場合、組合に入っていなくてもその恩恵は受け取ることができます。
そのため一般的には『労働組合に入らない人は自己中心的だ』と言われれることが多いです。
ただし、個人的にはこれは民間企業の場合のお話かなと思います。
先ほども書きましたが、公務員の職場で労働組合が職場環境に影響を与えるだけの出来事が起こりうるとは、私には思えません🍄
とはいっても、労働組合の実態は自治体によって色々です。
そのため自治体で配られている『労働組合の会報誌』などを事前に読んでみることをおすすめします。
『組合の交渉により〇〇が実現した!』などと書かれているので、加入前にそちらを確認してみてください。
もしそこに確実なメリットが記載されているのであれば、フリーライダーにならないように組合に加入されることをおすすめします🍄
体験談:私が組合に加入した理由とその結果について
次は私の実体験を元に、次の3つについて詳しくまとめています!
① 組合に加入したときの流れ
② 私が加入した理由
③ 実際に加入してみて良かったことはあった?
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ほぼ強制加入だった
まず大前提として、私の自治体ではほぼ強制加入でした!
配属初日に自席に行ったときには、既に名前入りのシャーペンが置かれていました。
もちろん1ミリも頼んでいません。
『なにこれ?』と思っていたら、速攻で組合の人が現れました🍄
有無を言わさず『こちらにお名前の記入をお願いします!』みたいに言われました。
何の説明もなく署名しろとか、新手の詐欺じゃん!
と正直思いました。笑
少し躊躇していたところ、同じ課に配属された同期が速攻で申込書を提出しました。
そして組合の人から『同期の方も提出されてますよ』みたいに圧をかけられました。
ここまでヤバい自治体は、私のところくらいかもしれません。笑
ちなみに小さい町役場とかではなくて、比較的大きめの自治体です。
そんな詐欺師みたいな勧誘をするってことは、何か後ろめたいことがあるんだろうなと私は思いました。笑
だってちゃんと活動して実績があるなら、それを説明して署名をもらうほうが良いですよね?
怪しすぎる!!めちゃくちゃ署名したくない!!!
と心の底から拒否したくなりました。笑
加入した理由は2つ
ただ、私はもともと組合に加入するつもりではいました。
理由は、次の2つです。
① 周りの先輩の目線を気にした
② パワハラ対策として加入した
まず『組合に入っている先輩からよく思われないかもしれない』と心配だったからです。
仕事の質問がしづらくなるくらいなら、組合に入ったほうが良いかなと思いました。
また労働組合は、パワハラ被害にあったときの相談先の1つになります。
そのため組合に入っておくほうが『パワハラしたら組合に相談されるかも?』という心理が上司側に働いて、パワハラ被害に合いにくいかなと思ったんです。
また、いざというときに相談できる窓口は多いほうが良いですよね。
公務員の世界にはパワハラが多いことも、私は事前に知っていました。
そのため『パワハラにあったときに、組合に相談できる選択肢を残したかった』ということが、私が労働組合に加入した1番の理由になります🍄
結果:全く役に立たなかった
結果的に、何の役にも立ちませんでした!笑
私が公務員を退職した理由の1つは、パワハラ上司が多すぎる職場環境にうんざりしたからです。
『組合に相談しなかったの?』と疑問に思う方もいるかもしれません。
しかし公務員として働いてみて分かったことは『パワハラ被害を組合に相談するにはかなり勇気がいる』ということです。
おまけに相談したからと言って、本当にメリットになるのかは分かりません。
組合に相談するとどうなるのかはこちらの記事に詳しくまとめているので、合わせて参考にしてください。
組合に入っていない人はいた?
ちなみに私の自治体では、組合に加入していない先輩も普通にいました。
なぜ分かるのかというと、組合の加入者には定期的に会報誌やメールが届いたからです。
メールは一斉メールなので、アドレスが含まれていない先輩は組合に非加入ということが分かります。
ただですね、私の職場では『誰が組合に入っているか』なんて、気にしている人は誰もいませんでした。
組合の人が、勝手に強引な勧誘をしているだけの状態ということです。笑
このあたりは自治体の雰囲気にもよりますが、もし組合に入らなかったとしても、先輩との関係性に影響を与える心配はほぼないように思います🍄
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まとめ【組合に入って得たものと失ったもの】
労働組合は自治体によっても変わりますが、月々数千円の会費であることが多いです。
一般的には、お給料が増えると会費も少しずつ上がっていきます。
仮に毎月3,000円として計算すると、こうなります。
◆ 1年間で36,000円
◆ 10年間で36万円
◆ 定年まで働くと約150万円
高いっ!!!!!笑
途中で転職した私でも、計算するとかなりの金額を納めていて驚きました。
それと引き換えに私が得たものは、名前入りのシャーペン1本です。笑
ちなみにこのシャーペンはまだ自宅にあります。
換算するとかなりの高級シャープペンシル(※本当は安物ですが)だと思うと、勿体なくて捨てられません。笑
まぁ書き心地は悪くないので、壊れるまで自宅で愛用しようかなと思っています。笑
得たものは本当にこれだけです🍄
今の私なら、迷わず入らない選択をします。笑
ちなみにこの記事は、あくまでも私の場合のお話です。
労働組合は、別に悪いことをしている団体ではありません。
加入するかしないかは、ご自身の就職先の自治体の労働組合の実態を含めて、よく考えて決めてくださいね。
ちなみに全職員がほぼ加入しているような自治体の場合は、悪目立ちしないために加入しておくほうが無難かなとは思います🍄
そうではない方は、一旦は入らない選択をして、入りたくなったらすぐに加入すれば良いかと思います!
自治体によらず、組合は常に会員を歓迎してくれると思いますので。笑
私がおすすめする『公務員の職場で労働組合に入らなくても済む方法』は、こちらの記事でご紹介しているので参考にしてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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